長野県飯田市遠山郷 下栗の里天空の里しらびそ高原

平成27年10月23日(金) 
H27年10月22日(木)
 自宅発9:50→ 
【ぶらりとおでかけ】H27年記録へ
1/25000 国土地理院地図より
サムネイル表示↑↓
参照地図:遠山郷観光協会パフレットより
H27年10月23日(金)
 かぐらの湯遠山郷道の駅5:30 6:20発→下栗の里上村小6:35
 →下栗の里 朝陽見学→下栗の里駐車場7:05
 駐車場7:10…林道…天空の里への分岐7:23…展望台7:40
 8:33…天空の里分岐8:50…駐車場 
 里内散策8:55 …9:23 9:40(送迎)→駐車場9:42

 駐車場10:05→御池山クレーター跡駐車場10:32 10:40→
 しらびそ高原駐車場10:45…南アルプス展望台…11:25
 駐車場11:50→旧木沢小学校12:40 13:15→信玄蕎麦13:25
 13:50→福寿の里道の駅15:29 15:45→岩村城跡15:55 16:20→
 ルートイン中津川17:38(泊)
                      走行距離数 161km
 H27年10月24日(土)
 ルートイン中津川8:37発→【ぶらりとおでかけ】H27年記録へ
 表示:   ⇒ 高速道  → 一般道    …歩き
 参考:遠山郷観光協会    下栗の里ホームページ  ホットいわむら 
  今回は山というより観光とちょっとした歩きを組んだ旅でした。馬籠にいらっしゃっる方を訪ねるのが第一目的であり、兼ねてから候補にあった下栗の里へも行こうと決まる。
 下栗の里は、観光会社のパンフレットで目にしたのが最初だったが、なかなかチャンスが無くて延び延びになっていた。季節は紅葉のこの季節を選んだ。下栗の里HPを参考にしたりしたが、ベストタイミングとはいきませんでした。

下栗の里

 日本のチロル「下栗の里」日本の原風景を今に残し、神の恵みを受け続ける里、下栗。この集落は、太陽が足下から昇ると表現されています。眼前には南アルプスの山々を望め、百名山で名高い聖岳・光岳が手に取るようです。「日本の里100選」に選定されている。<パンフレットより>
南アルプスに太陽が昇る 朝陽を受ける下栗の里
 パンフレットが全て物語り私のお喋りはいらないですね。朝陽が昇る前に到着したかったのですが、どうにかすれすれで下栗の里内に着いた。下栗の里半場(標高1,060m)にある駐車場で夜を明かした方達の車が数台あった。敷地内には、宿泊施設のロッジ、食事処がある。
途中から見下ろす 
帯山(地名)は、最大斜度38度の畑が続く
 下栗の里駐車場

天空の里ビューポイント 

 ビューポイント(展望台)への道を歩くと、カメラを抱えた方達数組とすれ違う。皆さんが『もう太陽が昇ったから切り上げたんです。』と一様に話し帰路についていた。
舗装林道を歩く 水神様の前、入山道を右折
 何時ごろに登ったのかな? 何処に泊まったのかな? 私の頭の中は「?」マークばかりです。(里内には民宿が2軒ある。)
 杉の山中に入山道が出来ている。随所に村人が丹精込めて作り上げたという情景が見える。そして案内もある。協力金を入れさせてもらい進む、16℃ 清々しくて気持ち良い山道を歩く。

     
 杉林の左斜面 中央は進路 協力金の箱あり  右の急斜面
 「落石注意!」可愛い案内に微笑む。すれ違うのに充分注意するよう案内もある。    

落石注意  足場の組んだ展望台の注意版
     展望台が見えました。足場のパイプに鉄板を乗せた狭い空間です。定員40名までのようです。今日は、人が少ないのでゆっくりできます。
 見えました!「天空の里」が!
今までに見た事の無い景色に感動です。
 展望台 斜面に突き出た見学場所
 朝もやのかかる下栗の里 ここを車で昇って来たのです。 ”住めば都” このようなことわざが脳裏をよぎった。急斜面に生活し、先代から受け継がれた土地を、愛おしみ生活している様子をひしひしと感じた。
 
