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旅の計画途中で、利尻島一周コースを知り早々と予約をした。時間的には半日コースである。見学出来るのか?と心配しながらである。午前中で終わるのなら午後には、礼文島に渡ろうと予定を立てた。
緻密にバス会社とカーフェリーの連携は取れていて、遅延無く進んだ。『礼文島へ渡るカーフェリー乗船には、必ず間に合います。』と電話での問い合わせの時もそうであったし、今日のガイドさんもそうおっしゃった。予定通りである。
鴛泊地区→鬼脇地区→沓形地区→鴛泊地区の時計まわりで観光コースは組まれていました。 |
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「利尻山」地元の方は利尻富士という。登らないの? これは大変厳しい質問であります。
言い訳をつらーっ!と話させて頂くよりも明瞭簡潔な答えは!
我【のろのろ隊】には、その体力がありません。標高差1,550m 往復で11時間、一日のコースとしては、とても無理です。
なので、”利尻山をいっつも♪眺めながら観光をします”となりました。
でも、今日は山頂が見えません。 |
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姫 沼 |
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民宿の送迎バスは、船の時間に合わせて送迎をしてくださるので、とてもありがたい。今日は、バスの時間にも合わせて動いて下さった。利尻富士登山口への送迎もしてくださっていた。 |
和風ペンションみさき 後ろペシ岬 |
姫沼入口 |
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入口のつり橋 |
姫沼 |
ここまでバリアフリーの木道 |
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姫沼を右回りで歩いて、一番奥から入口方面 |
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今日は曇り、利尻山の山頂は、相変わらず見えない。この姫沼には逆さ富士を見る事が出来るそうだが、見えない。
定期観光バスのガイドさんは、年齢の重なった方です。その職歴からでしょうか、とても素晴らしい案内をしてくださった。『植物の分からないものがあったらお聞きください。』 質問をすると、すべてお答えくださいました。
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ここに逆さ富士が映る |
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以下、これから記録に書くことは、殆どがガイドさんの話からです。(※オレンジ色の字)
←【オニシモツケ】白色のシモツケは利尻特有で花が大きい。木の高さも本州に見られるより一段と高い、大人の女性位の高さです。一回り大きいのでオニがつきます。 |
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アイヌ語で、リイシリ=高い山の事 利尻山、 ポン山=小さい山 利尻富士の回りには、ポン山がいくつもあります。
今日のように曇り、時に霧の状態からそして雨のような霧になった時は、ジリといいます。
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車窓より展望 |
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鴛泊港とペシ岬 |
桐山三四郎顕彰碑 |
利尻昆布を干してます |
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利尻島郷土資料館 |
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利尻島に生きる森の動物・高山植物・海の動物のジオラマ等が展示してありました。 |
正面玄関 |
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裏庭には、高山植物園があった。ウルップソウを見たことが無い私は、期待したのですが、もう咲き終わった後でした。
ガイドさんの説明は、時計の針の方向で、地名の紹介がある。実に分かりやすい。ぐるっと回っていると、いつも直線で進んでいるかのように思えてしまいます。 |
高山植物園 |
ルピナス 道路沿い等に沢山 咲いていました |
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オタトリ沼 |
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バスを下車して見学しないところでは運転手さんはバスを停車した。そして、ガイドさんがお話をしてくれた。
5時の方向のオタトリ沼、今は、3色のアヤメが最盛期と言う。
『午後に礼文島へ渡る人は、ここでお腹を満たした方が良いでしょう。このバス下車後、直ぐにカーフェリーに乗ります。乗ってからもゆっくり食事の時間が取れないと思いますので』とおっしゃった。バフンウニの寿司、ホタテの浜焼きが名物というが、両方とも昨夜の民宿みさきさんで夕食にいただいたものです。私達は、食べなかったです。 |
利尻山の裾野がうっすらとみえる |
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アヤメ 三種類 咲き終わった花が目立った |
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仙法志御崎公園 |
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6時の方向の仙法志御崎公園、カモメが何か求めてやって来る。『餌は与えないでくださいね。ずっと 飼うなら上げてください。』
カモメの足は白、ウミネコは黄色く一回り小さい。天敵はカラスです。
石碑から下におりて、ウニの養殖を見学する。ウニの皮むき体験もできるし、食べられる。ウニの塩気は海水の塩気で、その塩味がウニの甘味を引き出すと言う。 |
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車窓から |
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7時の方向にある見学地、島の中には42社と23寺があるそうだ。海の安全を願ったり、大漁を願い信仰心が深い現れです。 |
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北のいつくしま弁天宮 |
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人面岩 |
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←町の街灯がとてもおしゃれです。リシリリンドウを形ちどったステンドグラス、黄色もあれば紫色もあります。ピンク系かな紫色とも思えた。
エゾカンゾウが当たり年だそうだ。→
利尻空港少し手前の原生花園を見た。
空港に入る所に、黄色と橙色の絨毯が見えた。
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街灯 |
エゾカンゾウの群生 |
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黄色は、タンポポモドキで、ブタナという。橙色は、コウリンタンポポです。これだけの群生を成すのは、他に無いのでは と、ガイドさんは自負をされた。ハマナスのピンク色、白色が咲く利尻空港で下車する方を見送る。プロペラ機38人乗りだが、期間限定で、アナが千歳と利尻を結んでくれているようだ。
既に11時の方向に来た。鴛泊港が近い。素敵なとってもお話の上手なガイドさんであった。またお会いしたいなぁ〜と思った。
風1m 気温18℃ 涼やかである。 |
鴛泊港PM13:05発礼文島 香深港13:45着 |
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