群馬県 赤城山 利平茶屋尾根・籠山

平成28年 5月 4日(水)
 自宅発AM9:30→コンビニ→鳥居峠茶屋駐車場10:25
↑サムネイル表示:クリックで拡大表示します。
地図:国土地理院 1/25000
 駐車場10:30…ケーブル跡地石段10:42…御神水分岐10:55
 11:00…小川越え11:01…尾根分岐11:14…尾根アカヤシオ見学
 11:08 11:35
12:05 見学…御神水分岐12:13…工事用道路
 合流12:43…鳥居峠駐車場12:50
 …籠山12:55 13:10…鳥居峠駐車場AM13:12
 鳥居峠駐車場13:15→自宅14:00 
 表示:  → 一般道   …歩き
  参考:赤城山広域振興協議会 利平茶屋〜覚満淵 
  
 4月29日晩の冷え込みで、赤城山の黒桧山他には霧氷が見られた。こんなことは珍しいことである。その後、天気は回復せず今週に入っても赤城山のアカヤシオを愛でる歩きはいつも出遅れていた。赤城の詩さんの記録を読ませてもらい利平茶屋尾根のアカヤシオを見ようとずっと思ってた。
 今朝(5/4)起きた時、庭は濡れているし赤城山は雲の中、お天気が悪いので諦めたのだがしばらくたって山を見たら富士見町辺りが明るくなっていた。分厚い雲が取れ始め陽の光が強いことがわかった。
 行こう
!!

 ささっと支度を整え出発した。お昼はコンビニ弁当にして途中で買う。
 ゴールデンウイークの中日なのに道路は混んでいない? あっという間に鳥居峠に到着した。
 
   
   どこかの小学校の遠足と一緒になった。先程、覚満淵入口の道を歩いていたのにもうここまで到着をした。
 なんとここで雲海に出会うとはラッキーです。昨晩の雨が幸いしたのでしょう。
鳥居峠から覚満淵 皐月晴れと五月の風が吹いていた
 赤城の詩さんに利平茶屋までの道を教えて頂いたにも関わらず、お店の人に再度聞くと階段を下る道で一回りを教えてくれた。   短絡的な「のろのろ隊」は、”田中陽希さんが登った道だし行ってみよう!”で下りだす。
 目の前に利平茶屋尾根のアカヤシオが絶えず見えてあまりにも美しい景色で最初はルンルンでした。
が、規則正しく刻まれた老朽石段は一気に疲れが出た。
(もうですか?)
 スミレが咲いたり小花が咲いたりしていて写真を撮ろうかと思ったが、ちょっと重心を崩せば一気に転がり落ちそうなので慎重に下ることにして止めた。
 
 
弱足隊なのに この急な階段を選ぶ   尾根のアカヤシオを見ながら下る
 時折 これから行こうとしている尾根のアカヤシオを見ながら下った。(
 もうこの階段は終わって欲しいものと思った頃に、利平茶屋から登って来た単独の男性に合う。登り上げる登山道が同じなので教えてもらった。
 

尾根のアカヤシオ 
 標識を見て御神水の屋根が見える所から右に入る。
 御神水は美人の水・御神水・智慧の水と3つの水口の並ぶ水場であるそうだが上からでは見られなかった。
標 識  御神水 
 小さな沢を渡り、その後、白樺が混った林の登山道を登り上げた。足元には20cm位に伸びたコバイケイソウの群落を見る。さっきまでは、風もほどほどに吹き気持ち良い歩きであったが、登りの斜面になった途端に汗をかく。  

 陽だまりで一気に汗が出る
   ご・た・い・め・ん〜! (毎回 同じ言葉を発声
 あえました!あえました!かわいい!
 ひと汗かいて尾根に出た。標識を左へ進む。

 
 嬉しくって!嬉しくって!撮りまくりです。毎回 同じ言葉を発声!そして引用^^;
あまりの花の多さに何と表現したら良いのやら、朝の連続ドラマ(H28.3月既に終わった番組)
語録を引用して ”びっくりポン!”  
この美しさは、どのような言葉を使っても表すことができません。
花園は、濃いピンクです。
 あれっ 石楠花も咲いている。それも同じピンク色です。
 熱心に花撮影をされている単独男性と逢う。後に打ち解けて話し込んだ。
 
 アカヤシオ越しに鳥居峠の茶店が見える。この上から下って来て、また登り上げたのである。足にきくのも一理ありですねぇ〜。
 視界良好で下界の眺望がすばらしい800段の急な階段をひたすら下ったことになる。
 もう一度登る?いいえ!
 もう勘弁です。
 
 

アカヤシオ越しに 篭山
   何処をどうに撮っていいのか分から無い状態になってきた。眼で見てシャッターを押すのであるが、何を撮っているのかチンプンカンプン!支離滅裂である。
篭山からの斜面にもアカヤシオが咲いている
 ちょっと落ち着いてきたらお腹が空いているのにハッと気づく。11時35分少々早いけど、お弁当にしましょう。コンビニ弁当もこの景色の中で食べたら高級レストランの味?でもないけど美味しいよ。

 赤飯おにぎりもアカヤシオの色に溶け込んで赤味を増していませんか

濃淡のアカヤシオ 樹幹越しは桐生方面でしょうか?
 おにぎりを片手に空を見上げてパッチッ!

   お腹も一杯になりアカヤシオも充分楽しんだし、そろそろ帰ろうかと歩き出す。石楠花の所で逢った方と立ち止まり、しばし話す。同じ趣味の方であった。
 身が重くなった分足が重くなった。眼には、まだまだ、アカヤシオが飛び込んでくる。どうしよう〜このアカヤシオ、こんなに美しい尾根を初めて登る。我隊は、知らない所が沢山あるんだね。

 
山道から車道(通行禁止)に出た  
   
鳥居峠からのゲート 

 
↑駒ヶ岳       籠山↑ 
駐車場 

知る人ぞ知る 籠山からの覚満淵と大沼俯瞰
 赤城山のアカヤシオ見てきました!見てきましたよ! 最高に幸せな時間を過ごしてきました。
 日常生活と季節限定バイトの日々で、1日/13,000歩平均は歩いていたが、山へ登る筋肉とは違うことに今さらながら気が付く。山登りは、傾斜を前傾姿勢で重心を後ろに曳かれる姿勢である。足の筋肉が平坦地を歩くように鍛錬されていても山には通用しない。このような事も理解できた半日でした。
 先ずは 幸せな一日に感謝です。
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