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寒くないように支度をするが、風は無く、太陽はぎらぎらでも無くて歩くには最高の天気である。入山者センサーをとおり石畳の階段から下りだす。雨で濡れいるのか朝露か、気をつけよう。
”熊が出没します、鐘を鳴らして人のいる事を知らせてください。”Aこのような標識が立っている事さえ知らない。まるで私達は「玉手箱」を開けた”浦島太郎”のようです。 |
鳩待峠 尾瀬ヶ原入り口@ |
A |
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木道に大きな石がゴロンBとある場所は、5月の水芭蕉の頃はここで渋滞したものです。
→私が持っている尾瀬の本”写真より”
そこが何と三叉路Bになっている。工事の進捗は、はなばなしい。いやはや私の錯誤もはなばなしい…。 目を見張るような紅色や黄色の紅葉はすでに終わっている。至仏山を樹幹越しに見た、胸が躍る。小至仏からの稜線がゆったりと見える。 |
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大きな石B |
山ノ鼻ビジターセンターC |
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大きな石B” |
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川上川に沿うように下り、順調に山ノ鼻ビジターセンター前に着いた。
センターの活動はマスメディにより理解している。汚水浄化処理施設が出来、トイレの利用も安心して使える。1回¥100有料である。尾瀬保護財団が出来ているのも顕著なところである
山の鼻から原に入る。燧ケ岳Dが大きく浮かび上がってきた。尾瀬ヶ原って♪この景色なんだよな〜♪背後にはなだらかに伸びる至仏山E。あの山に登った良い思い出がある。燧ケ岳はまだ未踏、いつか登れるかな。 |
燧ケ岳D |
至仏山E |
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晩秋の尾瀬ヶ原に入って目を見張ったのは、草紅葉。この時期には、あってしかるべき光景なのかもしれない。その草紅葉に波紋がある。これも私が知らなかっただけなのか、水のある所はすでに紅葉が進み焼けて黒くなっていた。そのコントラストが美しい。 足が止まる。
今日は、早く歩けたならアヤメ平まで登り上げて、鳩待峠に下る計画をしてみたが止める。この湿原を満喫することにした。写真を撮りたいし、 |
草紅葉の波紋F |
G |
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この場所にたたずんでいたい。
牛首沢の橋の上から左右を眺める。川の中に藻が筋を立てて流れている。JK細い橋の上から眺めるとちょっと身を引いてしまう。綺麗というより怖い感じである。
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至仏山H |
池塘I |
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牛首沢(左)八海山方面J |
牛首沢(右)アヤメ平方面K |
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牛首(中田代三叉路)に着く。憩う人の中に混じって私達も休憩です。
お茶にチョコ、チュリスト、あんれまぁ〜! メタボ解消の歩きではないんですか?! 「はい♪」美味しんです。
さ・て、これからヨッピ橋に向かいます。橋の板は撤去された情報を得ているので、手前を竜宮小屋に進みます。左手景鶴山の裾野が、原と合流するあたりの白樺と、草紅葉の紅葉が素晴らしい。黄金のこの季節も本当に味がある。
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牛首L |
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黄金色の花々 |
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キンコウカ |
ニッコウキスゲ |
リンドウ |
カヤ |
イワショウブ |
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池塘に”逆さ燧ケ岳”が姿を映す。優しい風が吹く さわさわと小波が立ち
あっという間に影はにじむ、時間を忘れて見ていたい。 |
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ヨッピ橋Mは板が外されて冬の準備「危険」と赤札が立ててある。
山ノ鼻に下る時から追いつ抜かされつ歩いていた男性5人は、鉄橋のようになったヨッピ橋を、えっちら・おっちら渡って行った。1人は猛烈な巨人ファンでもう1人は阪神という。みかん色のタオルと黄色いトラのタオルを巻いた男性達は楽しい人であった。『斉藤はどうしたんだ?』そんな会話を主人は、すかさず割り込んで話していた。「じゃあ!気おつけて♪」 ここは球場じゃありませんことよ(私)
ここヨッピでお昼にしようと思う。場所が無いので竜宮小屋まで行くことにする。この辺りから足の裏が熱くなってきていた。擦り傷のような、豆が出来る前のような感じである。木道歩きはきついものがある。お腹がすいてきたせいもある。 |
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ヨッピ橋M |
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池塘に至仏山が影を落とす撮影ポイントになった。この場所から至仏山を見たかった。風も無くグットタイミングで撮れた写真は睦夫さんのでした。
薄い太陽が出ていて2枚の長袖では歩いている時は熱い。半袖でも良さそう。
竜宮小屋Oの前アヤメ平との分岐十字路にて昼食とする。 |
至仏山N(睦夫写真) |
貴婦人の白樺(睦夫写真) |
竜宮小屋O |
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食事をして休憩していると寒く感じ1枚羽織る。風がこの辺りは吹き抜けている。
これからは往路です。竜宮小屋と牛首の中間辺りで木道の新旧架け替え工事中であった。
20年来に渡り何回も尾瀬ヶ原に来ているが工事と遭遇したのは初めてだ。山ノ鼻に入る前の川も蛇籠を組む人、木道を架け替えている人達がいた。主人は仕事柄興味深く見学をしていた。
皆さん「お疲れ様です。」 |
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新旧木道P |
新旧木道 工事 |
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閑散とした牛首分岐 |
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山ノ鼻につく頃には、足はパンパンの疲労状態、何キロ歩ったと計算するが、2.2K+2.2K+3.2K…… 非常に難しい計算に頭の中まで疲労状態
ゆっくり休憩して、鳩待峠までの登りをスタート。1時間30分必要とガイドブックや資料にある。私の前職(パート)職場の職員と来た時、トライアスロンをしている女子の方が35分で登り上げた。私達は、2時間とは言わないが、一歩一歩と思う。2回休憩して鳩待峠に到着したなら1時間15分でした。あらまっ!驚きタイムです。【のろのろ風風】も1年が終わり、冬眠に入る時期になったらベストコンディションです。 |
山ノ鼻BC前の温度計12℃ |
鳩待休憩所R |
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