土佐(高知県)の札所 修行の道場 |
札所 |
寺院名 |
|
26 |
金剛頂寺
|
|
|
15:44 室戸三山の一寺院として「西寺」の通称でも親しまれている。朱印も「西寺」と捺される。国の重要文化財の弘法太師の金銅旅壇具など数多くあるそう。
小雨がちらついた |
25
|
津照寺
(しんしょうじ)
|
|
|
16:28 室津港を見下ろす山にある。工事中の為、仮本堂にて参る。鐘楼門は丸みを帯た朱塗りが南国ムードである。ブーゲンビリアの大木が庭園にある。これも南国情緒たっぷりであった。
|
|
24
|
最御崎寺
(ほつみさきじ) |
|
|
16:50 閉門ギリギリの到着をした。今晩の宿と同じ敷地内なので、順番を最後にした。
室戸岬では東西に対峙している二十六番・金剛頂寺が「西寺」と呼ばれ、最御崎寺は「東寺」とも呼ばれており、納経帳等の寺名には東寺と記されている。 |
弘法太師は岬の東側にある御厨人窟(みくろど)で荒行として求聞持法(ぐもんじほう)の修行をつむ。ある夜、空に輝く明けの明星が自らの口に入るという神秘体験を得る。太師19歳の時という。明星は、求聞持法の本尊である虚空蔵菩薩の象徴でそれが口に入るとは仏と一体になったという。室戸岬からみた空と海で後に「空海」と名づけたそうだ。女人禁制の寺であった。往時、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、明治5年に解禁されている。女性が近づくと嵐が起こり、火の雨が降ったという。太師の母が我が子会いたさに男装して山を登り始めたところ、にわかに荒天となり、火の雨が降ったという。太師は、直ちに駆けつけて念仏を唱えながら巨岩をねじ伏せて母をその下に隠したそうだ。
すごい話である。ここまで巡拝してきて、少し遍路ということが分かりかけてきたような感じである。 |
|
|
|
11 |
|
|
最御崎寺の境内から歩いて1〜2分の所にある室戸岬灯台、突端から海を見たが、曇っていてあまりはっきりとは望めなかった。「恋人岬」なんて名前がついている。いいなあ〜
薄暗くなってきたので「宿に入りましょう。」と後にする。17:13 ピッカッ!と光が放たれた。内部のレンズは直径2.6m 日本最大級の大きさという。この灯りを頼りに航海している人もいるんでしょう。 |
|
|
札所事にある遍路宿は数多い。 その中で「お遍路宿」と言う宿泊所に泊まって見ないと後々の話に繋がらないので唯一ここ、遍路センターに宿をとった。50人近くは、泊まれそうな宿には月曜日とあって、東京から来た若いカップルと私達夫婦のみでした。 |
|
|
|
施設はビジネスホテル系、プライバシーは守れ、大浴場もある。なんといっても食事が素晴らしい。これで一人 一泊二食付きで6,000円を少し切った。これなら札所事に、宿を遍路宿にすれば良かったと思った。夕食時間は東京から来たご夫婦と時間を忘れそうに成るくらい話した。楽しい晩でした。 |