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アヤメ平は、このHP【のろのろ風風】の記録が無いころに登っています。記憶は薄れているのですが、季節は晩秋で鳩待峠から富士見小屋まで行き同じ道を帰りました。その時からは、なんと10数年振りの山行となりました。
3〜4日前の今日(16日)のお天気は定まらず、不安もありましたが、昨日の予報では午前0% 午後10%でした。この機会を逃したら今年は尾瀬に一度も入らない事になってしまいます。そして、今日は結婚記念日です。記念登山という絶好の日は他に無いので決行です。
暑くも無く、寒くも無く、登っている時は長袖一枚で充分でした。残念なのは、紅葉は終わっちゃいました。 |
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戸倉から鳩待峠駐車場までの素晴らしい紅葉 |
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交通規制が解除されて鳩待峠まで車が入れるようになったのは10月14日からのことで、こちらはグットタイミングでした。
戸倉から鳩待峠まで、車窓に映る色どり豊かな木々を眺めながらのドライブでした。 |
鳩待峠駐車場 |
鳩待峠休憩所 |
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シーズンオフになったものの駐車場は、この時間で7割方止まっている。
仕度を整えて、アヤメ平入山口のセンサーを抜ける時に声をかけて頂いた
『今日はアヤメ平ですか?』
「はい♪」 |
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登山口 |
落ち葉が一面に |
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昨夜は、雨が降ったようで、道は濡れている。木道もつるつると滑る。
ここ入口から数10mだけ紅葉らしき、黄葉というか茶色の葉が見えたが、枯葉の絨毯状態の山道を進む。(↑)
登山道両脇の背丈ほどある笹の葉は、綺麗に刈り取られている。 |
ネックレスをしたブナ←命名した私 |
休憩ベンチのある標柱←ここも名付けて”第一” |
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石がゴロゴロと荒れた道が続く、アヤメ平ってこんな道を進むのだったかな〜?と記憶がまるで飛んでいる。
両脇 笹の道を1時間20分程登る間中、誰にも会わない。
と、単独の男性に一方すれ違った。バードウォッチングのようである。この人に合わなかったら寂しい限りでした。
笹から抜け出して、横田代に到着した。草紅葉は終盤で、霜焼けした部分も見えたが、やはり尾瀬の草紅葉です。それは素晴らしい景観でした。 |
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昨晩の雨が溜まっている |
至仏山と木道 |
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アヤメ平に向かっての横田代 |
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休憩ベンチから至仏山を振り返って; |
ベンチに腰かけて休みながら
隊長:地図を見せてみ お母さん。地図の見方間違っているよ。横田代まで1時間30分で、アヤメ平までは2時間じゃないか。
私:そう だったぁ どっちでも 同じよ(^^)
って、私は出かける前に、「そうね〜(^^)片道1時間30分位かな(^^)」と伝えてありました。 |
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ヘリコプターが何往復も行き来している。尾瀬ケ原の木道修理材を運んでいるように見えた。 |
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腕章を付けた管理者さん二人 |
中原山標柱 |
木道が続く |
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アヤメ平に入る |
10数年前は、ここに復元のムシロが敷いてあった。完全ではないが着実に成果は表れて嬉しい。 |
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さざ波が立つ池塘 |
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標柱前にてお弁当 |
今来た道 |
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富士見小屋に向かう木道と燧ヶ岳 |
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標柱の前で昼食をとっていた女性登山者と写真の撮りっこをして、自己紹介がてらお話をした。富士見下から歩かれてきたとのこと。今年の紅葉は、早いし、色つぎがちょっと悪いかな?と言われた。
賑やかな同窓会グループとのこと、ご自身達も紅葉に負けない賑やかさという。 |
ちょっと先へ行ってみます |
埼玉からの女性登山者 |
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トマトを頂いたり、お菓子をお裾分けさせて頂いたりしてお別れをする。
座ってお弁当を食べていると、風が冷たく感じた。尾瀬も もう少しで雪が降るでしょうね〜。この景色は名残おしいけど、帰路に着く。
空の青さと、雲が池塘に映り込む。ここは無風です。アヤメ平は吹き渡る風で、少しひんやりしたが穏やかである。
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横田代にて振り返る |
帰路 笹の山道では、誰にも会わない。熊よけ鈴がチリンチリンと絶え間ない。
私:今日は 結婚記念日だよ。覚えている?
主人:そうだったけ?
私:はぁ。。。。
主人:何年だったかな
私:。。。。
結論は、子供の年齢プラス何年で、何年目だよぉ。。。と、いう事に。黄昏始めている夫婦=風風であります(^^) |
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横田代の池塘 |
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アヤメ平までの山道で見た唯一の紅色は、木道下のこの葉(←)のみでした。
鳩待峠に戻って360度を見る。秋色が濃くなって来ている待合所を見渡す。それから駐車場に向かう。いきなり爆音が立った。ヘリコプターがここから資材を運んでいるようです。 |
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帰りの身支度をしている10数分の間に、ヘリは往復をして戻ってきて次の荷物を吊るして飛び立った。雪の降る前に、木道の整備なのでしょうか。
アヤメ平は期待を裏切らない景色を見せてくれました。尾瀬は何時来ても素晴らしい大自然で私達を包んでくれる。群馬県人で良かった。直ぐに来れる環境を有難く思います。
10月16日夜半 至仏山、燧ケ岳に初冠雪のニュースを翌日(17日)聞いた。あんなに穏やかなハイキング日和であったのに冷え込んだのですね。 |
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