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金剛峯寺/奥ノ院

平成25年 11月22日(金)   

午前  休暇村瀬戸東与AM7:56出発→61番札所 香園寺8:22 8:43→62番札所 宝寿寺8:47 8:57→63番札所 吉祥寺8:58 
 9:16→いよ西条IC⇒(松山道)⇒【香川県】⇒豊浜SA10:04 10:20⇒大野原IC→67番札所 大興寺10:40 11:05→
 コインランドリー11:15→68番札所 神恵院、69番札所 観音寺11:34 12:00(同じ敷地内)→手打うどんまき12:05(昼食)
午後  12:25→コインランドリー12:26 12:43→70番札所 本山寺12:48 13:05→71番札所 弥谷寺13:3014:10→72番札所
  曼荼羅寺14:20 14:35→73番札所 出釈迦寺14:36 14:50→74番札所 甲山寺14:57 15:05→76番札所 金倉寺15:30
 →77番札所 道隆寺15:55 16:00→78番札所 郷照寺16:16 16:26→79番札所 天王寺16:45 16:52→
 休暇村讃岐五色台18:10着(泊)
    ※記号  ⇒高速道  →一般道   …歩き  走行数 175km  一日の歩数 15,450歩 

伊予(愛媛県)の札所  菩提の道場
札所 寺院名
      
6:16 休暇村瀬戸内東与の部屋からの朝焼け  

 61  香園寺
 
 8:22 S51年に建てられた近代的コンクリート造りの大聖堂が壮観であった。今までの札所には無い建物、階段を登りスリッパに履きかえて本堂へ、金に輝く大日如来が祀られいる。その前700に近い席があったのにも驚く。

 62  宝寿寺   8:47 安産祈願の仏様として人気の高い寺です。八十八ヶ所中最古の石の遍路標識があるそうだ。
 
 63   吉祥寺  8:58本堂前の鰐口(大きな鈴)から下がっている綱に、おかけのような物を奉納していた3人の遍路さんと会う。親御さんと思われる方が自分で作ったという。    
  他の札所でも見かけた奉納は、個人の「10回参拝記念」と記入して氏名の入った手水場の柄杓の奉納であった。団体で奉納してあるものには錫杖などもありました。

 ここまでで愛媛県の巡拝を全て終わった。落しが無いか再々確認をした。
 

讃岐(香川県)の札所 涅槃の道場  
札所 寺院名
67
  
大興寺
  

10:40 真言宗と天台宗の二大宗派の修行場となった経緯がある。本堂の左右に、大師堂と天台大師堂が建ち並んでいる。
 四国八十八ヶ所の寺院は真言宗が主ですが、中には、臨済宗、曹洞宗、天台宗、時宗の寺院も存在します。
 【八十八ヶ所遍路をしたい】 と計画を立て出した主人の言葉をいつも私は半信半疑で聞いていました。
遍路に出る理由が、病気平癒や心の病気を治す、願いをかなえるというどこか、うら寂しいものがあること。もう一つの理由は、我家は親から受け継いだ天台宗です。その天台宗の宗派の人が真言宗のお寺を巡拝してもいいのでしょうか?でありました。主人か買ってきた本を読んだりしましたがそれでもなかなか結論を得る事が出来なく、ネット検索でさらに情報を得ました。
四国八十八か所をお参りされる人達は、真言宗の方だけとは限りません。全国的にも信者数の多い、浄土真宗、その他多くの宗派の人達も、大勢お参りをされています。これは、古くからの宗派は、基本的に他宗非難は行わないということが根底にあり、四国八十八か所の寺院でも、他宗の方を普通に受け入れています。
また、四国八十八か所は、弘法大師、つまり「お大師信仰の場」でもあり、また「自身を見直す場」、「癒しの場」でもあります。宗派に関係なくお参り頂きたいと思います。

この記事を見た時、頷きました。
 そして、この大興寺で直接お寺の方に聞いた。更に納得を致しました。【同行二人】いかなる時も弘法大師との旅であること、ご加護を受けて、つねに二人で巡拝しているとされている事を心得るのでありました。

      11:15…12:43 コインランドリーの利用は、四国に渡って2回目です。夏だったらもう少し数が多いでしょうね。洗濯物を回して1時間の間に、神恵院・観音寺と巡拝して、ご当地グルメ1の店にて讃岐うどんを食べる12:25戻って洗濯物の整理をした。  

68 神恵院  11:34 神恵院と観音寺は同じ境内に二寺が同居する珍しい造りの寺です。    
69  観音寺      納経所も一つの建物です。書いて頂くところは、別々です。

70  本山寺  12:48 平野に凛とそびえる五重塔が目印の寺です。写真には写っていないのですが、鳥が群れて沢山飛んでいました。   八十八ケ所の中、馬頭観世音菩薩を本尊にしているのは、唯一だそう。

71    弥谷寺 
(いやだにじ)  
     
13:30 標高382mの弥谷山にある寺です。仁王門から370段の石段を登ると本堂や大師堂がある。堂宇(堂の建物)が岩山に 点在し、岩盤に溶け込むように建つ本堂には、言葉を飲み込むほどに驚いた。弘法大師が学業を修めた寺という。習字を習い出した孫に筆を土産に買い、新一年生になる孫には、ランドセル形のお守りを買った。

72  曼荼羅寺        14:20 長閑な田園に建つ山門。
 弘法大師が唐から帰朝し、曼荼羅を安置したそうである。

73   出釈迦寺    14:36 ここより50分程登った我拝師山には幼年の弘法大師が身を投げた場所がある。身を捨てる事で仏の道に生きるかどうか仏に問うたそうだ。こうした決意で断崖絶壁から身を投げると釈迦如来と天女が現れ雲上で大師を助けたという。    
  四国より帰って数日した時に出釈迦寺の女性住職がテレビに出て話をしていた。札所巡りの遍路さんも73番札所まで巡ってくると柔和なお顔、ゆとりのある表情をし、何かを会得した事が分かるそうです。
和願施(わがんせ)とおしゃっていた。

74   甲山寺      41番・42番・74番は土地の翁に「ここに寺を建立せよ」といわれ弘法大師が仏を刻んで寺を創建したとされている。
 地元の人には子安地蔵尊などが有る為子供の成長を願う寺として親しまれている。
  14:57 善通寺と曼荼羅寺の中間に建つ。四国霊場の寺伝には大師が来錫した事を記すものが多い。

76 金倉寺
(こんぞうじ) 
  15:30 駐車場が分からずぐるぐるとまわってしまった。
本堂で念珠を回してお参りするのは初めてであった。
 

77  道隆寺  15:55 255体の観音像が並ぶ境内。眼なおし薬師として親しまれている。



   
78  郷照寺       
 16:16 高台にある札所で遠くに瀬戸大橋が見える。真言宗と時宗の二宗派を持つ寺である。

79   天皇寺  16:45 鳥居を潜って入る札所。
「高照院さん」と呼ばれる。崇徳天皇社(現白峰宮)が建立されて、寺は神宮寺となり名も天皇寺となった。

 
 
       
     18:10 今晩の宿 休暇村讃岐五色台に到着をしました。 既に夕食が始まっていた。ほのぼのする風景に寒くなった夜の空気も暖かく感じられる。途中から眺めた夜景は、”百万ドルの夜景”というに匹敵する程の美しさであった。海なし県の私は、このような景色に弱い。他県の人以上に感動をしてしまいます。明日は晴れるでしょう。巡拝も残り後少し、心に余裕が出てきました。
 
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