平成30年 9月 3日(月) |
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園内紹介の標識 |
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少し遅めの時間になってしまった。あまりにも花一色の目であちこち回ってお腹の空いているのも忘れた。休憩所でお弁当食べていると、『水辺の花をご覧になりましたか?』と、話しかけられて、その花を見ていない事に気が付いた。 |
水辺 小さな湿原で見た花 |
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というか、見落としていた。午後の園内散策の初めに水辺へ戻る。『最後の一輪が咲いています。ご案内しましょう。』と教えていただいた。
それは、エンビセンノウ(燕尾仙翁)北海道、本州(長野県、埼玉県)にまれに見ることが出来るナデシコ科センノウ属の多年草です。絶滅危機種(Cr)に指定されている。
私達だけで歩いていたら絶対見落としてしまう場所に、ひっそりと存在感はしっかりある深紅色・濃紅色・嫌味の無い赤色の可愛い花であった。
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湿原・水辺 |
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サワギキョウ |
エンビセンノウ |
勿忘草 |
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午後に見た花 <園内左 半分>可愛いお花を見てください |
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軽井沢町は年間を通じ霧が多く平均気温も低く、真夏でも30℃を超えることはない、全国的に見ても特異な気候を持つ地という。冬は寒くガチンガチンとおっしゃった。このような立地条件から数多くの植物が分布、自生している。山林原野やその他の地域から採取したものや、多くの方の好意によるもの園芸種などを集めてつくられている。<職員さんからのお話>
面積20,000u 約145科 1,600種 初代園長 故佐藤邦雄博士の功績は大きい。貴重な植物を大切に保護し、研究や見学の場とすることを目的にし昭和50年開園公開した。
<「軽井沢町植物園の花」第三集より>
平日のしかも台風21号が近づいている今日は、入園者も少なく、職員さんのお話をたっぷりとお聞き出来ました。
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←午後散策した園内
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ミナズキ |
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<隊長フォト> |
ムクゲ<隊長フォト> |
イヌタデ<隊長フォト> |
フジグロセンノウ<隊長フォト> |
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シカクヒマワリ<隊長フォト> |
ヤマジノホトトギス |
ヌスビトハギと思うが
フジカンゾウ? |
ノハラアザミ |
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ツリフネソウ
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ツリバナ |
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↑池 ボケボケ写真しかなかった(*_*;
苔むす小径→ |
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↑小径が幾重にもある
しかし迷うことは無い 入り口に通ずるバラス道→
木々を見ていたらとても一日では見切れない。
又 花も季節ごとに来園しないと駄目です。
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ウシタキソウ 実 |
展示館入口に咲いていたマツムシソウ 白花
初めて見た! |
軽井沢町植物園展示館
入口は園内から入園料を払った方が見学できる
園設立の時の写真や花の紹介がある
【写真撮影禁止】
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この他、この時期に咲いている花
アカザ、アキノウナギツカミ、アズマレイジンソウ、イヌショウマ、イヌトウバナ、エゾミソハギ、エビラフジ、オオヒナノウスツボ、オオベンケイソウ、オトコエシ、オムナグサ、カシワバハグマ、カワミドリ、キクイモモドキ、キツリフネ、キンミズヒキ、キンロバイ、クサボタン、ケハギ、ケヤマウコギ、ゲンノショウコ、コウゾリナ、コマツカサススキ、ゴマナ、サワヒヨドリ、シオン、シカクヒマワリ、シシウド、シモバシラ、シラヤマギク、シロザ、シロヨメナ、ススキ、セイタカトウヒレン、セキヤノアキチョウジ、センニンソウ、タカアザミ、タチフウロ、タニソバ、ツユクサ、ツルフジバカマ、ツルボ、トネアザミ、ナガミノツルキケマン、ナンテンハギ、ヌマトラノオ、
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挿し木やさし芽をして増やすそうです |
ネナシカズラ、ノササゲ、ノダケ、ノハラクサフジ、ハッカ、ハナタデ、ヒキオコシ、ヒメキンミズヒキ、ヒメマツカサススキ、ヒヨドリバナ、ホソバガンクビソウ、ホツツジ、マツムシソウ、ママコノシリヌグイ、マルバハギ、ミズヒキ、ミツバフウロ、ミナヅキ、ミヤギノハギ、モミジガサ、ヤナギタンポポ、ヤブマメ、ヤブラン、ヤマゼリ、ユウガギク、ヨツバハギ、ヨモギ、など<パンフレットとHPより> |
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H30.09.08 「軽井沢町植物園の花」 第一集と第二集が届いた(^^) |
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午後2時を回った。そろそろ今の園長が事務所に戻る時間と聞いていたので、お話を伺いたくて出る事にして入場口へ。すでに園長を取り囲んで、花の好きな方達が質問をしていた。脇で一緒に聞かせてもらう。
入園の時に、『時間をかければ一日でも見ていられますよ。』とおっしゃて頂いた通りでした。4時間は居ました。今度は10月に見たい花が咲く、普段 見られない花なので再園しようと思っている
楽しい一日をありがとう 感謝 |
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