山梨県 甘利山  1,731m 

     
平成20年 6月28日(土)
天 気    
メンバー のろのろ風風
  → 一般道  ⇒高速道  …歩き
 自宅発AM5:20→駒寄PA⇒鶴ヶ島JC⇒八王子JC AM6:34⇒大月JC6:56→
 釈迦堂PA 7:10 朝食 7:36⇒韮崎IC AM7:56
 甘利山登山口駐車場AM8:37
 駐車場発AM9:07…のんびり ゆっくり…山頂広場AM9:37 AM10:12…千頭星山
 分岐…右回り…汁垂ヒュッテ(確認できず)…つつじ苑 駐車場AM10:50                         
             
 駐車場発AM11:00→さわら池AM11:13  11:22→韮崎旭温泉AM11:40
 PM1:00→昇仙峡 駐車場PM1:50  タクシー → 美術館前バスターミナル 
 昇仙峡 新静観橋…昇仙峡 渓谷見物 歩行路 4Km…長澤橋 駐車場PM3:35
 駐車場発PM3:45→笛吹市JA 桃購入→西沢渓谷入口5:03→荒川村 手打ち蕎麦
 大沢PM5:50 6:20→本庄児玉IC PM7:19⇒駒寄SA →自宅着PM7:40

山頂から振り返った丘のレンゲツツジ

【花のハイキングベストコース】このような本を何時とはなく眺めてはこの時期にはここに行きたいなあと思っている。忙しくって時間のやりくりが出来ない今年なのに山の花に合える。不思議です。
今回の甘利山もその一つの山である。
 圏央道が中央道に開通して、関越道から初めての利用でした。この開通によって私達は山梨の山がとっても近くなった。その始めの一歩として、この時期のレンゲツツジを見に山梨県韮崎市の甘利山に決めた。

朝の駐車場
   梅雨の真っ最中
一週間前の予報からこの日だけは雨マークが無かった.
 てるてる坊主は作らなかったが、どうか雨だけは降らないで…。
 この日を逃したらレンゲツツジに会えない。
 願いが通じて曇です。

 一週間の疲れがどっと出る土曜日に早起きするのは辛いが、レンゲツツジを見るぞ!で、4時30分起床する。
前日より荷物は用意してある。
 本当は棚にあるリュックを出せばいつでも出かけられる状態になっている。
 それでも地図や行く場所の情報収集、温泉の情報を手にいれて出かける。
甘利山の駐車場は広いもののレンゲツツジの時期は早朝に満車になるという。林道は一本道、こちらは大渋滞するという。
 パーキングエリアで朝食に時間をかけしまい予定より30分遅くなった。駐車場は程々に混んでいた。
駐車場から休憩所の「つつじ苑」前の広場にもレンゲツツジが咲いている。ここはアヤメが咲き出した。韮崎市観光協会のHPにあったようにアヤメが咲き出すとレンゲツツジはそろそろ終わりのようである。
 まったくその通りであった。
 レンゲツツジを見ながら登山道に入る。傍らにはヤナギランの蕾が沢山ある。
白い小さな花やウマノアシガタが登山道に咲き可愛い。
 トウゴクミツバツツジの枯れた花を見て進む。季節ごとに沢山の花が咲くようだ。ヤナギランの咲く時期にはきてみたい。
 東屋を左手に見て登ると、ぱっーと!開けた。 そこは…。レンゲツツジ一色の世界
【一番上のワイド写真、木道上辺り】■
ヤナギラン アヤメ ウマノアシガタ スズラン グンナイフウロ
沢山のアマチュアカメラマンが雲の間から富士山が覗くのをずーっと、待っているようである。
 その中に某テレビ局のカメラを持った人が忙しそうに動いていた。何時放映されるのか聞けば良かったかな。それよりも、このつつじを見てください。とにかく綺麗です。生のつつじです。
 駐車場より標高が高い事もあって満開です。
木道が終わり階段状の木の丸太を登るとそこは甘利山山頂です。
ここからは大展望のはずですが、見えません。曇空は千頭星山さえ隠して全く視界はありません。
レンゲツツジの色、橙色が鮮やかに映るのは他の景色が見えない分綺麗なのかも知れない。
山頂を遠巻きにしてデジカメに納めて、私達は丘の見える石に座り、お茶にした。
 お隣さんとおしゃべりして、写真の話をした。また、その隣の方には奥甘利山、南甘利山の話を聞く。

