長野県兵馬の平(へいまのたいら)・姫川源流、親海湿原(およみしつげん)
出発日 平成17年7月29日(金) 山行日 平成17年7月30日(土) 天 気
7月29日
PM20:40自宅発→長野原(夕食)21:15 9:43→菅平→上信越自動車道
須坂長野東IC⇒上越JC⇒蓮台寺AM0:20(車中泊)
7月30日
AM6:30起床⇒糸魚川IC→国道148号線→蓮華温泉バス停8:00駐車場発AM8:30…蓮華の森分岐8:54…アヤメ平9:10…兵馬の平9:20
10:05…アヤメ平10:14…蓮華の森分岐10:37…蓮華温泉キャンプ場
10:57 11:28…蓮華温泉ロッジ入浴12:00 12:25蓮華温泉バス停発12:33→平岩駅前→道の駅小谷→大糸線南神城駅近く
姫川源流入口駐車場PM15:00姫川源流PM15:05…親海湿原…姫川源流入口駐車場16:00 駐車場16:10→国道36号→長野市→菅平→長野原→自宅PM19:30 <参考>実業之日本社 湿原を歩く関東周辺 <一日の歩数13,552歩>
蓮華温泉ロッジ AM8:32 朝陽をあびるロッジ |
AM8:44 「朝日岳登山口、自然遊歩道」標識 | AM8:54 蓮華の森分岐 |
AM9:10 アヤメ平までに咲いていた花々 |
トリアシショウマ | サンカヨウの実 | アカモノ | ヤマアジサイ |
夏山は考えていた、どこにしようか決まっていた。しかし、もうひとつ決まっていなかったような…。 登りたい山、行ってみた山は沢山あるのに…。 「蓮華温泉に入ってみたいなあ〜。」 私の独り言のようなつぶやきに、「そこにしよう、行くぞ!!」っと。 !(^^)!今年の夏山はここです! 決まると早い、あれとあれを用意するには仕事の帰りにこのスーパーで買い物をして、出発日の夕飯はここで食べて、朝食はここのパンを買ってetc…。 出発日、帰宅するとすぐに一日の汗をシャワーでザーッと流してさあ出発! 運転手さん♪頑張ってね(^^) 私はしっかり隣で寝ています。時には、ナビをしている振りしてね。 |
|||
30日 車の中で目覚める。サービスエリアの利点を生かして洗面等済ませた。夕べ買って置いたパンで朝食も済ませる。 蓮華温泉バス停に午前8時に着いた。70台は止まれるいう駐車場は、すでにいっぱいである。どこにしようか?グルグルと、場内を回ること3回、ありました。 支度を始めると大きなザックに荷物を積める男性が一人。昨日、針木岳に登りこれから雪倉岳を経て朝日岳へ登るという。 健脚ですね〜。 さあ!出発!温泉ロッジ前〜キャンプ場前を進む。 「朝日岳登山口、自然遊歩道」標識を過ぎるころから木道となる。 ほとんどが一歩的な下りだ、それに人に会わない。ときおり、動物の糞の匂いがする。熊の糞かな?と、心配する自分を見抜いたように、(^^)を覗かれた(^_^;) 下りきったところで突然、人に会った!! いやはや… パパと女の子の親子、ビックリしたあ…。「おはよう!!」、大きい声で |
|||
挨拶をした。 | |||
まもなくするとアヤメ平に着いた。アヤメ平のコバギボウシはキンコウカの群生と混じり淡い色合いをかもしだしている。 空は真っ青、今日の予報は曇り・夕方雷という。早めの行動がいいな〜。 雪倉岳が見える。いつかは登ってみたい白馬岳へ続く山。 今朝 お会いした男性は雪倉岳にテント泊まり、そして朝日岳に登り帰路とのこと「山頂はお花畑ですよ。」と言っていた。 3000m級の山の景色は、どこか違う。 景色に圧倒され、湿原の花にいやされて写真を撮っていると、チットも前に進まない。 まってよ〜! |
|||
AM9:20兵馬の平に着く。 やはり、人には会わない。この広い湿原を独占してしまった。 なんと贅沢な、他の人に申し訳ない。自分の幸せに万歳!! (ロッジ〜湿原〜ロッジキャンプ場までに会った人は7組) オタカラコウかメタカラコウか分からない。「まあ。いいや! 家に帰ったら図鑑で調べよう。」 いつもの、私の太っ腹(ハートは小さくてやさしいの…)、 ウンウン花びらが3枚しか確認できない、花は咲ききってていないような…でも満開だそ。チェックポイントだな。葉のつき方などなど…。 <31日調べる、メタカラコウと確認> |
|||
→湿原遠く、白い線は、オオバギボウシの群落、その手前のピンク色の線は、シモツケソウの群落です。 うれしくなって、”ピース” おばさんには似合わないが思わず出ていまう。誰かいたならきっとしないであろう、このポーズ! |
|||
オオバギボウシの群落は初めて見た。所々にあるのは沢山見ているが、このようにあると圧巻だ。 シモツケソウの濃いピンクと馴染み、湿原が良い色合いを出している。 |
|||
兵馬の平のオオバギボウシは流水による栄養補給があって大きそうである。水芭蕉の葉も大きかった。 | すでに青空は無くなりかけ、朝日岳や雪倉岳の山頂は所々が見え隠れするようになった。 天気が変わるのが素人でもわかる。 |
||
八方尾根で見たシモツケソウは色が濃かった。 ここのシモツケソウも、かなり濃い色をしている。可愛い花(^^) 名付けて“踊るブナ”→ 木々だって、時にはダンスをするかも? 下から写せなかったが、もうひと曲がりしていた。反対のS字のように。 |
踊るブナの後には、“くねる道” いろいろ楽しませてくれてありがとう。とにかく暑いです。汗はポタポタと頬をつたわる。結構しんどい登りです。 木道が現われた。もう登りは終わりに近い。沢の水におもわず手をいれた睦夫さん! 顔も洗っちゃお!! 気持ちいいぞ! 「私も!!」 汗と一緒に、顔も流れそう? あれっ 目と鼻と口はどこ?? ありましたよ(^^) |
AM11:00蓮華温泉キャンプ場 昼ごはん、夕べから出かけてしまったので糸井川ICを降りてすぐのコンビにで買った弁当、きゅうり、ミニトマトは自宅から持ってきました。保冷袋に入れておいたので、まだまだ美味しかった。 蓮華温泉ロッジの風呂 ここも貸切状態、たった一人でした。 この後に下山した団体さんがどさっりでした。 |
||
姫川源流PM15:05 源流とは、人の入れない高山を登って行き、岩の間からの一滴と思っていた。、ここで源流と会えるとは…、人里近くに本流の源頭があるなんて驚きです。その水の綺麗な事。ちょっとした土手の間から流れ出して、すぐに(左の写真)コンコンと沸く大量の水になる。そして流れ出す(右の写真)。ここにはバイカモという花が群れをなして咲いていた。バイカモは透明な水の中に群れをなして咲くキンポウゲ科の花である。清流でないと育たない。清楚な花である。清流の花は初めてである。 |
親海湿原 姫川源流の源は、この湿原にあるのかな?独断と偏見の論。隣り合わせである、源流と湿原は杉林の丘を越えてある。 今はコオニユリ・サワギキョウが盛んに花をつけていた。湿原の湧水は、青木湖から沁み出したものだといわれているそうだ。その湧水の温度は10℃以下であるという。湿原一周15分である。 |