群馬県・長野県 湯の丸山 2,101m
行 程
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とにかく、つつじ平のレンゲツツジをお楽しみ下さい。 | ||
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梅雨の真っ只中、つかの間の晴れ予報である。どこかに花見物に行かなくてはと考えるものの場所が決まらない。登りたい山、行ってみたいところは沢山ある。八間山・赤城山・湯の丸山と候補が上がる。やはりこの時期はレンゲツツジでしょうね〜。湯の丸山では、6月18日に「レンゲ祭り」が行われた、とすれば今日は、駐車場はすいているでしょう。ところがところが私達が着いた頃はそこそこであったが、身支度をしている10分位の間に車は満杯になる。 | |||||
AM8:50リフト発着駅に向かう。ちょっと横着をして乗る事にした。約5分でツツジ平入口近くまで行く。柵のある入口から進むといきなりレンゲツツジである。それも満開だ。見渡す限りのレンゲツツジに言葉が無くなっていた。 平成6年に登った時の記憶は、これほどまでの花の記憶が無い。忘れてしまったわけではないが時期がずれていたのである。良かった湯の丸山に来て、橙色のレンゲツツジにも色の濃い花、薄い花とある。山頂にむかって進むこと30分で出口になった。柵を出るとそこは安全登山を祈願する鐘のある場所に出た。(AM9:32)鐘を鳴らし写真を撮り山頂を目指す。気温も上がっているようだ。汗が滴り落ちる。そこに山頂が見えるのに歩けど歩けど到着しない。行列を組んで登る人・人にペースを乱される。振り返ると篭ノ頭山や水ノ頭山は霧で隠れている。浅間山も見えない。鹿沢温泉、嬬恋村一帯は見下ろせる。 |
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南面は見えない。平成6年の時は富士山が見えたが、今日は駄目である。 山頂まじか 山頂(南峰)と青空 北峰 |
AM10:40山頂南峰に到着、広々した山頂は賑わっていた。そのまま休むことなく北峰へ行く。牛の背のような稜線を行く。イワカガミ群生地にロープが張ってあった。こうしないと保護できないのだなあと、少し悲しくなった。もっと、花を大切にしたいものである。北峰に進むとロープが途絶えた。(一番左、写真)男女4人が『綺麗ねえ〜、もう少し先にいってみよう』と言ってロープ延長線上を花畑の中に進んでいってしまいそうなので「止めた方がいいですよ。花を傷めてしまします。」と、私達が言うが聞き耳を持たずに『石の上を行くから』と行ってしまった。…悲しいですね | |||||
北峰手前で前橋市から来たご夫婦と会話することになった。ハンショウズルを見た見ないのご縁で会話がトントン拍子に進み、谷川・平標山・白馬栂池の話に飛躍した。わずかな時間が楽しかった。明日、焼岳に登るウォーミングアップに湯の丸登山だそうだ。デジカメに撮ったハンショウヅルを見せてもらった。 !!記憶が蘇った、烏帽子岳方面に下りればあの場所にきっと咲いているはず、盗掘にあっていなければ…。が済んだら、帰路はそちらに下りることにした。 |
南峰道標では、記念写真を撮る人の行列だ。AM11:55烏帽子岳方面に下山、石の多い急斜面を行く。斜面登山道で小さい花を観察しているご夫婦にあう。何の花か聞かれたが、すぐに名前が出てこない。リュックからポケット図鑑を出し確認。オオバスノキであった。まもなくすると休憩していた方から『ハンショウズルが咲いていますよ。』とおしえてもらう。 | |||||
咲いていた(^^)、同じ場所に同じところに…うれしかった。元気をもらい急斜面をふただび下ると湯の丸山と烏帽子岳の鞍部に到着した。(↑標識)ここにも沢山の登山者が休憩していた。烏帽子岳には登らず、キャンプ場方面へ進み地蔵峠へと進む。ほぼ平らな笹道を進み樹林帯に入る。所々にレンゲツツジは咲いているが、つつじ平の咲き方と違う。白樺の中に咲くレンゲツツジもまた綺麗だ。日窪湿原に着くとキャンプ場はもうすぐそこである。林道を地蔵峠に歩き駐車禁止の標識とチェーンの車止めが現れると今日の登山は終了した。ロッジでソフトクリームを食べた。美味しい♪ |
ミヤマヤナギ 別名みねやなぎ | ミツバツチグリ | ミヤマニガイチゴ |
うすのき | いわかがみ | ゴゼンタチバナ |
ツマトリソウ | ズミ | 白花のへびいちご |
スズラン | コケモモ | |
みやまはんしょうづる(キンポウゲ科センニンソウ属) 深山半鐘蔓 木本姓のつる植物で、低木にからまって伸びますが、高山帯では地をはうこともあります。花の形が半鐘(はんしょう・つりがね)に似ているので和名となりました。花弁のようにみえるのは萼片 <花の湯の丸・高峰高原>ほおずき書籍より |
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ハンショウズル | ハンショウズル | |
ウツギ | アヤメ |