長野県 霧ヶ峰  車山  1,925m

     

平成 20年 9月 6日 (土)
天 気    
メンバー   のろのろ風風
  → 一般道  ⇒高速道  …歩き
 自宅発AM8:00→駒寄PA⇒佐久IC 8:59→望月→蓼科牧場 40号→白樺湖→
 ビーナスライン→車山肩 駐車場 AM10:00
 車山肩 駐車場発AM10:15…のんびりゆっくり花観賞と写真…山頂11:20 11:42
 車山乗越…沢渡分岐12:11…車山湿原12:2212:42…沢渡分岐12:52…車山肩分岐
 13:00…コロボックルヒュッテ13:2013:45…駐車場13:47
             
 駐車場発13:50→踊場湿原14:00 14:10→15:09 あさしな温泉 穂の香乃湯¥350
 15:57→内山峠 こすもす街道→群馬→下仁田道の駅 →箕郷(寄り道)→
 自宅着PM18:40
 お盆の猛暑が過ぎると、まるで梅雨に突入したかのような毎日であった。今週こそは”山に行こう”と思うが予報は雨マークばかりであった。天候不順も3週間目に入った9月4日(木)に、6日長野県は午前中だけ晴れとの予報が出た。
 月曜日から立て続けに用事があり、5日の夜も机上登山が出来ないまま6日土曜日になる。

車山湿原からの車山 蝶々深山への道から湿原 
遠くにコロボックルヒュッテ
  ”ひよこ隊”の私達は、これだけ雨の降った山には入る気が無く、兼ねてより霧ヶ峰が候補にあったので8時出発と、のんびり出かける事になった。家での朝、窓からは重たい雲が空を覆いあぶなっかし模様である。
 いざ出発。。。
 上信越道八風山トンネルを抜けると、そこには太陽が出ている。ありゃりゃぁ~! 喜んでしまった。
 昨晩寝付かれないまま、ごろごろとして朝を迎えた。車のゆれと天候の心配がなくなり同時に安心して。。。眠くて眠くて…。  

車山の花
マツムシソウ マツムシソウ マツムシソウとクジャクチョウ マツムシソウ
ウメバチソウ ヤマラッキョウ イタドリ ヤナギラン
 
キリンソウと蝶々深山 ワレモコウ トリカブト
他に見た花:ツリガネニンジン・シモツケソウ・トラノオ・ホタルブクロ・ヤマハハコ・オミナエシ

 ビーナスラインを走る頃には道路の両脇にマツムシソウが見え出す。嬉しさのあまり目はパッチリとなった。
 H16年9月20日に登った時は車山高原からリフトに乗って車山の山頂に楽々立った。そこから蝶々深山を経て、七島八島湿原まで歩きバスに乗って駐車場に戻った。
今日は、車山肩に車を止めて歩く事にした。ゆるやかな坂道の両脇には花が沢山咲いている。夏と違いニッコウキスゲは次への世代へと大きな種となった姿を見せていた。季節の移りを、花で感じる幸せをタップリ楽しむ。
 秋が始まっていた。
アキノミヤマキリンソウとビーナスライン

出発
 ゆるやかな登り、この景色どこかで見たような?? そうだ、伊吹山に登り出した景色に似ている。
「似ているでしょう?」と聞くと、『全く違う』と即答。
 左側斜面が花の丘で…右斜面からは下方の景色が見れて…。
やっぱり似ているよ。

人面石
私の身長位ある石に誰かが目をつけて、鼻や口の形をした石を乗せて枯葉で髪の毛にしたオブジェである。いろいろな方のHPには、【顔があった】【顔がなかった】などとある
山頂
山頂からは眼下に広がる霧ヶ峰の全容が見える。サンダルを履いた若いカップル、親子、おじいちゃんと老若男女が山頂を楽しんでいる。
八ヶ岳・南アルプス・北アルプス・富士山が眺望出来るようであるが、今日はそこまでは無理であった。
喧騒を後に、リフト脇をとおり急斜面の階段を降り、分岐を左に進み車山乗越へ向う。

車山乗越に着いた。

蝶々深山へ

H16年に来た時はこの木道はあったかな?
青空とたわむれるマツムシソウ

手前を湿原へ
 車山肩のへの標識を通り越して湿原へ向う。【沢渡方面】の標識を左に進み湿原へ シモツケソウが終わりを告げて赤くなっていた。まるでこれから咲き出すシモツケソウの色に良く似ていた。これも私達が見た伊吹山のシモツケソウと同じである。今年はシモツケソウの咲き始と、終わりを見ることが出来た。
車山を見ながらお昼
湿原の道に大きな石があった。ここでお昼にする。この先、沢渡への道は足元の草も刈り取られていず両側からせまってきていた。食事の後は今来た道を、車山肩の分岐まで戻り、右に進む。
ヒヨドリソウ ここにも こっちにも あの斜面にもという程に咲いていた

 戻って車山を見ながら車山肩へ
 車山の山頂から右へグルッと90度程目線を移すと丘の上に、コロボックルヒュッテがみえる。あそこまで行けばいいのだ。童話の世界のような景色に心が安らぐ。山道の両脇の花を見て歩く。右手には蝶々深山へ続くなだらかな斜面がある。先程行った車山湿原までは、斜面にヒヨドリソウが一面に咲いている。 

 
 出発   人面石 車山山頂   気象台   山頂リフト 
 車山乗越 標識  蝶々深山へ  手前を湿原へ  車山を見ながらお昼 戻って車山を見ながら
車山肩へ
ヒュッテおすすめの牛乳カルピスとアイスコーヒーを、高原が一望できるオープンテラスで飲む。美味しい♪
まったりと良い時を過ごす。
コロボックルヒュッテ ヒュッテ

駐車場から車に乗って踊場湿原を一周する予定で行ってみる。
が、歩く道は見えないくらいに草や植物におおわれている。
あ~あ。これなら、蝶々深山に登ればよかった

湿原を一望できる駐車場から写真を1枚撮って帰路に着く。
踊場湿原

雨の合間をぬってのハイキングはことの他、爽やかでした。
 
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