 やっと一台が通れる道、朝陽が、どこの家庭も平等に照らす長閑な光景。展望台でカメラのレクチャーを受けている人がいた。ご一緒にここへ来たのかと聞いてみると。さっき出会ったばかりの他人という。その方の話では、『カメラ愛好者は、直ぐに仲良しになれますね。』と話された。「山を歩く人も旧知の友のように話せるんですよ。」と私が話す。どちらにしても大自然が生み出してくれる友好関係は素晴らしいです。眺望を充分楽しみ、帰路へ。   

 帰路は展望台背面への一方通行
 そして同じ入山道の復路をとる
   駐車場から村内を下って散策をした。珈琲の良い香りにつられてふらっと寄った店で、下栗の里の四季の話を聞く。雪は、年数回でそう降らないそうだ。紅葉が始って今週から観光客が多くなった事、この店は店主(奥様)の旦那様手作りである事などを聞いた。珈琲を駐車場にいる隊長の所まで持って行きたと話すと、車で送って下さるという。「そんな。。。申し訳ない。」『いいんですよ。』気さくな店主に甘えて、下って来た村内の道を昇って行き送ってもらった。
珈琲を注文 休憩
 愛情たっぷりの美味しい珈琲でした。お菓子も一杯頂いて駐車場から見下ろすと店主ご夫婦が見える。大声で! ”美味しかったです。ありがとう♪” お二人が両手を振ってくれました。また行くことがあったら限定10食の【栗ご飯弁当】を必ず注文しよう(^^)v そして、ここのテラスに腰かけて里内の情景をもっともっと楽しもう。 

しらびそ高原へ

 ここまでの林道は、舗装はしてあるものの幅の狭い道路、所々で工事中、落葉に秋の美しさを見ながらのくねくね道路がいきなり広いスペースに出る。御池山隕石クレーターの見学できる所へ到着した。太古2〜3万年前、小惑星が衝突してきた半円形の地形を見られる場所です。
 フジアザミ 握りこぶし位の花 クレーターの案内
が、私はフジアザミの大群落に瞠った。子供の握りこぶし位ある花は存在感があります。そして隣の株からは、次世代への継承でフワフワと種が飛んでいる。そよ風が吹くとその隣から又フワフワと飛び立つ。美しい姿に見入ってしまった。

   
ハイランドしらびそ 林業に使用していた貨車 南アルプス展望台へ
     山の頂上と言うべき、広い場所に近代的な建物がある。その前庭に、ちょっと登った高台に南アルプスの展望台がある。
 『4度この場所に立って初めて、大展望と遭遇した。』と隣の方は言っておられた。
 
 標柱版  
南アルプス展望  子兎岳 ↑  兎岳↑ 前聖岳↑  

 
ハイランドしらびそ裏手の唐松林 

 しらびそ峠

     上村程野へ向かう林道は、紅葉最盛期であった。ハイランドしらびそに観光バスが数台入っていた。この道路から来たのでしょう。下栗の里は、大型バスは通れない。バスツアーの人は小型車に乗換えて入村する。152号線遠山郷で乗換えのようである
しらびそ峠  林道

 旧木沢小学校

 
 廃校になった学校内は展示物が沢山 校長先生は猫ちゃん 当時の教室再現  

岩村城跡 

     日本三大山城とは、美濃岩村城、大和高取城、備中松山城をいう。岩村城は急峻な山頂(標高717m)に壮大な石垣を巧みに構えた近世山城は、城の中でも最も魅力的である。別名「霧ヶ城」とも呼ばれいる。パンフレットより
  今夜の宿、中津川にへ行く前に立ち寄った。城に興味のある隊長の希望である。国道を走って来たが、国道というには程遠い細い道、やっと交互通行が楽になったかなと思ったら右折する。この岩村城までは、マイクロバスが通れるくらいの道であった。夕刻なのに観光バス一台その他見学者がいた。私達もその一組であります。

 山を歩くというよりも、観光しながら「歩いた」が一番会っている今日でした。こんな時に限って万歩計の計測を忘れていた。紅葉ありの一日は、長野県、岐阜県と両県を堪能しました。

  
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