|
湖東三山 西 明 寺 |
|
養老SAにて午前3時、雨の音で目が覚める。目茶目茶お天気が悪そう。今年のお出掛けは、 毎回雨がつきものである。開き直ってまた眠る。何やら朝の動きが、外から聞こえてくる。SA内の駐車場は満車である。眠る時は、大型トラックが満車でした。朝は乗用車がまあ〜、こんなにどこから集まってくるのでしょうねえ〜。という私達もその一組でした。朝定食を頂き、目的地の西明寺に向かう。8時37分、観光バスが2台 普通車が数台止まっている。まだまだ空いている。雨がぱらつく中しっとりとした風情、いいじゃない!
|
西明寺 山門 |
|
山道を登り上げると、蓬莱庭入口となる。期待を裏切らない紅葉がこの山道を埋めつくし、来て良かったと思った。雨に濡れているので、紅葉が鮮やかに映え美しい。
天然記念物「不断桜」が咲いている。庭園から一方通行の登り専用の山道へと進む。ここへ来て万歩計を忘れた事に気が付いた。
今日一日は御寺さん巡りです。歩きますね〜。登って下りての続きです。さて、何歩になるんでしょう? |
|
|
庭園入口 |
|
|
名勝庭園 蓬莱庭 |
|
|
本堂と国宝三重塔が見える所まで来た。ひとしきり雨が強い。真紅のもみじからしずくが落ちて綺麗!綺麗!です。
龍應山 西明寺(天台宗)
平安時代の承知元年(834)に三修上人が仁明天王の勅願により開創された寺院
源頼朝が来寺して戦勝祈願されたと伝えられている。(パンフレットより) |
夫婦杉(樹齢1000年) |
|
本堂の屋根と国宝三重塔 |
山道 |
|
湖東三山 金 剛 輪 寺 |
|
3年前の記憶っていい加減です。駐車場から最初にあるこの黒門に大きな「わらじ」がかかっていたような気がしたのですがありません。間違いです。二天門でした。
門をくぐってからの紅葉が美しい。美しさの表現をもっと的確に伝えられないのかと焦れったい。例えるのが難しい位の美しさです。
|
|
黒門 |
|
|
パンフレットには、11月から12月は血染めのもみじが鮮やかな赤に染まりますと有ります。 う〜ん、確かにその通りかもしれません。い・や・は・や溜息ばっかりです。
松峰山 金剛輪寺(天台宗)
聖武天皇の祈祷寺として行基菩薩が天平13年(741)に開山されたお寺です。源義経が義仲を追討せんとして近江に来たり、当山に参籠数十日、武運必勝を祈願し、太刀を寄進しました。 |
|
|
|
名勝庭園内の滝 |
飛び石に散る血染めの紅葉 |
織田信長は比叡山を焼き討ち、金剛輪寺も火をはなったが、当山僧侶の奇智により、本堂・三重塔・二天門は免れた。
湖東三山の中で、本殿までの道のりが一番長いのが金剛輪寺です。ずっと登りで見学しながらのんびりで50分程かかっていた。下りは20分弱1km強と推測ができる。その山道に千体の地蔵が延々と続く。
本殿前に、まさしく血染めのもみじが有った。
黒門を出ると茶店が有り、赤褐色のこんにゃくのみそおでんを売っていた。2本買って食べる。???普通の味でした。 |
|
|
千体地蔵 |
|
二天門 |
本堂(国宝) 冬桜ともみじ |
|
湖東三山 百 済 寺 |
|
近江最古級の古刹へ。順調に西明寺と金剛輪寺を見学してきた。ここ百済寺は前回、駐車するのに大変混んでいた記憶がある。人出は多いのですが、雨が降ったり止んだりの天気なので幾分客足が少ないのでしょうか。駐車場にはすんなりと入れた。位置的に山門の赤門と仁王門の中間にある。
釈迦山 百済寺(天台宗)
百済からこの地に来た渡来人のため、推古14年(606)に聖徳太子が建立した近江最古刹です。本堂は室町時代の明応7年(1498)に火災にあい、文亀3年(1503)に兵火をうけ、さらに織田信長によって天正元年(1573)全山焼失しました。