下山は千頭星山方面へ向って鞍部を右に進む。
 レンゲツツジは無くなり、ヤマツツジがまだ咲いていた。唐松の木にサルオガセガ繁殖していた。
 あっと言う間に駐車場に到着。
ちょっと歩き足らないなあ
少ないと思いながらそれでも4,591歩 

 もうちょっと歩きたい。

椹 池(さわらいけ)へ

 さわら池には大蛇にまつわる伝説がある。そのような怖い伝説の面影は無く、池は静かにたたずんでいた。
 山梨県では珍しい高層湿原といわれる地形であって、湿原特有の植物が生育し、珍しい動物、昆虫の生息地であると言う。
 
↑池の中央に地塘が見えた。その真中に白いビニール袋のようなものが見える。よ〜くみると、モリアオガエルの卵であった。
←周りを見渡すとあっちこっちにある。ビデオで見たことがあるが、実際 目にしたのは初めてである。
 大自然の神秘を感じた。
モリアオガエルの卵
韮崎旭温泉】 源泉100%かけ流し ここに行くしか 無い!
 計画が出来た時に、あっちこっちのHPを見せていただきました。「ふたりで山歩き」のMasakoさんのHPも見させてもらいました。最近立ち上げた携帯サイト「ふたりで山歩きモバイル」に、この温泉情報が掲載されいました。即刻決まり携帯はしっかり持って出かけ、下山後ナビに登録しました。温泉も韮崎温泉を当初計画したのですが、源泉かけ流しはそうそう無いので、直ぐにここに決めました。
 【地下1200mから湧出した湯である。湯量豊富なため薄めず、加温、循環など人工処理をしない流しっぱなし、非常にめずらしい、大地の女神のさずけてくれた純天然温泉です。悠々の時を過ごしてください。】と紹介されている。本当にいいお湯でした。


山梨県甲府市 昇仙峡

 今日は、少し歩き足らないな。
 もう一ヶ所は昇仙峡を歩くことにした。昇仙峡にはいつ来たのだろう。そういえば水晶店の店先をうろうろしたような…? その位の記憶がある。

 駐車場に着くと、手招きをするおばあちゃんが、『ここで行き止まりだよ。止めるかい? 1台 1,000円だよ。うん!まあ〜まけて500円だね』 言われるままに駐車することになった。
私達が決める前にさっさと歩くコースが決められて、
『上に行って下ってきなさいよ。』
『タクシーが上に行くってさ。乗り合いだよ。待ってえ!!』
『半分(料金)で、すむからさ』
仙蛾滝 覚円峰 グリーンライン走行中、
タクシーの中より
 結局タクシーに乗り最上流へと
 相乗りの若いご夫婦も気持ちよく承諾してくれた。運転手さんが、そこそこ案内してくれて楽しい10分間であった。

 歩き出してほどなく、おっと、これは駐車場のおばあちゃんにだまされ4km歩く事になってしまった。遊歩道の舗装は足にきく。
 滝・石・岩・岸壁と見ながら、すいすいと歩いた。ダムの放流があったようで水量が多い。4kmを制覇して駐車場に着いた。
私:「すぐで なかったですよ。」
おばあちゃん:『でもさあ 500円だし、良かっただろう』???

 そうですね 結構楽しく歩きました。温泉に入って綺麗さっぱりしたのに程々に汗をかいた。
 歩く事の【満腹】=【満足】を味わいました。
覚円峰 遊歩道より見上げる 登竜岩
石   門 大砲岩
笛吹市JAにて、大好きな硬い桃を買って帰りました。
荒川村の蕎麦も食べられちゃいました。
最後は食べる事でした。

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