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平成25年 11月15日(金) 

午前  自宅発AM9:35→松井田妙義IC10:39⇒(上信越) ⇒【長野県】佐久PA11:00 11:05⇒小諸IC11:23→新和田トンネル
 →黒耀そば12:09          
午後  13:00→岡谷IC13:26⇒恵那SA14:36 15:00⇒(中央道・名神高速)⇒養老SA16:00 16:20⇒淡路SA18:44(夕食)20:00
 ⇒(神戸淡路鳴門道) ⇒淡路島南PA20:38 車中泊
    走行数 597km  一日の歩数 4,923歩 

 【出発前の準備・もろもろおしゃべり】
 四国は今回で3回目の訪問です。何れも主人の運転するマイカーです。
 一度目(H19.5.4)・二度目(H23.4.30)は、主人の趣味である観光・ドライブと、私の趣味「山登り」が組み込まれた日程でした。剣山、石鎚山(途中撤退)と四国の名峰を登りました。今回、四国入りしたのは、観光でなく八十八ケ所の巡拝が目的です。過去の四国訪問で「八十八ケ所お遍路」は必ず成し遂げたいと思う様になりました。
 二度目(H23.4.30) 四国入りの時に、一番札所から無作為に17札所を巡拝しました。今回は71ヶ所の巡拝です。
 H23年に義甥が、自転車で四国内を1ケ月かけて通し打ち遍路をしました。その時のエピソードを聞きながら我隊長の計画が始まりました。ガイドブック・旅行雑誌・道路地図・パソコンでの高速道検索等で、ほぼ2ヶ月位の日数を要したようです。計画が出来上がったとなると、後は行くのみとなりました。家計を預かる私としては、今年、九州に退職旅行をしたばかり、いかにしても贅沢と思われた。
 が、行ける時がチャンスです。どうにかなるでしょう。毎日が日曜日なんだからと出発まで漕ぎつけた。11月初旬に予定して、宿も予約が済んでから私の趣味、展示会と重なっている事に気がつき、中旬以降に変更をした。季節的には、最高な時でありました。来年(H26年)は、遍路1,200年祭があり、どこも混雑が予想される。
 義甥から教わった「準備品」 それは、札所ごとに行う作法の一つ、お線香・蝋燭・賽銭の用意であります。
 お線香や蝋燭、賽銭は、一ケ所の札所で本堂、大師堂にお参りして上げる。大きなお寺では、護摩堂や宝物殿があります。夫婦ですから×2、お堂の数×2となります。蝋燭・線香は100円ショップで購入して出かけた。
 賽銭用に5円玉は500ヶ、納経帳の御朱印を頂くのに100円玉を、71ヶ所×300円分用意をした。 「納め札」は、H23年の時に購入し、残っていたのがあったのでそれを使用する。「納め札」に住所氏名を書いておく。不足は現地に出向いて購入し、宿に入った時に不足分を記入した。
 {弘法大師と【同行二人】で歩く}この精神 私達は、【同行二人】+二家族+一人であったので、数ケ所回ってから線香と蝋燭の数を増やした。後半になって結局不足して現地で購入した。
 【巡拝に必要な服装と用具】ここがちょっと問題でありました。正式な遍路装束を身に着けるつもりはまったくありませんでした。ならば簡略版遍路装束にしようとしましたが、これもちょっと気恥ずかしいしので様子をみてました。数か所巡っている内に白衣のちゃんちゃんこは用意して着た方が遍路をしている人と分かるので良いと思い、到着した札所の方に、じっくり聞くと「巡拝する人の心」が問題である事を聞く。止めました。
 【用具】はそろえた方が便利なので準備をした。用具とは、上記のロウソク・線香・賽銭の他に納経帳、お姿入れ帳、納め札、これらを入れる頭陀袋(白いショルダーバック)を購入しました。
 何となく形になった私達でありました。
 お遍路さんというのは、土地の方から見ると何となく分かるんですね。遍路する私達も同行人と分かる様になりました。

平成25年 11月16日(土) 

午前   淡路島南PA6:40出発⇒【徳島県】板野IC6:55→6番札所 安楽寺7:10 7:37→7番札所 十楽寺7:40 8:00→8番札所
 熊谷寺8:07 8:35→9番札所 法輪寺8:43 9:09→10番札所 切幡寺9:20 9:55→11番札所 藤井寺10:22 10:40→
 12番札所 焼山寺11:40 12:30→道の駅 温泉の里12:57()13:28


