青森県    白神山地十二湖 ・  岩木山 1,625m 

     
行 程 場 所 平成18年 7月14日(金)
〜17日(日)
15日  十二湖
五能線
不老ふ死温泉
   
16日  岩木山登山
津軽班ねぷた村
   
17日  塩釜港市場
   ⇒高速道  → 一般道   …歩き
 7月14日 PM19:03自宅発⇒渋川伊香保IC⇒新潟県中条IC21:47→温海(あつみ)道の駅
       手前迂回23:25→象潟(きさかた)道の駅ねむの丘0:38(泊) 
 7月15日 AM6:45起床 7:27出発→道の駅にしめ駅7:52(朝食)8:12→日本海東北自動車道
       岩城IC8:46⇒能代IC9:37→八森 お殿水(おとのみず)道の駅10:16 10:28→
       日本キャ二オン10:43  10:48→白神ビジターセンター11:00 11:18
        奥十二湖付近めぐり
       十二湖 挑戦館 駐車場発11:30…鶏頭場の池(けとばのいけ)11:32 11:40→
       青池11:52 12:05…ブナ原生林12:07 12:23…挑戦館12:28 12:48                      
             
       駐車場発12:50→不老ふ死温泉14:20 14:49→道の駅深浦風合瀬いか焼村
       (ふかうら かそせ いかやきむら)道の駅15:10 15:35→千畳敷海岸15:45 15:50
       →くろもり館ミニ白神山地16:23→17:12 アソベの森いわき荘 

1日目 7月15日(土)
『秋田駒岳に行こう。』という計画が出来はじめたが、<花の百名山>の本をめくると、目に飛び込んだのがミチノクコザクラが咲く岩木山であった。「少し、遠いねえ」と、いうものの何回本をめくってもそのページに目が付く。『行けない事もないぞ』 その言葉で決定した。行く事に向かって、調整を始めた。白神山地の青池が見たいという主人と、ミチノクコザクラが見たい私と、希望を取り入れ宿泊地は、アソベの森いわき荘に決定する。予約を入れると満館であった。最初から泊まりたかったのでキャンセルを待った。7組待っている。とても無理かなと思っていたなら予約して1週間目にして、空きができたと連絡が入った。これで決定である。
14日、仕事が終わると北に向かって出発をする。今日は、車中泊。行ける所まで走りたいとういう運転手さん(主人)。明日もあるのにご苦労様です。新潟県から山形県に入る。道の駅温海手前で、突然警備員が赤色灯をかざし車を止めた。R7号線小岩川で崖くずれの為通行止め、迂回してくださいという。今午後11:13です。もう少しで温海なのに…。要所要所に警備員がいるので迷う事はなかったが、20数kmは余分に走った。それも山賊が出そうな山道と峠越えである。私の眠気はどこへやら怖くて身が引き締まった。温海を通り越して、象潟道の駅ねむの丘にAM0:38に到着した。おやすみなさい。

日本海

日本キャニオン

十二湖ビジターセンター
15日、最初に白神山地を体感したのは、秋田県能代市八森町、道の駅お殿水(おとのみず)にある湧水である。世界最大のブナ原生林に源を発する秘境の湧水である。津軽藩二代目は森の道を通行し、篭を止めてこの湧水を飲んだという。水は軟らかくとても美味しかった。ここで四葉のクローバーを見つけた。きっとこの旅行と山は良い事がある前兆かもしれない。大切に押し花にした。相変わらず海岸線と五能線が綺麗な景色だ。いよいよ白神山地ブナ原生林と十二湖に入る。午前10:43日本キャニオンが道路から見えた。アメリカのグランドキャニオンを彷彿させる真っ白な断崖絶壁である。午前10:56十二湖ビジターセンターで、今日の湖めぐりのモデルコースを教えていただく。十二湖の四季や自然紹介のビデオを見た。既に雨が落ちてきた。