|
仁王門 |
|
|
|
|
|
その後天正12年に堀秀政により仮本堂が建立。
のち天海僧正の高弟亮算が入寺し、堂舎再興の勅許を得て諸国に勧進し、江戸時代の慶安3年(1650)現在の本堂が竣工。
|
|
|
庭園 |
百済寺の標高は300m〜350mと湖東三山の中で一番高い所にある。他二山に比べて、紅葉は進み、黄葉が多かった。庭園見学時には、雨が降ってきた。 |
|
|
|
|
|
湖南三山に移動する前に昼食にした。道の駅「あいとうマーガレットステーション」
突然ヒマワリが目に飛び込んだのに驚いた。秋のヒマワリが咲いていたのです。 |
|
|
|
|
|
もう一つ驚いたのは、私の注文したメニュー甲賀流 忍者うどんセット甲賀産「紫黒米」を使用した忍者のような黒いうどん。
のどごしがよく、ビタミン・ポリフェノール・食物繊維たっぷりです。紫黒米うどん・山菜ごはん・一品・香物 と、お店のキャッチフレーズです。うどん好きなので食べてみた。結構 美味しかった。ちょっと、イカ墨入りうどんのような見た目でした。 |
|
湖南三山 善 水 寺 |
|
今回の旅の目的地、湖南三山一つ目のお寺さん善水寺。雨はパラパラと降っている。
湖東三山のような艶やかな紅葉ではないが、静かな趣のある紅葉である。団体さんが折しも良く入寺した。後について、本堂の中で法話を聞く。
岩根山 善水寺
奈良時代の和銅年間(708〜715)元明天皇勅命により鎮護国家の道場として草創。和銅寺と号した。後に桓武天皇御病の際、霊仏出現の池水をもって平癒「善水寺」の寺号を賜った。 |
鐘楼とお庭 |
|
|
|
|
名水と知られる清水を頂いた。 |
国宝本堂 |
|
六所権現 |
|
湖南三山 長 寿 寺 |
|
長寿を願うのは、だれしも同じ。行く場所場所にて家内安全、無病息災を願う。長寿寺では、自分達の長寿を願った。お守りはお互いに買って渡す。健康である事、こうしてぶらっとお出かけが出来る事、好きな山にも登れる事。おっと、いつの間にか欲張りな願いになりました。平々凡々で良いです。と願いなおす。
長寿寺
聖武天皇の天平年中(729〜748)良弁僧正によって建立された勅願寺。良弁僧正皇女の長寿を願ったことから長寿寺という寺号を授かる。子宝・安産・長寿の寺 |
山門 |
|
|
|
本堂の中では、祈願者が所狭しと正座をしていた。
山門から本堂までの100m程の美しさに歓声を上げてしまった。
この参道を帰りながら、長寿を願いお賽銭を奮発した私達は、仏様にどのように受け止めてもらえたのでしょうか?疑問です。 |
山門 |
本堂 |
|
|
湖南三山 常 楽 寺 |
|
|
常楽寺は、午後4時が閉門です。間に合わず、門前の駐車場
ガードマンさんに止められた。
常楽寺
鎮護国家、鬼門除けのため、元明天皇の勅命によって創建。奈良時代、和銅年間(708)に良弁が開基した阿星寺五千坊の中心寺院 |
|
|
|
車のナンバーを見たガードマンさんは、『境内は真っ赤な紅葉なんですが申し訳ありません。』と、頭を下げてくださった。私達が遅いんですから気になさらないでください。
写真だけ撮って、帰る。 |
|
|
|
|
|
長寿寺山門前で、地域のイベントが行われていた。近江牛100%入ったコロッケを買って食べる。夕方ですもの(^O^)小腹がすいて美味しかった。
これから栗東市のホテルに向かうが、その前に草津市の日帰り入浴温泉に行く予定です。温泉王国の我県みたいに、市・町ごとに温泉施設などは無い。宿泊する隣りの市へ向かう。駐車場に入ってびっくり、広いのですが止めるところがありません。諦めてホテルへと向かった。その前にお腹のすいた車にもご馳走をたっぷりと(^O^) |
|