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ニッコウキスゲの次の花は、ヤナギランが見たいと思った。池の平は知るところであるが長野県だ。
県内でどこかないかとネット検索をする。武尊牧場がヒットしてキャンプ場に群生地があるという。
”ここでしょう!”
8月になっての遅い梅雨明けは13年振りという。そして、8月の第一週は晴れマークである。平日隊で
ある我【のろのろ花見隊】は月曜日と決めた。 |
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朝の窓は、太陽が燦燦と。今日は30℃超えになりそうである。
あまり慌てずのんびり出発をした。
武尊牧場は、長女が年長の冬に市体協でスキー教室に参加した懐かしい場所である。思い出に浸りながら牧場に到着したが、第一ゲートの辺りは記憶が無い。武尊山(H7.9.9野路野路クラブで登山)に登山したり、花咲湿原(H12.07.01・H15.07.05・H16.07.04・H16.07.18)に行った時の村道東俣沢線は通行止めであった。片品村役場HPによると土砂崩れとの事である。花咲湿原のヒメカイウを見るのは、どのように行くのかなと思った。 |
※サムネイル表示↑ |
キャンプ場への道 |
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キャンプ場への道をゆっくりと車で登って進むと壮大な景色が目に飛び込む。(↑)ここは北海道ですか?と思える景色です。右方面の草原はヤナギランがいっぱい咲いています。「止めて!止めて!」と騒ぐ隊員(-_-)
隊長:こんなところで止められない!
隊員:はい(*_*)
※一車線しかない道です |
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四ツ角左折 武尊山方面、通行止 |
武尊山方面は雲 |
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見てくださ~い ヤナギランが沢山です |
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真ん中 日光白根山 ヤナギランに隠れています |
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群生地の展望台から東南方面↑ |
草原の中に真っ白な展望台がある。花撮り隊となった我、ふっと気が付くと隊長は展望台で山座同定をしていた。
とっても長閑です。時間が止まったようです。 |
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群生地の展望台↑ ↓北西方面 |
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大きなテントがいくつか張ってあり、昼食の用意が始まるのだろうか、キャンプ用品が並ぶ回りに子供達が
遊んでいる。世の中を騒がしているコロナは、この緑の草原では忘れてしまいそう。牧場管理棟では新型コロ
ナ対策は、細かく指導していた。
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林の方 |
ヤナギラン
アカバナ科
アカバナ属
分布:北海道
本州(中部以北)
草原の夏を彩る代表的な花で群がって咲く。名は葉をヤナギ、花をランに見立てたもの。 |
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森林の伐採跡や山火事跡などにいちはやく入りこんで群落をつくるパイオニア植物。
ヤナギランが見られることで有名な山小屋も草原が復元されて安定するにしたがい絶えてしまう。
※山と渓谷社「山の花」、婦人生活社刊より
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花の満開に負じと昆虫類が飛びかっている。虫に弱いんです。
銀蠅やカナブンの音がアブに聞こえる。
。。。う~ん、アブもいるね。
トンボが沢山飛んでいます。山では季節の移りかわりなのでしょうか。 |
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他に出会えた花達 |
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白い牧場柵にそってヤナギランを堪能する。牛は、放牧されることもあるのかな? |
時間を忘れて、ここに居たいけどそうもいかない。。。また。。。見に来るね。
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【追記】
その1: リフトは撤収して動いていませんでした。
その2: 花咲湿原へのアクセスは、どうやら武尊牧場経由のようです。お出かけの折は現地に確認してください。 |
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帰路 吹割の滝 |
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上毛かるた:「た」滝は吹き割 片品渓谷
四季を通じて人気スポット、夏休みが始まったので親子連れが多い |
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武尊牧場のヤナギランは初めて見た。充分満足しました。
「山頂を踏まない」山歩きも「おつ」なものです。これからは、このようなハイキングや散策が増えていくのでしょう。
今日も元気に歩けた良い一日でした。 健康に感謝 |
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