長野県白馬五竜 小遠見山(ことうみやま)   2,007m 

     行 程
山行日 平成18年 9月 2日(土)
天 気    
同行者 3人
  ⇒高速道  → 一般道   …歩き
 AM5:19自宅集合出発→前橋IC⇒横川SA6:04 6:21⇒松代PA7:03 7:08⇒長野IC7:10
 →白馬オリンピック道路7:28→白馬五竜テレキャビン駐車場8:00 
 駐車場発8:10…ゴンドラ テレキャビンとおみ駅8:21→テレキャビンアルプス平駅8:31…山野草園
 150m歩いて…アルプス展望ペアリフト
@8:35→8:45…地蔵の頭ケルンA8:55 9:00…見返り坂B
 9:28 9:33…一ノ背髪C10:08 10:18…二ノ背髪D10:46 10:52…山頂11:11 12:05
 一ノ背髪12:41…見返り坂13:12…地蔵の頭・地蔵沼分岐13:28…地蔵沼手前休憩所13:35
 13:42…地蔵沼13:44…アルプス展望リフト広場13:56…リフト14:00→14:10…山野草園150m
 歩いて…テレキャビンアルプス平駅14:22→テレキャビンとおみ駅14:32…駐車場                         
             
 駐車場発14:45→姫川源流駐車場14:50…源流見学…駐車場発15:33→ぽかぽからんど美麻
 15:5216:55→長野IC⇒駒寄SA19:11→夕食後解散

北アルプスの山々
中央奥に槍ヶ岳 鹿島鑓ヶ岳
五竜岳 唐松岳
唐松岳 白馬三山(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)

今日の山登りはちょっと違うんですよ。
山頂に立って、『あの山は○○山ですよ。その稜線を右に見て、あの山はほら皆さんが登った事のある山です。』 このようなお話が聞ける方とご一緒です。それは私が参加している野路野路クラブのリーダーです。私達の山登りにお誘いした所 『是非、連れて行ってください。』とのご返事で山行きが実現した。とてもうれしい♪
道路は順調に走る事が出来て目的地に着いた。
晴れ女の歩く花の図鑑さん、晴れ男(主人)が一緒なので絶対にお天気は
図鑑さんのお友達である看護師さんも一緒です。この看護師さんは私が子供の頃良く診ていただいた医院の看護婦(師)さんでした。私の事を「○○こちゃん」と呼んでくれます。もうそう呼ばれるにきついものがあります(^_^;) 今日からは○○さんと呼んで頂く事になりました。
さあ さあ 前置きはこの位にして、いざ出発です。テレキャビンは土・日なので早い時間から動いています。
AM8:45展望リフト降り口@より歩きだす。       
カライトソウ @
AM8:55地蔵の頭ケルンに到着、少し霧が巻いていて残念ながら景色はのぞめない。【風切地蔵尊】さまが、ケルンの中に一体安置されています。風除地蔵ともいうそうです。農耕の風害防除だけでなく、風邪や疫病・災害などから守ってほしいと1867年長谷寺の住職と人々によって、地蔵の頭に祀られたそうです。
AM9:28見返り坂Bに到着、やはりここでも霧が巻いていて展望はない。気温15℃というが、登りのため蒸し暑く感じられ早くも一枚脱ぐ。
A地蔵の頭ケルン1676m B見返り坂1740m 見返り坂よりリフト方面
整備された登山道だが階段が非常に多い。ここまでに200段の丸太の階段である。丸太とあるものの四角の木であり、歩幅的には登りやすい。パンフレットに詳しく書かれているが、こんなに多いと思うのは体験して初めて感じるものである。
リーダーは、【山では心臓をドキドキして登ってはいけない。自分の肩幅くらいのペースでゆっくり歩けば、どんな山でも登れる。】こういう持論を持ち合わせている。先頭を歩いていただいているので、今日は疲れない。
AM10:08一ノ背髪に着くころに霧が晴れて北アルプスが顔を出し始めた。見返り坂手前で下山してきた男性が『山頂は晴れていますよ。』と言っていた。本当である。白馬三山が見えた!わあぁー!!感嘆詞が連発だ。その雄姿に惚れ惚れするような山並みである。今度は谷底から山頂まで見上げる。身震いがおきそうだ。早速 「あの山! 何ですか?」 『こっちの山は!?』 とリーダーに聞く。

一ノ背髪でカメラを抱えたご夫婦に会う。千葉県から来たそうだ。リュックの重さにプラス、カメラの重さで、さぞ重いことと思う。男性一人の人は、五竜岳まで行くそうだ。きっと素晴らしい写真が取れるのだろうなあ…。

一ノ背髪C

二ノ背髪D
二ノ背髪手前は急な階段61段。ほーぅう!頑張ろう。
AM10:46二ノ背髪Dに到着。少しお腹がすいてきた。あんぱんを食べよう♪ 『もう少しで山頂だぞ』
 傍らの方が注意をする。おかまい無しにパンを出して食べる。皆にもちゃんと分けましたよ。空腹を我慢することは駄目である。これは私の自論。 さて、もう少し、尾根を歩こうここからは楽な道である。
山頂手前にて景色に見とれ、前に進まない。
AM11:11
山頂です(^^) 360度のパノラマ。山頂には先程から話しをしていたご夫婦と他に4組がいた。その一組のご夫婦が『槍カ岳が見えますよ。』と教えてくれた。このご夫婦は石川県から来たそうだ。 槍の穂がしっかり見えた。あの山なんだ〜。
 お昼は後回しにしてリーダーから山座の説明を聞く。槍カ岳→針の木岳→爺カ岳→鹿島鑓カ岳→五竜岳→唐松岳→天狗の尾根→白馬三山、さらに右方向に焼山→火打山→妙高山→乙妻山→高妻山→戸隠山→飯縄山→四阿山→浅間山。360度の大展望、贅沢とさえ思える展望に満腹です。…まって、やはりお腹は空いている。さあ お弁当にしましょう。
朝 登り出した時は、天気が危ぶまれたが、快晴である。暑いです。空には赤トンボがたくさん飛んでいる。着実に秋に向かっている。
心もお腹も満腹になった、山頂を後に下山です。 二ノ背髪にあっという間に到着です 見返り坂からの八方尾根。朝は霧で見えなかった。昨年、栂池自然園、数年前に八方尾根、そして今年、五竜の尾根を歩いた私達は、白馬の尾根は制覇した事になるのかな 地蔵の頭ケルンへ行かず、分岐を地蔵の沼・湿原へ向かう。のどかな景色にうっとり。ベンチに腰掛けお茶をする。 湿原でハクサンシャジンの写真を撮っていると、先手の人はアルプス展望リフト広場のベンチで休んでいた。 ゴンドラは8人乗り、10分ほどの時間は楽しいお喋りの時間。ジェットコースターのような滑り出しに、きゃあ〜!といったのは、誰?

登山の途中に出会った花
タマガワホトトギス タムラソウ ミヤマコゴメグサ
ミヤマママコナ リョウブ ヤマアジサイ
ムシカリ ヤマハハコグサ シモツケソウ
イワショウブ ハクサンシャジン

PM14:50下山後テレキャビン駐車場から車で比較的近い姫川源流を見学する。バイカモが咲いていた。

野路野路クラブリーダーの教え子は、山のとりこになりました。教え子は夫を誘い出しすっかり【夫婦で山を歩く】形になった。私達夫婦がその例です。
今日の山登りは、特別の山登りとなりました。ありがとうございましたm(__)m

 
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