群馬県・長野県境 黒 斑 山 2,404m
黒斑山は、浅間山の西側を囲む第一外輪山にそびえる。その西斜面は、車坂峠に向かって広がっているが、浅間山に面した東側は鋭く切れ落ち、 勇ましい一面をもつ。頂上に立つと目前に噴煙を上げる浅間山がそびえ、その迫力は圧倒される。 なお、浅間山の火山活動の状況によっては、黒斑山への登山コースも規制される場合がある。登山にあたっては、必ず規制範囲の区間や確認を することが必要だ。【山と渓谷社「展望の山歩き」より】 タイトル写真:黒斑山頂から左 仙人岳、浅間山と前掛山 |
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平成23年 9月18日(日) のろのろ風風 |
赤線=往路 青線=復路 |
自宅発AM6:45→松井田妙義IC7:41⇒(上信越道)⇒佐久PA8:00 8:18⇒小諸IC→菱野温泉→チェリーパークライン→車坂峠9:00 高峰高原ビジターセンター駐車場9:15 |
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駐車場①9:30…表コース9:35②…車坂山③…岩礫地④10:05 10:10…樹林帯⑤…岩礫地⑥展望10:35 10:40…避難壕⑦…槍ケ鞘⑧ …昼食11:3512:11 …トーミの頭⑨12:21 12:25…黒斑山頂⑩12:40 12:53…トーミの頭 …槍ケ鞘13:11 13:22…中コース⑪13:24…高峰高原ビジターセンター 駐車場14:34 歩行数 14,667歩 |
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駐車場14:47→高峰温泉→池の平→地蔵峠15:1015:30→嬬恋 →吾妻渓谷→吾妻峡温泉 天狗の湯16:3717:20→自宅18:20 一日の走行距離 188km |
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表示: ⇒高速道 → 一般道 …歩き | マップ |
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8月から9月にかけて、お盆から始まって行事やら自分の趣味の事で山へ行ける日がなかった。やっとシルバーウィークの頃に予定が出来た。”東北の紅葉を見よう” でも、その前に足慣らしをしないと筋肉が衰えているだろうからと決定したのが黒斑山です。1ヶ月半ぶりに山歩きをしてきました。 ネット仲間が、夏頃から紹介をしてくださっているのを見て絶対ここが良いと私なりに決めた。18年前に野路野路クラブの皆さんと登った以来です。主人は初めての山でした。 |
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7:47 |
上信越道の妙義山辺りを抜ける時は濃霧、それもザーッと雨が降った。お天気予報は雨では無かった。久し振りの山歩きなのに今日も駄目かと諦めたが長野県に入ると晴天であった。「トンネルを抜けると。。。」の一行が思い出される。雨なんてどこにも無い、素ん晴らしいお天気である。一時は気持ちがなえた今朝であった。 ここに来て遅い出足がひびく。駐車場に着いたのは9時、満車で止める所を探すのが大変であった。やっと止められて歩き出す。 |
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濃霧の妙義山 | 上信越道から浅間山方面 | |||||
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9:30 |
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駐車場満杯①路肩にも駐車有 | 高峰高原ビジターセンター | 登山口標識 | 表コース入口② | |||
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マツムシソウ | シラタマノキ | キリンソウ | ||||
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10:05 10:10 |
快調に歩きだし、車坂山を越えて一旦下る。「こんなに下ったら勿体ない。」なんてぼそぼそ言いながら歩く私。それから登りあげる。岩礫地は展望が開け爽やかである。今日は沢山の人がこのコースを歩いている。小さい子供さんも多いのに驚く。 | |||||
車坂山③ | 展望が開ける |
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樹林帯に入る。突然ロングスカートの女性が通り過ぎる。目を疑わんばかりに、その優雅とも思える様相をカメラ越しに見る。ちょっと狐につままれたとはこの事なんでしょうか。あまりにも美しんです。身長170cmはあろうかと思える外国人女性を連れ添ったご夫婦でした。足にはちゃんと登山靴を履いていました。 現実の世界に引き戻されて登ります。暑い!あまりの汗に、バンダナを巻き帽子をかぶる。色気の無い自分です。 |
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岩礫地④ | 樹林帯⑤ | |||||
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2回目の岩礫地、ここは西側の視界が開け、篭ノ塔山、高峰山、湯の丸山、烏帽子岳、北アルプスも見えました。槍ケ岳も見えましたが写真では確認できません。 | ||||||
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岩礫地⑥よりの展望 | ||||||
10:35 ~ |
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↓下の写真が | 東篭ノ塔山 | 水ノ塔山 | ||||
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↑上の写真の左へ続く | ||||||
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~ 10:40 |
←サムネイル表示 画面にマウスをあて、クリックすると拡大します。 富士山が見えました。隣にいた小学2年生の男子に「見える?」なんておせっかいな言葉をかける。 |
