ミツマタの群生地を知って2年目の春、今年こそはとチャンスを狙っていた。ここへ来て天候が冬に逆戻りで、開花が通年より10日位遅いとの話であった。この4月第二週の七日間に計画したが、空模様が一日一日変化をする。雨→晴れ→雨→曇りであった。今日(4/10)だけ空が安定していたので出掛けた。山行記録を取り始めた翌日(4/11)は、気温11℃と冬の雨で予報通りである。栃木の山間部も同じであった。出掛けて良かった。
自宅発の大失態はカメラを忘れたこと。上武国道は通勤ラッシュの大渋滞でやっと伊勢崎市内に入ったところで気が付いた。「隊長様 申し訳ありません。」と平謝りで戻ってもらった。1時間30分のロスをして出直し、上武国道を走るものの渋滞は続いていた。今日も【花見隊】の山歩きです。 |
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いい里さかがわ館でミツマタ群生地駐車場の様子等を聞く。事前に用意した町のHP PDFで案内する林道では無くて、少々遠回りだがと舗装道路(↑上のパフレット地図)を教えて頂いた。シャトルバスが走る道である。昨日は日曜日なので走行していたが今日は、マイカーの乗り入れが出来た。 |
奥の駐車場 |
シャトルバス停から林道 |
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林道を歩き出すとすぐに焼森山登山口がある。今日はスルーです。花見隊の本領のみとなりました。1時間30分もロスしたんですものね^^;
300m歩くと広場で、そこには簡易トイレとベンチがある。この先からも焼森山への登山も可能のようだ。 |
テクテク隊 |
トイレとベンチ |
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←サムネイル表示 ミツマタの説明版を熟読して左折する。一方通行の入り口である。見学の人が写っていないが絶えず歩いている。
人気ですなぁ〜。 |
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説明版 |
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山肌を削り林道に |
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削った山肌林道を右折した途端!ミツマタが目に飛び込んだ。その数の多さ、唖然とした。”なんだ・なんだ・エッツ〜!!!”と声を上げたかもしれない。 |
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期待を裏切らないミツマタの群生 |
昨日の雨でぐしゃ・ぐしゃ
どろんこ道(↑→)
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ぽんぽん♪と音が聴こえそう |
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ミツマタのトンネル |
甘い香りが森の中を漂う |
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【標識】
マンガン鉱採掘跡
明治11年(1878年)
136年の時を奏でる
「深山の水琴窟」 |
お手製の標示板 |
岩肌から滴が落ちる |
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沢を渡って折り返し点 |
スミレ |
アオキ |
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向こうの斜面に道があり、歩ってきた |
エイザンスミレ |
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沢を挟んで両斜面に群生するミツマタは絶えず良い香りが漂う。ゆっくり歩いたのだが出口が見えてきた。このまま帰ってしまうのが勿体ないと思った矢先にベンチに腰かけている方と思わず「帰るのが勿体なくて」と話す。その方は『私もそうなんです。だから座って見学することに』とおっしゃった。 |
細い山道ながら整備されている |
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「妖精の森」と言うそうですよ。 |
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沢近くに咲いていた花たち
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下山してきた道を振り返る。【出口の標識】を通り過ぎても名残惜しく留まっている。同じような方達が堰堤の所で、山肌を見上げていた。 |
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自分達の靴底は、カンジキを履いたように泥がついている。沢に下りて泥を落としていると、これから入る見学者に道の様子を聞かれた。
靴を洗う隣の人に「焼森山に登って来たのですか?」とお聞きすると、登ら無かったという。『この山は、夏になると毒ニョロが出るんで気を付けたいよ。今は、まだ平気だよ。』と言っていた。その話をお聞きした途端に山頂への未練が断ち切れた……駄目な隊員です。 |
駐車場に着く |
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着々と春の足音が山にも届き、花が咲き出している。これからが楽しみです。
念願のミツマタを、ベストタイミングで見学出来て良かった。
そして、最後に同じ言葉、今日の健康に感謝 |
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