長野県双子山 2223m

山行日 平成16年8月14日(土)
天 気    
 PM6:30自宅発 渋川伊香保IC⇒AM10:14佐久IC→AM8:05春日温泉
 AM9:00大河原ヒュッテ
 大河原ヒュッテ9:25…双子山10:00 10:05…双子池ヒュッテ11:0511:45
 雄池…雌池…苔の群落…亀甲池12:45 12:50…天祥寺原13:10…笹原
 13:37 13:50…大河原ヒュッテ14:07
 PM14:27大河原ヒュッテP→佐久IC⇒松井田IC→自宅
  往路144.4km 復路134.5km

大河原ヒュッテ マツムシソウの咲く笹の道 大河原ヒュッテを後にゆるやかな草原の道を登っていく、笹の道にマツムシソウが咲き、リンドウもちらほらアキノミヤマキリンソウ・オトギリソウ・フウロソウ・コケモモの赤い実、秋が確実にやって来ている山を感じながら登ると林の中に入る。シラタマノキが目に付いた。一粒つぶしてみるとサロメチールの匂いがする。スーッとした香りが爽やかである。
林をぬけると目の前に蓼科山がそびえ、おもわずシャッターを切る。前方には北アルプスの山並みが顔をみせてくれるはずと期待していたが雲におおわれ顔を見ることが出来ない→
→その分、蓼科山の凛々しさが素晴しい。1度登ったことがあるだけに親しみを感じる。ヒュッテから35分で山頂の双子山に到着する。 マツムシ草 コケモモ フウロ草
山頂にて 山頂標識と後ろに蓼科山 山頂から双子池方面
「写真を撮りましょうか?」と私達よりはるかに若いご夫婦に
声をかけると『それでは私達も』とこの写真を撮ってもらった。
『今のデジカメはこんなに小さいのですか?』 なんて言われ
うれしくなった自分が恥ずかしい。
良い写真を撮っていただいてありがとう )^o^(
双子山10:00
山頂には誰かが作ってくれた
標識が可愛い。親子で工作
でもしたのかなと思われる
”矢印”の標識である。
双子山山頂から双子池に向
う稜線の道。
なだらかで360度のパノラマ
のんびりとしていておだやか
である。
原生林 双子池の雄池 双子池ヒュッテのご主人と 双子池の雌池
  双子池の雄池 双子池ヒュッテご主人と 双子池の雌池
この原生林が終わり、下りに差し掛かる手前の平らな道で親子4人とすれ違う。多分 いいえ 一生忘れる事のできない親子との交わりを結ぶ・・・。
今は「ありがとう」と、この言葉しか書くことができない。
原生林の下りの道は急である。すべりやすいので注意が必要だ、特に道がぬれているような
時はゆっくり進みたい、20分もすると木の間からヒュッテの屋根や雄池が見え出す。ヒュッテ
に到着すると、ご主人が私達を出迎えてくれた。『そこに座りなさい。休むといいよ。』 今、会
ったばかりとは思えない出迎えに、やさしく包まれてとてもうれしい。ご主人の話がはずむ
『そこの水を呑んでごらん、うまーいよ。』 『わざわざ清水のある所から汲んで
来たんだよ、まあ 一杯50円もらうけどね、いいや呑むのはタダだよ、水筒一杯が50円さ 』 
本当にオイシイです。雄池はヒュッテの飲料水になっているので湖畔近くの飲食は避けるよう
に立て札がある。間もなくすると20人ほどの団体が到着した。やはりご主人は、私達と同じよ
うに歓迎して話が始まった。ヒュッテの名物ご主人なんだと気づく。
ヒカリ苔 苔むす山道 亀甲池 水がない亀甲池
雌池を左に見て半周するころから亀甲池への道になる。
針葉樹におおわれたひんやりとした山道はヒュッテのご主
人が言っていたとおり、涼しい。道の両側からその先まで、
倒木の上や石にも苔が生え群落である。毒キノコらしいも
のや可愛らしい?キノコがある。突然、ヒカリゴケを発見!
 大声をだしてしまいました。(左上の写真)
AM12:45 亀甲池 ↑
水がありません。雨不足がこのような枯れた池にしてし
まったのでしょうか? 新緑・紅葉の時期は格別と聞い
ていたのに・・・。賽の河原のようです。とりあえず写真を
撮り、小高い丘を越える感じで山に入る。
緩やかな下りとなり草原の平な道を少し歩く。笹の中に
ヤナギランが見える。
 アザミが一面に咲いている、マ
ルバダケブキは終わった
笹の中のヤナギラン 林を抜けた平らな道 天祥寺原分岐
大河原峠
緑はともだち
北八ヶ岳自然休養林
大河原峠で待っていてくれた愛車パジェロ 天祥寺原の交差点から大河原ヒュッテまでは明るい高
原状の登りになる。揺るやかな明るい笹原の草原は鼻歌
交じりで歩けそう・・・でもないかな? 途中休憩をし、残っ
た食料を殆んど食べる。歩き出すと体が重くて結構足に
きた。まだ笹原は続くのかなと思ったとたん大河原ヒュッ
テの赤い屋根が目の前に現れる。
大河原ヒュッテPM14:07着
 ここのところ噂の渦中にある
自動車会社の車が大河原峠で待っていてくれた、私達の
愛車である。
きょうの山行は
沢山の人の優しさにあえた。
歓迎も受けた。
ありがとう 感謝します。
                            

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