愛知県 飯 盛 山254m ・ 香 嵐 渓
   (いいもりやま ・ こうらんけい)

●飯盛山
・春まだ浅い3月下旬、カタクリの花が北西斜面一帯に咲き乱れます。
・平安時代末期に足助(あすけ)氏初代の足助重長により飯盛山城が築かれた。山頂を三段に削って本丸から三の丸まで城塁が置かれ、西側と
 北側に矢場、東側には2箇所の空堀が切られた。現在もその痕跡が地形として残されている。足助氏衰亡の後は、その菩提を弔うために居館跡に
 香積寺が置かれた。
 山門脇には現在も土塁が残る。また、その後この地を治めたは飯盛山城を本城として6つの支城(真弓山城、臼木ヶ峯城、大観音城、城山城、
 成瀬城、黍生城)を築き、足助七城と呼ばれたとも伝わっている。現在では山裾を流れる巴川と共に東海地方随一の紅葉の名所・香嵐渓を形成する。
  【Wikipediaより】
香嵐渓
足助(あすけ)の代名詞【香嵐渓】。秋の紅葉はもちろんのこと、香嵐渓は四季を通じてさまざまな表情をみせてくれます。春の到来を告げる
かたくりの花、新緑が眩しい初夏。夏はいろは紅葉の緑陰に涼を求め、巴川では子供たちが水遊びに歓声がこだまします。秋は絢爛豪華な
紅葉に衣更え。鮮やな色が、川面までも染めつくし、まるで錦絵の様な美くしさを見せてくれます。   【足助観光協会パンフレットより】

                                                     【足助観光協会 HPより】 タイトル写真:香嵐渓

平成22年11月27日(土)    
               のろのろ風風
赤線=散策

 自宅発AM3:53→駒寄PA4:00⇒(上信越道)⇒更埴Jct⇒(長野自動車
 道)⇒(中央道)⇒小黒川PA6:20 6:28⇒土岐JC7:32⇒(東海環状自動車道)
 ⇒豊田藤岡IC7:45→中山IC⇒力石インター東IC→足助→香嵐渓 巴橋付近
 渋滞8:12→民営駐車場8:15
 民営駐車場8:15…西町第2駐車場香嵐渓入り口9:03…
 …紅葉のトンネル…太子堂…待月橋
9:15…香嵐渓広場 猿回し見学
 …三州足助屋敷前…薫楓橋
…香嵐橋(つり橋)10:00 10:12…
 一の谷
…香積寺山門
 香積寺裏手登山口10:10…豊栄稲荷10:15…分岐10:22…広場
 10:24…飯森山山頂
10:26…分岐10:32…豊栄稲荷…香積寺10:40
 …三州足助屋10:50 11:27…香嵐亭11:30 12:27…巴橋…
 西町第2駐車場
…民営駐車場
 民営駐車場足助城見学12:50…西の丸…本丸…門 13:57 
 足助城駐車場→瀬戸赤津IC⇒土岐南多治見IC→土岐美濃焼街道 
 どんぶり会館15:05 16:00→瑞浪IC⇒(中央道)⇒恵那SA⇒駒ヶ根SA
 17:25(夕食)18:23⇒諏訪JC⇒(長野自動車道)(上信越道)⇒東部湯の丸
 SA19:55 20:05⇒藤岡JC⇒(関越道)⇒駒寄PA21:07→自宅着21:15

                         本日の走行距離 873.6km
表示: ⇒有料道   → 一般道   …歩き Yahoo! JAPANマップ

   H20.10.11八甲田山へ登った折に名古屋県のご夫婦 Kさんに会う。その時に「紅葉の香嵐渓」のお話をお聞きした。名古屋のどこかに紅葉の名所がある事は知っていたが、Kさんにお聞きして初めて場所が一致した。毎年紅葉の季節になると思い出し【香嵐渓にはいつか行きたい】と思っていた。
 突然!本当に突然「行こう!」と言い出した我隊長。いかにしても長距離である事と、今年の紅葉見物は終わったと思っていた私は、どちらかと言うと反対でした。それでも【思ったが吉日!】という気持に押されて承知をした。
 とにかく大渋滞が予測されるので、朝の8時までに到着するように計画をすすめた。関越自動車道・上越・長野・中央道、東海環状自動車道と走り、豊田藤岡ICを下りる。一旦下りて中山ICで乗る。その先、力石インター東で下りると、途端に渋滞でびっくりした。まだ10kmはある。でも、そこは信号機の自然渋滞ですぐに走れた。足助(あすけ)の町に入る。無料の足助支所の駐車場は満車、民営の駐車場に止められた。香嵐渓入り口の真ん前であった。
(料金¥1,000)
 



8:15

8:41
 朝食をゆっくりとったならここの駐車場は満車であったと思う。人・人である。こんなに早い時間なのに。。。。
女性しか使わない施設も行列です。仕方がない順番を待つ
香嵐渓入り口 太子堂 待月橋(たいげつきょう)  
 


8:52



9:08

三州足助屋敷前  
【もみじのトンエンル】を歩き出す。いやいや!聞きしに勝る紅葉の美しさ、鮮やかさ、朝の冷たい空気に真紅の赤・黄色・緑がおりなし綺麗です。巴川の水面もキビキビした感じである。 