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富士山 |
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ゴゼンタチバナの実 | リンドウ | |||
11:33 |
登山道の傾斜が少しきつくなる。昨晩は雨なのか、朝方の霧なのか、分かりませんが水蒸気も立ち、登山道が濡れている。植物もしっとりとしていた。 | |||||
黒斑山を望む |
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ナナカマド | 避難シェルター⑦ | |||
避難シェルター⑦が、まだだったかな。。。?と、私の記憶は曖昧です。到着の頃には、トーミの頭と浅間山の雄姿が眼に飛び込む。まもなくして槍ケ鞘に到着、休憩している登山者が沢山いて休む場所が無い。先に行くことにした。 | ||||||
トーミの頭 浅間山 | 槍ケ鞘⑧の登山者 |
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11:35 12:11 |
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トーミの頭⑨ | 浅間山 | 前掛山 | 剣ヶ峰 | |||
お腹もすいてきたので、中コース分岐すこし上の登山道脇に入り、この景色↑を見ながらお昼にする。今日は、おにぎりではありません。私達にしては珍しいパンの昼食です。自宅から持ってきた舟形きゅうりは、家庭菜園で採れた今年最後のきゅうりです。冷凍ミカンが冷たくて美味しいです。 暑い時に、熱いお茶の水分補給も美味しいんですね。 | ||||||
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12:21 ~ 12:25 |
サムネイル表示 |
お昼を食べると足が重くなる。でも体はしっかりとして安定する。 さっ!出発。直ぐにトーミの頭に到着、岩の上に立つ人、下を覗く人、てっぺんに立ち感慨にふける人、それぞれである。 |
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槍ケ鞘⑧と後方、小諸市 | トーミの頭⑨から覗く登山者 | トーミの頭から仙人岳・Jバンド |
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12:40 ~ 12:53 |
10年ひと昔、2度目の登山は18年ぶりである。約二昔前に登った1度目登山の時は、このような立派な設備は無かったと記憶している。 浅間火山ガイド【噴火警戒レベルと立入規制の範囲】というパンフレットが高峰高原ビジターセンターにある。レベル1の時の立入禁止の範囲からレベル3までの範囲が詳細に記載されている。「火山である浅間山とその歴史」が如実に記されているパンフレットは興味深いものである。 ←常時、小諸市に浅間山の情報が伝わるそうだ。 |
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浅間山火山活動 監視塔と案内板 |
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←サムネイル表示 山頂に到着しました。誰もいない山頂のように写ってますが大勢です。標識の前では順番に写真を撮ります。後方の木陰では休む人たちで一杯です。やっぱり、さっきお昼にして良かった。ガスることなく大展望を楽しんで下山です。 トーミの頭の先端に人がいます。あの脇を通った時、ある登山者が、『自分がどんな所に立っているか、黒斑山頂から見れば、ぞっとするのに…』と言っていた言葉を思い出した。本当にすごい突端です。 |
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黒斑山頂⑩ | 黒斑山からトーミの頭 | |||||
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13:24 | 下山路は、トーミの頭まで行き、分岐を中コースへと下りました。深くえぐれた登山道は幾分荒れているように思われた。 Jバンドから湯の平らを通って、草すべりを登り、中コースから下山する山行は宿題です。今日の私達は久しぶりの山歩きでそのコースを歩く自信はまったくありません。8月の花の季節に再チャレンジでしょうか? |
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表コース・中コース分岐⑪ | 中コース登山道 |
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14:04 14:18 |
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中コースのざれば | イワインチン | リンドウ | ||||
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14:34 | 表コースを登っていた時とは、うってかわって歩く、時には景色を眺め、登山道脇の花に目をむけて進むと、あっという間に駐車場に着いてしまった。 「イワインチン」の花名が出てこず、胸のあたりでつかえたまま駐車場についた。着いても思い出せず困ったものでした。 |
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中コース終点(又は入口) |
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1ヶ月半歩いてないと、足の筋肉は山登りを忘れてしまいます。それでも健康体操教室で細々ですが、ストレッチ体操やマット運動をしているお蔭で、心臓は山登りに付いて行けました。 主人は『お母さんにだまされた。』と言います。 だって。。。! 私は貴方のお母さんではありません。 怖い~!女房ですがね(^^) 楽しい山登りでした。 【追記】秋田駒ヶ岳の準備運動的な登山でしたが、台風15号が接近し静岡に上陸した。今夜(21日)群馬を通過して東北へ進む。 秋田駒ヶ岳は何れ又と宿泊先は19日にキャンセルをした。 |
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