東京都 高尾山599m ・ 一丁平 ・ 小仏城山670m

 ●高尾山
  標高600mの低山ながら自然が豊かな高尾山。平野の植生と山地の植生が丁度接するところであり、日当たりがよく暖かい南面にシイやカシ、
  コナラなど、北面にイヌブナやブナが見られるなど植物相が多様だ。古刹・薬王院の聖域として森林が守られてきたことも見逃せない。
  高尾山で最も花が多いのは、やはり春。自然の植生ではないが、高尾山から城山にかけての一丁平付近2kmにわたって続く桜並木はひときわ
  目を引く。桜はソメイヨシノを主に山桜などもまじる。花期は、山の上だけに都心より少し遅く、見頃は例年4月半ば過ぎ。同じ頃にミツバツツジや
  コブシの木も花をつけ、野草ではスミレの仲間やヒトリシズカ、マムシグサなどが咲く。ゴールデンウイークの頃は新緑で、ヤマツツジやチゴユリ、
  ホウチャクソウなどが目立つ。                                         【実業之日本社刊:四季の花を楽しむより】
                                                                
 タイトル写真:城山から都心眺望 ⑦
平成23年 3月 5日(土)    
               のろのろ風風


赤線=往路
 自宅発AM6:25→駒寄SA6:33(関越自動車道)⇒高坂SA(朝定食)
 (.圏央道・中央道)⇒相模湖東IC8:10→高尾山清滝駅高松屋駐車場8:27
 高尾山ケーブルカー点検修理の為休業(3/5まで)
 駐車場8:37 リフト清滝駅発8:42→高尾山駅8:57
  高尾山駅1号路…薬王院9:25 9:37…高尾山頂10:00 
 10:08…(奥高尾縦走路)…もみじ台
10:16…一丁平10:53 11:14
 …城山
茶店11:43 12:06…明治天皇小仏峠小休所12:27…
 小仏峠
12:29…小仏駐車場12:55…(車道)…宝珠禅寺13:14…
 小仏バス停
13:18               歩行数 16,753歩

 小仏バス停13:40→高尾北口駅(中央線)14:01→タクシー
 →高尾清滝駅前高松屋 高尾そば14:1014:40                                             
 高松屋駐車場15:12→あきる野IC⇒狭山SA15:20(休)15:42⇒駒寄PA
 →自宅16:30
          1日の歩行数 20,288歩 走行距離  255.3km                     
表示: ⇒高速道  →一般道   …歩き マップ

 ネットの情報で奥高尾縦走路を度々見ていた。機会があったら登りたい・歩きたいと思っていた。
 この情報の前、ずっとずっと昔に野路野路クラブのリーダーから高尾山~景信山(かげのぶやま)までの登山計画案を頂いたが私をはじめ女性クラブ員はかたくなに賛成をしなかった。理由は1つ、子供達が心配で家を空けられない事、それに 【歩けない・自信が無い 】であった。今思うと、私達が歩けない山をリーダーは推薦などしよう筈がなかったのです。今日、歩いてみて実感しました。約10年前のクラブ員でしたら今よりずっ~と若かった。リーダー! 今になって
。。。 いろいろの思いが交錯します。

6:48


7:47
 高尾山は5度目です。過去4回とも富士山を見ていません。今日の天気は大丈夫でしょう。綺麗な朝陽が昇った。関越道を走ると靄(もや)だ!太陽の光と綺麗、ちょっと興奮したのですが、なんと前の大型トラックからの排気ガスでした。 圏央道 入間に差しかかると富士山!です。叫びました。
朝の関越道 圏央道入間 富士山眺める
 
 

8:57
 出かける前は気象条件・道路状況・駐車場・バス時刻表等念入りに下調べをしたが何回も行っている高尾山、肝心のケーブルカーのHPを見なかった。点検修理の為3月5日まで休業である。「3月5日!?今日じゃない。」と叫びに近い声をあげる。清滝駅から登り上げるとなれば、コース変更になる事必然。大丈夫でしたリフトが運転中でした。(ほっ!
高尾山駅リフト下車   杉苗奉納者名 AM9:22

9:05   
  <リフト下車した所の展望台より>   新宿方面  横浜方面  
9:27

9:34
 前回(H21.3.22)の時は【萱の輪】くぐりのような石は無かったなあ?。仲良く一緒にくぐろうと言ってお参りをする。普段やっていない事をする???と、必ず後から【しっぺがえし】が来ます。その後は、些細な小競り合いが城山まで延々と続きました。(内緒シー!)
 薬王院
 
10:00

山頂
   
 山頂へもう少しというところでトイレ休憩。
 さて、山頂へ…広場の台地が目線から落ちていき、しっかりと富士山が確認できました。心の中でバンザイ・バンザイ・バンザイです。飛び上がりたい心境ですが、人に笑われそうなので、おとなしく富士山を心に刻むのでした(^^)

