群馬県赤城山 長七郎山 (ちょうしちろうやま) 1578.9m

                
     行 程
山行日 平成17年10月23日(日)
天 気    

 
 AM10:35自宅発→(渋滞)11:30赤城小沼駐車場
 AM11:45駐車場(左回り)…12:15山頂 13:00小沼湖畔…13:38駐車場
 13:55駐車場発→鳥居峠14:00→蕎麦屋→自宅15:50
                 
小沼から長七郎山 「おーい お天気だそ!晴れてるぞ…。」
寝坊な私は起された。
私の口癖《休みの朝は寝坊させて、私の一番の贅沢なの》その約束は破られて起された(あまり良い奥様とはいえない。いや奥様でなく、おく位かな?)
なんと本当に晴れている。太陽が出ている。これは大変!
今日の予定は家事で目一杯、これからたくさん用事があるんだよ。でも、この太陽は山が呼んでる。山に行かなくては…。
今からでは30分で登れる山、そう、長七郎山にしよう。
支度は早い、所定の場所にあるリュックを出す。デジカメは充電済みOK! お茶を水筒に、おにぎりを作って、舟形きゅうりを作って…。
さあ! 出発 なんと10時を回っている。急ごう!
山に囲まれた立地条件をフルに生かし、地元の山 赤城の長七郎山にむかう。
道路が心配だ。思ったとおり白樺牧場辺りから、のろのろとなった。
小沼駐車場にはすんなり駐車できる。
「わあぁー! 寒い!」 風も強い
景色は素晴らしい。360度完全に見える。展望のきく2000m級の山は全て雪をかぶっている。夕べは秋の雷だった。その雨で山は雪になったのだろう。手元の温度計は18.8℃をさしているが、体感温度はおそらく15度前後かな?薄手での防寒着を着ても手が冷たく感じるほどだ。下にフリース類が欲しいなあ〜。
歩き出すと程々に暖かい
一気に訪れた寒さのせいか、小沼湖畔の紅葉はさっぱりしない「きれい!」なんだけれど物足りない。
先日、トラベエさんのホームページで栗駒山を拝見させていただき、あの錦の紅葉が目の前にチラつきどうもさっぱりしない。
初雪
 今年初めての雪を発見。自宅から見た黒桧山は雪が降ったように見えた。目の当たりにすると、縞枯れ状態のように山頂が見えるがあれは雪が枝にかかっているのである。確実に赤城山には雪が降った。
寒さのせいか、笹にかくれた道は、乾くことなくぬかっている。
小さな子供ずれの親子は、お父さんがだっこして登っていく。別の家族が降りて来たが、親子の靴はグショグショであった。小沼を巻いて北側斜面を登るので、道は乾くことなく膝丈の笹も泥でぬれていた。
地蔵岳 山頂より荒山
歩き出して30分で山頂に到着、360度のパノラマだ。南の方をまず見る。「富士山! 富士山だ〜♪」とてもうれしい。日本人の心をこんなにも揺すぶる富士山、こころの中にある富士山。
先日、静岡の姉を訪ねたが、お膝元なのに見ることが出来ずがっかりした。ここ群馬の地で富士山を見るなんてうれしい。
山頂から富士山 
左1/3位のところに、富士山が稜線の上に薄く見えるのですが分りますか
上の写真 ススキから2m程下ったところで風を避けて、ゆっくりと弁当にする。富士山を見ながら質素な弁当をたべる。おにぎり2ケだがなんとも美味しい。富士山と向き合って食べるお昼なんて贅沢です。
高崎・前橋・伊勢崎市が一望できる。銀色に輝く町並みを「「県庁は?」「あそこだ」「利根川は?」「あの細長い線だ」

いつも、どの山に登った時も思う。健康な体、自分の足、この頼りなさそうな足・体があることに感謝します。
倒木が包帯を巻いたよう(睦夫撮影) 山に出かけられる家庭環境であることに、ありがとうm(__)m 感謝します。
山頂から小沼南側に向かって下る。北側の登山道と違ってこちら側は乾いていて歩きやすい。山頂から見た小沼は深い緑青色に見えたが湖畔べりにくると青色であった。長七郎山頂から小沼と地蔵岳  キラキラ 小沼キラキラ輝く湖面は眩い。2〜3日前に赤城の紅葉が始まったと報道され賑わっている。

 
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