 出掛かけられるタイミングがあったなら、そのチャンスを逃す事なく、迷う事無く、行ってみる事と思う。本当に来て良かった。今は、【もみじ祭り】の最中である。香嵐渓広場では、猿回しのイベントが行われていた。 
  サムネイル表示画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑ 香嵐渓広場 猿回し見学
 
9:14
 人と猿の息の合った演技に笑いを誘われた。おひねりを入れるざるを猿がもって周り握手をした。おばあちゃんのような冷たい手でしわしわであったそう。 
薫楓橋

 巴川に架かる3本目の橋、香嵐橋(つり橋)についた。ここまでで1km強である。その間中、ずっ~と、紅葉である。
 つり橋は、とても揺れて橋の中心を歩かないとフラフラしてしまい、どぼん!となりかねない。
渡り終わってもまだフラフラしていた。
 サムネイル表示 画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑ 香嵐橋(つり橋)
 
9:28





10:00
  
巴川 香嵐橋(つり橋)
サムネイル表示 画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑
つり橋をもう一度渡り返して、その先である一の谷まで行ってみるが、最初の喧騒はどこへやらと空いている。一の谷に車を止めて歩き出せる事を知った。ここのもみじも真紅である。
一の谷 紅葉

 一の谷で戻り、香積寺(こうじゃくじ)をお参りしてから裏手の飯盛山(いいもりやま)へ登る事とする。
 人が一層多くなったように感ずる。
一の谷 
 
10:09





10:26
山頂

 
 香積寺山門から逆行の紅葉が綺麗で、足を止めて見入る。同じような人が沢山いた。本殿のお参りは行列でした。いつものように、いつものお願いをして左横から裏手の登り口へといく。
香積寺山門   香積寺裏手 飯盛山登山口  豊栄稲荷

 下りてくる人に、道中の様子を聞くと、『途中で断念して帰ってきた。』と言う人や『山頂が綺麗ですよ。』『疲れますよ。』と感じ方がいろいろで言葉が帰ってくる。山登りを目的とした人、紅葉狩りのついでに山に登る人から三者三様の答えです。
これは、自分で登って試しましょう。片道15分だからまあ良いでしょう。
太子堂からの分岐 山頂手前広場
 





10:41


飯森山全景 巴橋より写す
 サムネイル表示 画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑
 あっと言う間に山頂です。道中は、紅葉の絨毯を歩いたり、針葉樹の下を歩いたりと、ミニ版の「山」でした。全山紅葉の山であった。登り口は3ケ所あるようだ。
飯森山山頂↑↓

 この山頂には、足助城の城主鈴木氏の居城があったそうだ。<トップ緑字の説明>その跡とおぼしき景観が見える。
山頂の大石
 
10:50




11:27
         
   三州足助屋敷前 屋敷内 水車 屋敷内 竹かご屋 屋敷内 鍛冶屋
   下山してから三州足助屋敷に入館した。群馬県みなかみ町にある【たくみの里】と同じである。竹かごを実演したり、希望者には作成させてくれる。和紙すき、鍛冶屋、水車、染物等であった。お腹が空いてきて、食事が出来そうな所をさがすと満員である。すでに朝の4倍位の見学人に膨れ上がったのでは無いだろうか。そば饅頭を焼いている店に並んで買う。立ち食いをしながら戻る。猿回しの人垣は、三重四重である。朝の芸から何度目なのかな?
 待月橋を渡り、橋のたもとの食事処香嵐亭で昼食をとり、巴橋をわたる。飯盛山と巴川の紅葉をのんびりと眺める。
 

  【足助城】
15世紀後半から16世紀初頭に戦国時代を領有していた鈴木氏が築いた城です。平成2年から本丸、南物見台、南の丸の一部、北腰曲輪等の
発掘調査を行い平成3年~4年度にかけて、遺構に即して高櫓、長屋、物見台、西の丸番所、台所、管理棟等を整備した。発掘調査を元に再建
された、全国的にも珍しい山城です。   【足助観光協会パンフレットより】
 


12:57


~ 


13:50


足助城 本丸と長屋

  
    帰路につくが、足助城による事にした。  ここは山城であった。紅葉の土手を見ながら、もみじの絨毯を歩き、いいえ!”登り”が正しいです。へぇへぇ ぜいぜいと登った。天守閣に着いた。

  
城 入り口

    
 サムネイル表示 画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。↑  南丸門 ガイドさん 後ろ本丸




16:34
 
 私達が入場した時間は、ボランティアガイドさんが昼食中であった。入場者全員にガイドをしてくれるようで、早々に食事を済ませて近道で登って来られた。やはり、なれた方でもぜいぜいと言っていた。『天守閣前にある椅子にでも腰掛けて話をさせてください。』と言われたが、「ここでと(^^)」お願いして道端で聞く。やはり専門の方ですね。
さぁ~っと見てしまえば、それまでなのに良くわかる。
 恵那SAの夕日
   突然に紅葉見物の候補地となって遠路訪れてしまったが、”旬の紅葉”を見学出来て良かった。真っ赤にもえた【もみじ
らしい紅葉】を見ていないと、心の底で思っていたのだと思う。自分達のスタイルに合った見学と歩きに大満足をさせてもらった一日でした。

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