長野県白馬五竜 小遠見山(ことうみやま) 2,007m
行 程
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北アルプスの山々 | |
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中央奥に槍ヶ岳 | 鹿島鑓ヶ岳 |
五竜岳 | 唐松岳 |
唐松岳 | 白馬三山(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳) |
今日の山登りはちょっと違うんですよ。 山頂に立って、『あの山は○○山ですよ。その稜線を右に見て、あの山はほら皆さんが登った事のある山です。』 このようなお話が聞ける方とご一緒です。それは私が参加している野路野路クラブのリーダーです。私達の山登りにお誘いした所 『是非、連れて行ってください。』とのご返事で山行きが実現した。とてもうれしい♪ 道路は順調に走る事が出来て目的地に着いた。 |
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晴れ女の歩く花の図鑑さん、晴れ男(主人)が一緒なので絶対にお天気は 図鑑さんのお友達である看護師さんも一緒です。この看護師さんは私が子供の頃良く診ていただいた医院の看護婦(師)さんでした。私の事を「○○こちゃん」と呼んでくれます。もうそう呼ばれるにきついものがあります(^_^;) 今日からは○○さんと呼んで頂く事になりました。 さあ さあ 前置きはこの位にして、いざ出発です。テレキャビンは土・日なので早い時間から動いています。 AM8:45展望リフト降り口@より歩きだす。 |
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カライトソウ | @ |
AM8:55地蔵の頭ケルンに到着、少し霧が巻いていて残念ながら景色はのぞめない。【風切地蔵尊】さまが、ケルンの中に一体安置されています。風除地蔵ともいうそうです。農耕の風害防除だけでなく、風邪や疫病・災害などから守ってほしいと1867年長谷寺の住職と人々によって、地蔵の頭に祀られたそうです。 AM9:28見返り坂Bに到着、やはりここでも霧が巻いていて展望はない。気温15℃というが、登りのため蒸し暑く感じられ早くも一枚脱ぐ。 |
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A地蔵の頭ケルン1676m | B見返り坂1740m | 見返り坂よりリフト方面 | |||
整備された登山道だが階段が非常に多い。ここまでに200段の丸太の階段である。丸太とあるものの四角の木であり、歩幅的には登りやすい。パンフレットに詳しく書かれているが、こんなに多いと思うのは体験して初めて感じるものである。 リーダーは、【山では心臓をドキドキして登ってはいけない。自分の肩幅くらいのペースでゆっくり歩けば、どんな山でも登れる。】こういう持論を持ち合わせている。先頭を歩いていただいているので、今日は疲れない。 AM10:08一ノ背髪に着くころに霧が晴れて北アルプスが顔を出し始めた。見返り坂手前で下山してきた男性が『山頂は晴れていますよ。』と言っていた。本当である。白馬三山が見えた!わあぁー!!感嘆詞が連発だ。その雄姿に惚れ惚れするような山並みである。今度は谷底から山頂まで見上げる。身震いがおきそうだ。早速 「あの山! 何ですか?」 『こっちの山は!?』 とリーダーに聞く。 一ノ背髪でカメラを抱えたご夫婦に会う。千葉県から来たそうだ。リュックの重さにプラス、カメラの重さで、さぞ重いことと思う。男性一人の人は、五竜岳まで行くそうだ。きっと素晴らしい写真が取れるのだろうなあ…。 |
一ノ背髪C |
二ノ背髪D |
二ノ背髪手前は急な階段61段。ほーぅう!頑張ろう。 AM10:46二ノ背髪Dに到着。少しお腹がすいてきた。あんぱんを食べよう♪ 『もう少しで山頂だぞ』 傍らの方が注意をする。おかまい無しにパンを出して食べる。皆にもちゃんと分けましたよ。空腹を我慢することは駄目である。これは私の自論。 さて、もう少し、尾根を歩こうここからは楽な道である。 |
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山頂手前にて景色に見とれ、前に進まない。 AM11:11山頂です(^^) 360度のパノラマ。山頂には先程から話しをしていたご夫婦と他に4組がいた。その一組のご夫婦が『槍カ岳が見えますよ。』と教えてくれた。このご夫婦は石川県から来たそうだ。 槍の穂がしっかり見えた。あの山なんだ〜。 お昼は後回しにしてリーダーから山座の説明を聞く。槍カ岳→針の木岳→爺カ岳→鹿島鑓カ岳→五竜岳→唐松岳→天狗の尾根→白馬三山、さらに右方向に焼山→火打山→妙高山→乙妻山→高妻山→戸隠山→飯縄山→四阿山→浅間山。360度の大展望、贅沢とさえ思える展望に満腹です。…まって、やはりお腹は空いている。さあ お弁当にしましょう。 朝 登り出した時は、天気が危ぶまれたが、快晴である。暑いです。空には赤トンボがたくさん飛んでいる。着実に秋に向かっている。 |
心もお腹も満腹になった、山頂を後に下山です。 | 二ノ背髪にあっという間に到着です♪ | 見返り坂からの八方尾根。朝は霧で見えなかった。昨年、栂池自然園、数年前に八方尾根、そして今年、五竜の尾根を歩いた私達は、白馬の尾根は制覇した事になるのかな | 地蔵の頭ケルンへ行かず、分岐を地蔵の沼・湿原へ向かう。のどかな景色にうっとり。ベンチに腰掛けお茶をする。 | 湿原でハクサンシャジンの写真を撮っていると、先手の人はアルプス展望リフト広場のベンチで休んでいた。 | ゴンドラは8人乗り、10分ほどの時間は楽しいお喋りの時間。ジェットコースターのような滑り出しに、きゃあ〜!といったのは、誰? |
タマガワホトトギス | タムラソウ | ミヤマコゴメグサ |
ミヤマママコナ | リョウブ | ヤマアジサイ |
ムシカリ | ヤマハハコグサ | シモツケソウ |
イワショウブ | ハクサンシャジン |
PM14:50下山後、テレキャビン駐車場から車で比較的近い姫川源流を見学する。バイカモが咲いていた。 |
野路野路クラブリーダーの教え子は、山のとりこになりました。教え子は夫を誘い出しすっかり【夫婦で山を歩く】形になった。私達夫婦がその例です。 今日の山登りは、特別の山登りとなりました。ありがとうございましたm(__)m |