 
↓高尾山頂からの眺望
高尾山頂 高尾山頂


10:08
 
   大山   蛭ケ岳 大室山   富士山
10:16
 名残惜しく次へ進みます。これから少し長丁場、でも歩いた事の無い縦走路が楽しみです。桜が咲く4月が最高とあるが、今日は富士山を見るのが目的です。冬の空、真っ青な空に白い富士がとても綺麗です。

 3月3日は雛祭りです。毎年この頃は寒い。
 今年も
一旦暖かくなったものの寒くなった。標高600mの高尾山でも霜柱(4~5cm)が山道一面に出来ています。その霜柱が気温の上昇とともに融け出した。
もみじ台 細田屋  富士山遠望
 
    丸太の階段や土だけの道には、コモが敷かれていた。融け出した霜で泥んこ状態を避けるためでしょうが、のように泥が靴底に付いてしまいます。気にせず歩くものの足枷のように重く、丸太や石・ステッキで落とすが数歩でまたつく。
 つく・落とす・つく・落とすの繰り返しで「泥がね~。」と行きかう人と、合言葉のように笑い顔で挨拶をする。

 
 それでも段々いらついて来る状態であった。
丸太の階段下り 靴に付く泥
 
10:54
 桜が咲く頃だったら綺麗だろうなあ~と上を見ながら進む。間もなくすると一丁平に到着をした。広い休憩場所です。
桜の季節にはここが満員になるというのだから想像を絶する。ここの日陰にも雪かと思うほどの霜が一面にあった。
 
  一丁平標識 一丁平 木陰の霜柱
 
11:14   お茶や菓子を食べて長い休憩をとり展望台にて富士山をまた眺める。高尾山頂から比べると同じ稜線が広がっているものの右に回って来たような景色である。
 さっ!次は、城山へ、茶屋ではネットの皆さんが紹介していた「なめこ汁」を飲むぞ!と意気込む。
 しかし、この泥んこはどうにかならないのかな。。。
一丁平展望台 左側  一丁平展望台 右側
 
11:30


12:06
 
左右に平行する登山道 城山茶屋 ⑦ おでんとなめこ汁 
 
12:16  城山山頂に到着しました。東には都心の眺めです。(topタイトル写真)「城山茶屋」の前には昼食でくつろぐ人が沢山です。一体どこからこの人達が集まったのでしょう。私達もその中の一組です(^^)
 なめこ汁とおでん、持参したパンとみかんを食べて簡単な昼食とした。下山した暁に高尾そばを食べる目的があったので腹7分目にした。
 杉林  相模湖
 
12:27

12:29
 小仏峠に向かう。登山者が急に少なくなった。
少しきつい下り坂が続きます。それには驚きませんが、この杉林は嫌な予感です。花粉が一杯ついた杉花からさらさらと降ってくるのが木漏れ日越に分かる。
 しまった=! 今日はその準備をしていない。車の中にマスクはあるけれど持って来ていない。自分の体力を信じて歩く。
「明治天皇小仏峠小休所」碑 小仏峠 
 
12:55  小仏峠に到着しました。信楽焼きの狸に囲まれた標柱が立っていた。林の中の下山路を小仏バス停に向けてジグザグ下ります。杉林の中を下って、下って駐車場に着くころには、鼻は完全に最悪な症状を引き起こした。水道の蛇口から水が漏る様な状態の鼻、くしゃみの連続、汚くてすみません。(トホホ… 
 杉林を下山して靴は大分乾燥したのですが、あまりに汚いので駐車場にそそぐ沢で洗う。
  小仏駐車場 
 
13:18


バス

13:40
       アスファルトの車道をトコトコと歩く。「あの山が小仏峠だね~。」 今日の山行を予定通りに歩き、満足してバス停に向かう。この靴ではバスに乗れない。さっき洗ったのにまだ汚れている。側溝の水で洗う。
  小仏峠と思える山 車道歩き  宝珠禅寺の梅  小仏バス停
   宝珠禅寺の脇に来たとき初めて花を見た。梅の花、綺麗です。バス停には2台の大型バスが待っていた。13時からは1時間に2便の出発です。三々五々と下山して来る人で行列が出来、回送のバスが着くと同時に待機していたバスがエンジンをかけた。発車時は2台一緒、ほぼ満車でした。駐車場まで戻るのに路線バスを使用するのは初めての経験であった。  
 富士山を眺められて嬉しかった。 念願であった奥高尾縦走が終わって大満足です。少しのアクシデントはあったものの良い経験でした。この次の山には、こんな対策も必要等がわかった。

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