秋田県・宮城県・岩手県 栗駒山(くりこまさん) 1,627.4m
行 程
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いわかがみ平駐車場 | スタート | ||
紅葉の時になったら一度は登ってみたい山の一つに栗駒山があった。以前、娘と3人で須川温泉、名残ガ原経由の「須川コース」でH12.8.12に登った。その時は、須川温泉に着いたときから濃霧であった。遅い出発をして山頂でも霧であり、360度のパノラマは楽しめなかった。 今回、紅葉の山を探していた時に、時同じくしてテレビで紹介があった。宿は早いうち(6月末か7月始め頃)に、予約をする。 東北自動車道、岩柳金成ICから県道築館栗駒公園線を進むと紅葉ハイシーズンの通行規制がある標識が目立った。予備知識が無いままここに来てしまったので少し心配になる。 |
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<栗原市パンフレットより> |
いわかがみ平駐車場の第5駐車場前「いこいの村栗駒」には沢山の係員がいた。まだ、早朝なので、いわかがみ平(第1駐車場)へ行って良いとの合図、満杯になっていなくて止める事ができた。満杯になるとシャトルバスである。 栗駒レストハウス前から東栗駒山が見えるが栗駒山は霧の中であった。晴れているが、山頂は望めない。 レストハウス前のナナカマドが真っ赤な実を付けて紅葉している。今年は夏が暑くて紅葉が一週間から10日遅いという。栗駒山山頂は色づいているだろうか、期待に胸が膨らんだ。 「中央コース」を進むことにし、石畳の上を歩く。(あまり…好きでない。)中間地点と思える標識Aまで石畳がある。この登山道は、紅葉と言うにはまだ早い。しかし、高山植物の花や木々の花は、実をつけている。 出発のいわかがみ平は標高1,110m、山頂まで507m登り上げることになる。 |
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@ | 石畳の道からの栗駒山 | ||||
着実に標高を稼ぐと、紅葉が始まった。 栗駒山が見え出す頃から@徐々に紅葉が始まり、言葉も出ないくらいの素晴らしい栗駒山の姿が見えた。山頂から東栗駒山へ裾野をひくその辺りは、紅葉の絨毯である。紅葉の中に一歩一歩足を踏み入れるように進むと、東栗駒山分岐へとなる。 |
A |
左斜面 栗駒山山頂 |
栗駒山山頂 右斜面 |
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栗駒山右斜面からつづく 東栗駒山 |
分岐から右手に、高層湿原がある。季節にはヒナザクラが一面に咲くという。 分岐から一旦下って高層湿原の脇を進み、登り上げると東栗駒草原がほぼ一直線上に伸びている。 そこも紅葉の絨毯である。 東栗駒山頂を人が歩いているのが分る。 ヒナザクラが咲く時期に、もう一度、ここに訪れてみたいと思った。 |
山頂までに見た花・実 | |||||
アザミ | キイチゴ | ノコンギク | ノコンギク | ||
ムシカリ | マイズルソウの実 | サラサドウダンの実 |
分岐から山頂を目指す。溶岩のガラガラした所に丸太階段が設置されている。その階段を登る。自分の歩幅には到底合わず傾斜もそこそこきつくて、あえぐ。 植生保護地区の立札もある。 階段を登りきると山頂である。 山頂に着いたときの満足感は、頂に足を置いた人のみわかる達成感です。なにも言う事はありません。大満足です。 |
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ガイドブック1時間30分のコースを私達は2時間で登りました。写真を撮ったり、「のろのろ歩行」を楽しみながら登りました。 登山者が多いのにも驚きですが、気温の差が激しいのも驚きで、秋の山と言う感じでした。汗を一杯含んだ服が、乾く暇が無いくらいに寒さが来ました。身にまとっている服は速乾性の物ですが、冷たさを感じました。すぐに処置をして、ウインドブレーカーを着て昼食にした。熱いお茶が美味しかった。 |
山頂お社 | 山頂の賑わい | 山頂標識 | |
360度のパノラマも南側のみで、須川コースからは絶え間なく霧が吹き上げていた。鳥海山や月山、秋田駒ヶ岳を遠望したかったが、山頂では無理であった。山頂は40分にて退散、このように早いのは最近無かった。丸太の階段のところまで来ると、風は無く温かい。 |
栗駒山には3回(H12.8.12、H13.8.25、今回)挑戦して、2度(H12.8.12、今回)登る事が出来た。下山を始めると、背にこのような素晴らしい空が顔を出した。「また来てください。」そのように思えたのは、勝手でしょうか♪ |
※10月10日 Let's take our time! ふたりで山歩きのMasakoさんが 庄内娘2人と、3人で栗駒山に登りました。 「3人娘」の栗駒山「錦秋の紅葉」をご覧くださいね |
リンクさせて頂いた↑HPは、R5.6.30 閉鎖いたしました。
ありがとうございました。