群馬県藤岡市 鬼石町桜山 591m 

 平成19年11月18日(日) 今年2度目の桜山


 群馬県のかるた、「上毛かるた」【さ】”三波石とともに名高い冬桜” が咲き始めました。
 
 過去において「上毛新聞」などで紹介があっても、なかなか出かけないでいた。ところが、今年は2度目の散策となった。
 【 K2Couple】のあたさんと、はらっぱさんが『寒桜を見た。』との情報をよせてくれたので、出かけてみようという気持ちになり【思い立ったが吉日】この日がチャンスとばかり、家事を早急に済ませて出かけた。
桜 越 し の「 桜 山 」 
   


 桜山の桜は11月中旬から12月の中旬まで咲き続ける。【桜山まつり】は、毎年12月1日に行われる。
 桜山まつりの起源は、藤岡市のHPに詳しく載っている。1000本植えた桜の中に、1本だけ冬に咲く桜があったという。大変な瑞祥と受け止めた村民の温かさがこの桜の開花模様からも伝わる。
                                                                                          
 11月21日付新聞の群馬版に、このような記事が載っていた。 
 今秋から「はとバス」(東京)の新コースになった。20日には、第一便が到着した。園内7000本の冬桜は今年は開花が遅く、7〜8分咲き。それでもピンクの花の周囲にはもみじの紅葉と鮮やかなコントラストを見せている。(中略)藤岡市イベントアシスタントから記念品が贈られた。はとバスは12月9日まで計14回運行される。

 冬桜は他県の人にも人気があり、楽しみしにしてくれている様子が分った。

しばし 桜をご覧ください。
展望台から桜山 第一駐車場から展望台までの中間 
東御荷鉾山・西御荷鉾山
桜山 頂上
山頂より東面 階段 第一駐車場から展望台までの中間、北面
第一駐車場から展望台へ向って、まもなくの左側 もみじ…コントラストが美しい

 『冬桜』は、「山桜」と「豆桜」の交配種といわれ、別名を「小葉桜」ともいわれています。白や薄紅色の花は、春の染井吉野のような豪華さはありませんが、可憐で楚々とした、かわいらしい花です。 【藤岡市ホームページより】

冬 桜:別名をコバザクラ(小葉桜)といい、ヤマザクラとマメザクラ
     の雑種と推定
木の高さ:小樹で枝は繊細、葉は小さく卵形 長さ6.5cm
 花  :一重小輪で直径2.5cm、色は白色〜淡紅色
花  期:11月〜12月及び4月

このような花も山頂に咲いていました。
 山茶花 ピンクの大木  山茶花 白の大木 あざみ

日 本 庭 園
 池の向こうに東御荷鉾山・西御荷鉾山 三波石(さんばせき)をそのまま使った水のみ場
三波石(さんばせき)の橋
<三波石>緑泥片岩の通称 青味の石英が白く浮き出ている石。芸術的な曲線や模様を描いている物は高価
        で売買される。庭石や飛び石、枯山水等に利用されている。
        銘石と珍重されたのは江戸時代の初期ではないかと伝えられている。
 高速道と一般道で40分位にて桜山に着いた。こんなに素晴らしい所が身近にある事の喜びをかみしめた。優しい面影のある冬桜の開花に会えた事。紅葉の素晴らしさや実り豊かな秋にもあえた。
 今年に入ってから【 K2Couple】さんとネット上で交流が始まった。偶然この日にあたさん、はらっぱさんご夫婦が桜山を歩いていた事を知りとてもうれしかった。同じ日、ほぼ同じ時間に桜を愛で喜びを分かち合えた事は言葉がないほどである。素晴らしい良いことづくめの一日であった。
 
 群馬って、いいなあ〜。
 
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