群馬県 吾 妻 渓 谷(あがつまけいこく)

 国指定名勝「吾妻峡」 
吾妻渓谷は、吾妻川に架かる雁ガ沢橋から八ツ場大橋までの約3.5キロメートルにわたる渓谷です。大昔に火山が噴きだした溶岩を、川水が深く
浸食してできたものと考えられています。
 川原湯温泉から約1.8キロメートルの探勝遊歩道は、ゆっくり歩いて片道40分の家族向きのハイキングコースです。つづら折りの狭い道をたどって
いくと、そば立つ懸崖や奇石、滝など変化に富んだ見どころが続き、渓谷の美しい眺めを一望できる見晴らし台もあります。
 両岸に生い茂るカエデやクヌギ、アカマツなどがすばらしい景観に季節ごとの彩りを添えます。特にムラサキツツジの咲く4月中旬、新緑におおわ
れた5月、紅葉の美しい10月下旬から11月上旬にかけてが、渓谷探検に最高のシーズンです。 
                                     【吾妻町役場ホームページ】よりお借りしました。 タイトル写真:吾妻峡 滝見橋より
平成22年 11月 6日(土)    
               のろのろ風風
赤線=往路・復路

 自宅発12:43→農面道路、R164→雷亭→R35→R145郷原駅
 →JR吾妻線川原湯温泉 駅前駐車場着
 駅前駐車場…吾妻渓谷遊歩道入り口14:14…滝見橋
 白糸の滝14:19 14:26…光琳の滝
14:42…栃洞滝14:43…
 見晴台手前…栃洞滝…光琳の滝…滝見橋
15:16 15:20
 …吾妻渓谷遊歩道入り口
15:25…駅前着15:31
 川原湯温泉駅前駐車場15:40→郷原R28→榛名湖16:12→
 伊香保森林公園→榛名カントリー跡→自宅着18:15
表示:   → 一般道  …歩き Yahoo! JAPANマップ

  上毛(群馬)かるた  耶馬溪 しのぐ 吾妻峡 
 この「かるた」は、群馬の名所・名産・名士が詠まれている。子供の頃から親しみ競技会なども行われて、群馬県人なら知らない人はいない。そのかるたの一枚「や」にあるのが吾妻渓谷である。
 5日、マスメディアの紅葉情報では最高のようである。自宅からもそう遠くない。午前中に庭仕事の垣根剪定をしてから、午後12時43分に出発をする。吾妻渓谷には駐車場があまり無い、道路も渋滞している様子なので、午後の出発で丁度良いはず…。 はず!が、混んでいる。やはり車を止める所が見つから無かった。

 上手い具合に川原湯温泉駅前に駐車場が空いていて止める事が出来た。八ツ場ダム工事関係用駐車場であるが、開放してくれてあった。八ツ場ダム中止問題が報じられて地元では揺れに揺れている。ここ吾妻渓谷は、ダム底に沈む予定である。
ダム完成と造成予定工事標識 吾妻渓谷 これより右手入り口

滝見橋上からの渓谷上流
 沈む前に1度は歩いてみたかった。何年もその様なことを思っているが、この次、またこの次で渓谷の遊歩道を歩いた事が無く、今日が初めてである。 
滝見橋

 R145号線と渓谷を挟んで、山側にある散策道路、片道1.8km 40分 戻っても良し、歩った先の鹿飛橋を渡ってR145号線歩道を歩いて戻っても良し。
サムネイル表示画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑ 白糸の滝


滝見橋上からの渓谷下流
 テレビで騒ぐほど今年の紅葉は色が綺麗でない。車では何度と無く走っているので良くわかる。
 
 それでも。。。。う~ん 
左手に見えた紅葉

 やはり! 綺麗です。紅葉の名所ですね。

 水の色と、切り落ちた両岸の岩壁の紅葉は素晴らしい。水の色が深く、たおやか。。。いいや! 水量が多くて滝見橋の上から垂直に見下ろすと怖い位です。
左手に見えた紅葉

光琳の滝
 蛇の頭のような出っ張りを行き、先端から下を見下ろすと、
突端

渓谷が見えた。 



 (←)細い滝 光琳の滝が、右斜面から落ちて渓谷へと流れている。優しい一筋の滝でした。


栃洞滝の上部
   間もなくすると、栃洞の滝になる。ここでは、見物している人が多い。滝の水が歩く道に流れていて紅葉の葉が浮かんでいる。さやさや流れている水なので、手で触ったり、滝しぶきに手を入れたりしている。 
栃洞滝

 今日は、運動靴で来てしまって失敗です。山道を登ったり下ったり、木の根っこをまたいだりなので、軽トレッキングシューズを履いてくれば良かった。”後悔先に立たず”
張り出した根っ子

   「山を歩く」がモットーの私達です。午後に到着は考え物でした。時間にゆとりを見て出掛けなくてはですね。しかしながら、ちょっとの時間を有効にも大切!(言い訳^^;)
 
 私達は、2/3位の道のりで引き返した。排気ガスを吸いながら、折り返し地点から国道の歩道見物より、山道を歩くことを選んだ。 
 
水流
 
JR吾妻線   西日が差す道  

   あっという間に駐車場である川原湯温泉駅前に到着した。
駅前広場にあった案内板(←)
 
【今日の地方版ニュ-ス】 
 馬淵澄夫国土交通相は6日、事業の必要性の再検証が進められている八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設予定地を視察後に大沢正明群馬県知事らと懇談した。
 懇談で国交相は、同ダムについて「中止の方向性という言葉には言及しない。予断を持たずに再検証していく」と述べ、前原誠司前国交相が示していた中止方針を棚上げする意向を表明した。
  
サムネイル表示画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑↓ 

   その後、榛名湖へと向い、湖畔の夕暮れを見物した。
 紅葉の榛名山に夕日が差して、逆さ富士が水面に映しだされて綺麗でした。


 詩でも詠めるセンスがあったなら一句浮かぶのでしょうが。。駄目でした。数分佇んでいるのみでした。
 

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