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金剛峯寺/奥ノ院

平成25年 11月17日(日) 

午前  東横イン徳島眉山口AM7:00出発→忘れ物・ホテルへ戻る7:43→20番札所 鶴林寺8:26 9:10→道の駅わか9:35
 ロープウエイ乗り口 10:00山頂駅10:10…21番札所 大龍寺…11:0011:09→22番札所 平等寺11:25 12:00→
 志野や12:07 12:40


午後  →23番札所 薬王寺13:05 13:45→日和佐道の駅うみがめ館13:4714:00→【高知県】14:52→26番札所 金剛頂寺15:44 
 16:13→25番札所 津照寺16:28 16:39→24番札所 最御崎寺16:50 17:00……室戸岬灯台17:20→室戸岬へんろセンター
 17:40泊
     
   ※記号   → 一般道   … 歩き  走行数 165.5km  一日の歩数 14,004歩 
阿波(徳島県)の札所  発信の道場
札所 寺院名   
20 鶴林寺   8:26 鶴林寺は、第12番焼山寺に次ぐ阿波の三難所の一つに数えられている。歩くと山頂まで4kmの急勾配の山道。車道も車一台の道路がくねりながら続く。遍路用に丁石が残っている。手書きの標識もしっかりある。
 弘法大師が合掌した手に鶴が舞い降りたと言い伝えがある。一対の鶴が奉納されている。
 
   
21 大龍寺    10:00 ロープウエイ駅発
 ロープウエイは西日本最大規模 H4年設置されてお参りが楽になったという。ここも歩きの遍路さんは3kmの急な山道をいく。ロープウエイでも二つの山を越えるのは珍しい。
  持仏堂の龍天井絵()は見事であった。境内も鐘楼門、護摩堂、本堂、多宝塔などが揃う見後な伽藍配置であった。山頂に建つお堂の基礎は見上げるように積み上げられた石垣となっていて、その高さには驚く。
     ここのロープウエイ駐車場で、昨日ご一緒していたタクシー遍路さんと一緒になった。運転手さんと、お話させてもらう。その団体さんは、一国まいりという。 遍路巡拝には各県ごとに「区切り打ち」をする方法があり、四県を巡る方法があるそうです。
   
22 平等寺  11:25 田園風景に囲まれて穏やかに建つ寺。弘法大師が空中にたなびく五色の雲を見たという伝えのもと境内の各所に五色の幕がかけられている。
 
23  薬王寺    
 13:05 3つの厄除け坂が有名である。その坂(石段)がとっても急である。厄年の人の参拝が絶えないそうだ。境内から大浜海岸が望める
   
13:47  大浜海岸はアオウミガメが産卵に来る。現在気温19℃ 歩いていると暑い。近くの田園で稲刈りをしていた。地植えのハイビスカスが咲いて南国の情緒たっぷりである。


高知県に入る

土佐(高知県)の札所  修行の道場
札所 寺院名
26 金剛頂寺
15:44 室戸三山の一寺院として「西寺」の通称でも親しまれている。朱印も「西寺」と捺される。国の重要文化財の弘法太師の金銅旅壇具など数多くあるそう。
小雨がちらついた
25
津照寺
(しんしょうじ)

16:28 室津港を見下ろす山にある。工事中の為、仮本堂にて参る。鐘楼門は丸みを帯た朱塗りが南国ムードである。ブーゲンビリアの大木が庭園にある。これも南国情緒たっぷりであった。


24
 
 最御崎寺
(ほつみさきじ) 
    16:50 閉門ギリギリの到着をした。今晩の宿と同じ敷地内なので、順番を最後にした。
 室戸岬では東西に対峙している二十六番・金剛頂寺が「西寺」と呼ばれ、最御崎寺は「東寺」とも呼ばれており、納経帳等の寺名には東寺と記されている。
 弘法太師は岬の東側にある御厨人窟(みくろど)で荒行として求聞持法(ぐもんじほう)の修行をつむ。ある夜、空に輝く明けの明星が自らの口に入るという神秘体験を得る。太師19歳の時という。明星は、求聞持法の本尊である虚空蔵菩薩の象徴でそれが口に入るとは仏と一体になったという。室戸岬からみた空と海で後に「空海」と名づけたそうだ。女人禁制の寺であった。往時、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、明治5年に解禁されている。女性が近づくと嵐が起こり、火の雨が降ったという。太師の母が我が子会いたさに男装して山を登り始めたところ、にわかに荒天となり、火の雨が降ったという。太師は、直ちに駆けつけて念仏を唱えながら巨岩をねじ伏せて母をその下に隠したそうだ。
 すごい話である。ここまで巡拝してきて、少し遍路ということが分かりかけてきたような感じである。
   
11  最御崎寺の境内から歩いて1〜2分の所にある室戸岬灯台、突端から海を見たが、曇っていてあまりはっきりとは望めなかった。「恋人岬」なんて名前がついている。いいなあ〜
 薄暗くなってきたので「宿に入りましょう。」と後にする。17:13 ピッカッ!と光が放たれた。内部のレンズは直径2.6m 日本最大級の大きさという。この灯りを頼りに航海している人もいるんでしょう。
      札所事にある遍路宿は数多い。  その中で「お遍路宿」と言う宿泊所に泊まって見ないと後々の話に繋がらないので唯一ここ、遍路センターに宿をとった。50人近くは、泊まれそうな宿には月曜日とあって、東京から来た若いカップルと私達夫婦のみでした。    
  施設はビジネスホテル系、プライバシーは守れ、大浴場もある。なんといっても食事が素晴らしい。これで一人 一泊二食付きで6,000円を少し切った。これなら札所事に、宿を遍路宿にすれば良かったと思った。夕食時間は東京から来たご夫婦と時間を忘れそうに成るくらい話した。楽しい晩でした。

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