白神山地ってなに?
世界自然遺産に認定されたブナの原生林を含む、青森と秋田にまたぐ6万5000haの山岳地帯の総称


世界遺産に登録された理由
大規模なブナの原生林、そしてクマゲラやイヌワシなどの貴重な動物を含む多様な生態系の価値が高く評価された。


津軽国定公園十二湖
世界自然遺産白神山地に隣接し海抜250m付近に大小33の湖沼が連なって点在しているが、大崩からみると12の湖が見えることから十二湖となずけられた。この辺りは軟弱な凝灰岩から出来ているため1704年の大地震で崩壊し川などの水がせき止めらたのが、湖沼群の成因と考えられる。<パンフレットより>
奥十二湖付近めぐり
午前11:30挑戦館
 ここは十二湖を散策する上で拠点となる場所、車を乗り入れられ一番奥にある。物産館であり、散歩の後、白神山地からの湧水で沸かしたコーヒー(¥200)をいただく。湖の色、静寂さは、説明無しでも伝わると思います。見てください。
               ←鶏頭場(けとば)の池→
明治の文豪「大町桂月」の句碑
”山の中 三十三湖 紅葉かな”
鶏頭場の池 鶏頭場の池…→青池、ブナの原生林分岐
午前11:52 青池 コバルトブルーの透き通った水は一条の光が差し込むと鮮やかさをますといわれるが、雨がぱらぱらと降っているため見ることが出来ないが、雲の切れ目から明るさが射すと池の色が変わっているのがわかる。年間水温9℃を保つため冬にも凍らないという。ずーっと佇んでいたい場所である。
午前12:07ブナ原生林 白神山地のブナを体験できる場所である。

湖めぐりの途中に出会った花
ヤマブキショウマ ガクアジサイ ヒヨドリソウ

PM1:30和風ペンション美洋館(西津軽郡深浦町岩崎字浜野315)にて昼食。海の幸満載の昼定食は安くて美味しかった。PM14:20不老ふ死温泉へ到着、全国の温泉の中で、一度は入ってみたい温泉の一つである。だた混浴ということで少し、たじろぐところがあったが、知識不足であった。女性専用の露天が出来ていた。さっそく入浴する。女性はしたたかです。カメラにおさめたっかたのですが、躊躇し車の中に置いてきました。入浴が終わり脱衣所で隣の女性達が写真の撮りっこしています。私もカメラをもってきました。足だけ入れて撮ってもらう事にしたのですが、『入りなさいよ、撮ってあげるから』 いくらなんでもそれは出来なかった。
半日以上五能線の脇を走っているのですが、電車を見なかった。轟木駅近くに電車が止まっていました。発車するのを待ち構えてパッチ!
PM15:20
道の駅深浦風合瀬いか焼村(ふかうら かそせ いかやきむら)にて、いか焼きを食べる。美味しい!今日帰るのなら沢山買いたいなあ。
PM15:45千畳敷海岸 地震により海底が隆起して出来た岩棚で約12kmつづく。ここには太宰治「津軽」の一節が掘られた大きな石碑があった。
←PM16:23くろもり館ミニ白神山地に到着。入山できなかった。16:00までであった。遊歩道ももちろん入る事ができなかった。熊が出没するそうだ。
        PM17:12アソベの森いわき荘
<厳しい北国の風雪に耐える青森ひばは気分をリラックスさせてくれる香り効果でも知られています。
いで湯のぬくもりと一緒に木肌のやさしさにもそっと温まってみてください>これに惚れてしまい、この温泉に入りたいで決めた宿である。料理も満足、食後の三味線演奏と、いたれり つくせり♪
明日は、いよいよ岩木山登山である。今日のように降ったりやんだりの天気でもいいが、どうぞ午前中だけでも天気が持ってくれればと願う。津軽岩木スカイラインの入場時間も確認した。明日にそなえ早々と休む事にする。
山行記録岩木山
                  
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