午後  →13番札所 大日寺13:48 14:11→14番札所 常楽寺14:18 14:38→15番札所 国分寺14:43 14:58→16番札所 観音寺
 15:03 15:10→17番札所 井戸寺15:24 15:30→18番札所 恩山寺16:16 17:27→19番札所 立江寺16:36 17:00→
 東横イン徳島眉山口17:50
  ※記号  ⇒高速道  →一般道   走行数 170.2km  一日の歩数 19,811歩
阿波(徳島県)の札所  発信の道場
札所 寺院名  
6 安楽寺
 高速道 淡路島南PAを6:40に出発、鳴門大橋を走る車から朝陽をみる。この四国の旅が無事に過ごせることを願わずにいられない程の美しい太陽が昇った。
   巡拝方法は「通し打ち」の「順打ち」である。
 徳島県に入り、最初の寺 6番札所安楽寺を参拝する。

 作法1:門で一礼
7 十楽寺

7:40早い時間なのに観光バスとマイクロバス、ワゴン車の参拝者がいる。宿坊からお遍路さん一行が出立のようで、御坊様がお見送りをしていた。
作法2:手水場で清める  作法3:鐘楼で鐘をつく
作法4:ロウソクを上げる(立てる時は奥から)

8 熊谷寺  8:07 境内に読経が流れ清々しい。先程、十楽寺を出発した大型バスがいた。この後、しばらく同じコースを遍路し私達と前後した。
 いきなり石段登りが始まった。今日は、沢山歩くのかな。。。?(入魂!)
9 法輪寺     8:43 私達が上げた線香のみですが、すでに燃えつくした線香の灰が沢山あります。朝早いとこの灰が綺麗になっている。
作法5:線香をあげる
作法6:納め札を納札箱に入れる
10 切幡寺
9:20 女人成仏の伝説は88ヶ所
 では珍しい。
    遍路泣かせの333段の石段 はたおり観音像
11 藤井寺
10:22今盛りと皇帝ダリやが咲いている。この地に来て沢山見かける。どの家庭にも見られる。絶えず一緒になる遍路グループと合う。そのグループが利用しているタクシー運転手さんに次の焼山寺までの道路を伺う。
12 焼山寺  ナビは山中の細い道を検索するので、お聞きしたら地元ではその道は行かない旨を聞けた。良かった。遍路する人に地元の人はとても親切です。  
   
作法7:読経
    11:40 標高差1100m 11番藤井寺から全長12km、「遍路ころがし」といわれる急勾配の難所、健脚でも5時間かかる。車でも細い山道をくねくねと進み八合目に広い駐車所がある。参道には岩窟や樹齢500年の巨杉が立ち並ぶ山岳寺院である。石段の一枚は石そのものである。風格のある札所であった。
13 大日寺
13:48 本堂前の座像は「おびんづる様」→といい、願いを唱えながらなでると願いが叶うという
 
   
 作法8:納経 納経帳に本尊名、寺名の墨書きと札所番号、寺印、寺名の朱印を頂く 一寺院一枚 300円

14:18 自然の岩盤が露出した断層をそのまま活かしている。本堂も大岩盤の上に建っている。本堂につづく階段も岩を打ち砕いた階段が出来ている。
 境内中央部は「流水岩の庭園」として名高い。
14 常楽寺     
15  国分寺
 
14:43 聖武天皇が天下泰平を祈願して諸国に建立した66の国分寺のうちのひとつ。88ヶ所巡拝所内に同じ名前の寺は4寺ある。

16 観音寺  15:03 県道にそって建っている。町の中、それもお隣さんにあるという言葉がピッタリです。夕方の散歩にいらっしゃている方も見えた。
 子供の夜泣きやお年寄りに、ご利益があると奉納された「よだれかけ」が目立つ。←不眠に効くという夜泣き地蔵
17 井戸寺
 
 15:24 境内の真ん中に弘法大師が錫杖で地を付いて清水を湧き出せたという伝説があるお寺。仁王門が朱塗りは寺として珍しいそうだ。写真がありません。朝から同じに巡拝していた方と会わなくなった。でも、いつしか違うお遍路さんとお会いしている。

18 恩山寺    16:16 朝、7番札所から一緒だったバス遍路の一行とこの恩山寺で、また一緒になった。札所の閉門は17時である。駐車場に着いた途端、この坂を登って行くの?と不安になった。参道歩きに時間がかかって恩山寺に入れない。”案ずるに及ばず”このカーブを歩いてのぼったなら門があって、ホッとする。

19 立江寺 16:36 もう一ヶ所巡拝するのが今日の予定です。里にある立江寺に 参る事ができました。    


     巡拝を始めた一日目、山に入って、里に下りて、又山に入って、里へ下りてと忙しい一日であった。車で回っていても疲れが出ているのがわかる。歩いて遍路を続ける人は、本当に立派と思いました。今夜はぐっすり寝て明日に備えましょう。


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