安中市松井田町 五料の茶屋本陣 ひなまつり展
H24・2・11
(土)
  自宅10:10発→地元「公民館祭り・展示の部」見学→箕郷町→安中市11:35五料の茶屋本陣
 →秋間梅林→おみた饅頭→
箕郷→自宅                                           
 表示:  → 一般道   …歩き
 新聞の地方版はあなどれない。その季節折々の情報が満載である。過去に「昔雛」の展示を見たいもののチャンスが無かった。紙上発表の記事を見て、翌日の土曜日に出かけてみた。
茶屋本陣
 中山道の休憩所として、参勤交代で街道を往来した30家以上の大名に利用されたそうです。
 茶屋本陣の裏手高台には、上信越自動車道が通っている。何度も何度も利用しているのに茶屋本陣の存在すら知らなかった。いかに限られた範囲内の生活しかしていないというのが如実です。
茶屋本陣 お東 門
茶屋本陣 お 西
  入口になっている西建物前の門をくぐる。
 二軒並んでいる西方の建物が【お西】、東方に建っているのが【お東】という。お西は、当主の中島公男氏から寄贈されたものである。
西方に建つ「お西」
土間の展示物
     お西・お東とも県指定史跡になっている。
 
 「お西」でひな祭り展が行われています。
 

茶の間から2階へ続く、階段より見下ろして
茶の間  囲炉裏 
約1,000体のおひな様   
   
茶の間南側の廊下から   左 福禄寿雛他  
     
 手前 裃雛(かみしもひな)    「享保雛」 江戸時代の享保の頃作られた 
     
赤ちゃん雛  玩具と思わせるような人形達  右 「高砂雛」
   
裃雛(かみしもびな)  
 裃雛は、衣装人形の中の坐雛(すわりひな)の分類に入るものだが、幕末から昭和初期まで当地方における「おひな様」の主役であった。着物の両肩がピンと横に張っていて、「かみしも」のように見えることから付けられた名である。【パンフレットより】 

春を見つめているんでしょうか?裃雛(かみしもびな) 
 裃雛(かみしもびな)が整列をして迎えてくれました。お顔を良く見ると可愛いいです。
 私が子供の頃、祖母が飾る雛様は、このようなお雛様でした。叔母達が初節句で頂いたものか、買ってもらったものでしょう。孫である私の雛様と一緒に飾った記憶があります。
 時代の変遷で最近は、雅になった雛様を沢山見る。何時の時代でも娘の成長を雛様に託すのは、昔も今もかわらないのですね。
茶屋本陣 お 東
 お東は、平成4年当主の中島徳造氏から寄贈されたものである。
 お東は、間口13間半、奥行7間・総二階建、切妻造り。修復工事をされているものの江戸期のまま残されている。
【パンフレットより】
 
   
 約1,000体のお雛様は、安中藩のお殿様からいただいたという雛を、市民から寄贈された雛、住民から寄贈してもらった雛等が全てです。作者が群馬県の雛もあって珍しいそうだ。
 見学者の人が『現代の雛様は、顔つきが皆おなじですね。』と言っていた。裃雛の雛様は、よ〜く見ると違います。「高砂」のおじいちゃんやおばあちゃんも違います。段飾り、御殿飾り、お遊びに使ったと思われる生活雛などもあり、見ごたえのある楽しい時間を過ごしました。
 お西、お東には、小正月の飾り物や生活用具・農工具の展示物が沢山ありました。
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