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昨年H26.07.08の事、<大雪山の懐に入った大きな目的のもう一つは、旭岳裾合平のチングルマ群生を見る事である。>このように前置きをして入山しました。その思いが叶い家に帰った途端、来年も花々が咲く【神々の遊ぶ庭】を見たいと思う様になりました。
H27年。。。。秋、この大雪山の前に立つことが出来た幸せに感謝です。
昨日(9/10)は、台風の影響で、強風の為ロープウェイは運休でした。昨夜19時あたりから雨が降り出して風も強く完全に無理とあきらめた。夜中トイレに起きた時も雨が降っていた。かなり強く風も吹いていた。スッーと寝込んで、無音の状態に目が覚めた。窓を開けると少し、いいえ!明るいんです。 |
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急いで起きて先ず旭岳RW駅に電話をする。『今日は運転します』ええ!!
昨夜からは予想もしない展開に驚き、あわてて身支度を整えて出発をした。
自宅で机上登山した時は、天候が良かったらRW駅駐車場に車中泊して一番RWに乗る予定であった。 |
道の駅あさひかわ 車中泊 |
車窓より旭岳 |
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「あった」という計画からすると今朝は2時間遅れとなる。雨と踏んだのが晴れてくれたのだから「良し!」としなくてはならない。昨日の職員さんも従事している。直ぐに分かり短い挨拶のお礼を申し上げて乗車した。 |
旭岳ロープウエイ 山麓駅内 |
ロープウエイ車内から |
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乗車中の窓から紅葉が始った山麓を見る。わぁっ! 綺麗!
姿見駅に下車して旭岳を臨んで、「今日一日、いいえ!半日でいいからお天気でいてね。」お願いをした。 |
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姿見駅前デッキ |
歩き出す |
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日焼けするくらいの日差しでした。吹く風は、爽やか、秋日和です。
昨年、チングルマの時期に歩いたこの道・この散策道・入山道を歩ける。嬉しくて嬉しくってウキウキです。
今日は、裾合平へ向かいます。
やはりチングルマの時と同じで、この自然探勝路は紅葉が始っていますが、裾合平はまだだと言う。行ける所まで、11時まで歩いていこうと、心に決めた。隊長は10時30分までと思ったようです。30分の誤差は、私が写真を撮りまくるのでそうそう簡単に進まないと踏んだようであります。 |
第一展望台から旭岳 |
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第一展望台に到着をする。曇が多いものの視界が非常に良い。【さわやか】これも実に良い。遅くなった出発でしたが、観光客の方はまだ数人しかいません。昨日の悪天候の次ぐ日なので、ちょっと躊躇ったのでしょうか?遅いのかもしれません。
ベンチにカメラをおいて自動シャッターで、とりあえず昨年と同じポイントで一枚撮る。 |
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てれますなぁ〜 |
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見おろすと3人の観光客とガイドさんがやって来る。何と昨日夕方に旭岳ビジターセンターでいろいろお聞きした職員さんでした。ガイドをしておりました。ご挨拶をして、今日の天気の喜びを話す。『ほんとう 良かったですね(^^)』
遠い北海道の方とは思えない親近感です。 |
第一展望台への登り |
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満月沼 |
すり鉢沼 |
裾合平への分岐 |
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第三展望台から下りて、裾合平方面・姿見池方面への分岐を、左、裾合平へと進む。 |
裾合平への入山道 |
チングルマ群生地 今は紅葉 |
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H26.07.08チングルマの咲く探勝路から当麻岳 |
左から一年後H27.09.11のほぼ同じポイント |
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裾合平入口から見えた岩塊へ向けての登山道に入った。登り上げるとそこは別世界で美しい(↓)
シラタマノキの群生は見事です。
遠く青い色に見えるのは旭川市
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なだらかの道 |
岩上に登り上げる |
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登山道を振り返る。単独登山者がグイグイ登ってくる【写真A】 |
↑姿見駅 |
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同じ場所からズームアップ |
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その右に目を向ける 沼の点在は 八甲田山H20.10.11に登った下毛無岱を彷彿させる景色 |
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【写真A】(←クリック) 「はあはあ」息を切って登っていた私達に気さくに声を掛けてくれたグイグイ登ってくる単独者は女性でした。既に姿見の池まで登って、ここの登山道というからすごい体力です。大雪山に詳しく「見晴し」という休憩場所のこの場所(←)を教えてくれた。行者ニンニクで作ったお手製餃子を持ってきたので『食べましょう。先に行ってますね。』とおっしゃる。のろのろ隊の私達なので「お先に行ってください。」と話すが、今日の予定はそこまでなので待っていてくれるそうだ。
到着するといらっしゃいました。 |
ここが通称「見晴らし」休憩場とおっしゃった。待っていてくれたガイドさん。 |
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下り込むザレ場 |
ハイマツの実を食べた後 熊? |
「頂きます!♪美味しいですぅ。」
沢山の話の中から明日、ここをガイドするそうです。層雲峡黒岳を拠点とするガイドさんでした。『明日は雨の予報です。困った。。。』と呟かれた。 |
ご一緒のお友達は、姿見の池から旭岳に登っているそうです。
この場所から裾合平までの様子を細かく教えてもらった。紅葉の最高ポイントを教えて頂きました。その時点で、当麻岳を一番近くに見る所まで行き、今日は引き返す事を決めた。 |
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3回目の下り |
当麻岳 |
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当麻岳大展望
斜面からの紅葉が素晴らしく、歩が進みませんでした。 |
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ここが一番きついとガイドさんは言う。そうですね〜。ゴロゴロの石が浮いていてね。でも ここを越えたら素晴らしい景色が待っている。ガンバ! |
4回目の下って登り |
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チングルマが小さい草丈を揺らしながら穂がなびく、長閑です。 |
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チングルマの穂 |
平らな道 |
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超望遠レンズを肩に掛けた登山者に追い越された。当麻乗越での紅葉を撮るそうだ。『裾合平より素晴らしい景色だよ。』と話された。
お会いした人と直ぐにお話をして何のてらいも無く話せる【山】の魅力を存分に楽しむ私でありました^^; |
大岩 |
ゴロゴロ岩の道 |
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当麻岳乗越へつづく登山道 先程の方は、ここへ向かって行ったんですね |
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ここまでに見た花・実 |
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(←)時計は11時を指した。ここまでね〜。
折り返した。
当麻岳が綺麗に
見えた地点で写真を撮って
いるご夫婦(↓)
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見晴しのベンチへ戻って昼食 |
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我隊と遭遇し裾合平に入ったカップルは4組とカメラマン、若い夫婦を残して他の組は途中で引き返した。カメラマンもでした。
合言葉は【あの紅葉を見たので】
(←)でした。 |
もう一度 紅葉を見て下山 |
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今日の晴れは得をしました。北海道に来てまだ一度も雨に遭っていません。【晴れ男】を信じています(^^)
秋の山は、汗のかきかたが落ち着くので楽ですね。本当に良い歩きが出来てました。ここからは、姿見の池へと向かい、神々の遊ぶ庭=自然探勝路を満喫します。
裾合平入口のチングルマとバイバイ 別れる(^_^)/~ |
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