榛名山 ゆうすげのみち 1,090m

平成24年 9月 1日(土)   
 自宅発AM10:00→榛名ゆうすげのみち駐車場10:40
 駐車場AM10:55…一周…駐車場12:20
                           万歩計 4,192歩   
 榛名ゆうすげのみち駐車場発PM12:30→R28→吾妻郷原駅→
 岩島駅前 きこり下の頁へ続く

                    走行距離 21Km
表示:   一般道   …歩き   ↑はるナビ様より一部をお借りしました。
  地図 ゆうすげのみち 駐車場

 31日の晩、就寝する前には入笠湿原と入笠山に登る予定で床についた。ところが目覚めたのは、8時過ぎでした^^;
 この時間では遠くには行けない。玄関に用意されたリュックサックが寂みしそうです。その後、朝食をとって10時頃、榛名山の掃部ケ岳か赤城山の鍋割か地蔵岳に行こうと話す。地方新聞に、榛名山「ゆうすげのみち」にマツムシソウが咲き出した記事があった。「そこへ行こうよ。」と決まった。

10:40
 榛名山のカーブを登りきったらすごい雨です。
 しばらく、車で待機してから【ゆうすげのみち】を散歩する事にした。駐車場は満車、皆さんが車の中で雨の止むのを待っているかのようであった。
 【ゆうすげのみち】
 から帰ってくる人は急ぎ足で戻って来た。
  駐車場
10:55
 雨も止み、さあ 歩きましょう。
 すっかり秋色になっている草原は、マツムシソウだけで無く沢山の花が咲いています。今日はのんびりなので、咲いている花は、全て写真に撮ろうと決めた。ススキに雨の滴がついてとっても綺麗です。ワレモコウを撮ろうとするがピントが合わず難しい。撮ろう!では無くて、撮らせてもらいましょうでした(^^)
  ゆうすげみち 案内標識
駐車場から道路を超えて入る
   榛名山には昔からユウスゲがあり、榛名湖温泉ゆうすげの名称もこのユウスゲからきています。
 レモンイエローの花の姿は美しく、ほのかな香りがします。1m以上の長い花茎に、50cmほどの線形の葉をつけ、花茎の先端部が枝分かれして複数の花を咲かせます。日が暮れかかる頃に咲き始め、翌日の朝(早朝なら見ることは出来ます)には、しぼんでしまう一夜花です。ゆうすげの道(遊歩道)にユウスゲが多数群生しています。
 時期:7月中旬~8月中旬  花期:7月中旬【榛名観光協会 はるなナビ案内より】
 
 
雨に打たれたユウスゲが一輪咲いていました。咲き終わったものも数多く見ました。
 
秋の始まった【ゆうすげのみち】の花
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12:15
 
    花の美しさに余韻を残し、帰るのはまだ勿体ないどこかへ行こうと、榛名湖畔を走りながら吾妻方面に車を向ける。ある写真展で、珍しい苔の群生地の写真を観た。行ってみようかぁと、思い付きで決まる。ナビで検索をしたが分からなかった。そこは、チャツボミゴケ公園である。
 
中之条町 チャツボミゴケ公園 1,270m 
赤線
 昼食きこり道の駅六合品木ダム14:28 14:30
 →チャツボミゴケ公園管理事務所14:48 14:50 ロープゲート通過→
 駐車場14:53 

黒矢印=往復路
Internet Explorer検索Windows7では歩いた道=赤線の表示が
出来ません。Google Chrome検索によると表示ができます。
 駐車場PM14:55…温泉大滝上段…穴地獄…駐車場15:27
                     万歩計 1,993歩
 駐車場発PM15:30→管理事務所へ許可カードを返す15:36→品木ダム
 15:54→道の駅六合→天狗の湯16:4917:43→夕食18:30→自宅着19:45

                     一日の走行距離 146Km
表示:  一般道   …歩き    地図 チャツボミゴケ公園管理事務所

   事前に予定していた所ならそれなりの情報を得て、資料を持つのだが「行きあたり ばったり」の今日は何も無い。スマホも自宅に置き忘れてしまい情報が得られなかった。その前にお昼を食べよう。やはり蕎麦がいい。地元の蕎麦屋さんなら知っているかもね。なんとまぁっ 短絡的なんでしょう!
 蕎麦屋さんでも分からす、『六合村に入ったらもう一度聞いてください。この道で間違いないですよ。』と言われた。
 道の駅六合(くに)ではすぐに分かり、地図まで頂く、中之条町の最奥部であった。そこから車で30分で到着した。
 
14:28
 
 この道は通った事が無い。野反湖に来ても暮坂峠を走っても知らなかった。
 【品木ダム】 このダムも初めてである。上毛かるた
【り】想の電化に電源群馬 この読み札が有ったでは無いですか?!
電力群馬なんです。と同時に、うるおぼえの事業に気が付いた。それは↓
 草津白根山に起因する酸性河川、吾妻川は魚も棲まない「死の川」と呼ばれてきましたが、
品木ダム水質管理所が行っている中和事業によって、現在では、
魚類が生息する川に生まれ変わっています。【品木ダムHPより】 
 中和事業をしているダムがあるという事は知っていたが、このダムが作業を行っていて、ここにあるとは知らなかった。恥ずかしい限りです。
 「六合」の名が生まれたのは、小雨、赤岩、生須、太子(おおし)、日影、入山の6つの大字(おおあざ)を合わせたことからという。ダムの底には品木という村が沈んだ話も合わせて知る。

 高原野菜の産地、田代原地区を通り過ぎる。舗装道路の脇ではトウモロコシが沢山目立った。
   品木ダム 
   
   品木ダム  
14:50
 
 標識「チャツボミゴケ公園」を頼りに進むと、管理事務所に到着した。入園料一人200円を払い説明を聞くと、これより先も車で進めるという。トラロープのゲートを開け、更に約1km走って駐車をした。
  チャツボミゴケ公園管理事務所   トラロープゲート
14:55
 
 一旦止んだ雨も雲が重たい。傘をもって林道へ入る。300mで穴地獄に着くようだ。
 脇をふっと見るとキツリフネソウが咲いていた。
   ↑サムネイル表紙:クリックすると拡大します。 駐車場から続く林道
キツリフネソウ
 15:00
     平兵衛池まで登山道が続いている。最後まで見学すると徒歩で3kmとある。今日は手前の「穴地獄」だけにした。空がどんよりして来ていて、また雨が降りそうであった。
 温泉大滝がゴオー!と流れるのを右に見てちょっと登ると、左に滝が現れた。少し進むと川の中にコケを発見した。
わあ~っ!と、思わず声をあげる。
 漂ってくる硫黄臭は、流れている川「元山川」からという事に気が付いた。この場所は草津白根の東になるんだ。そうなんだぁ~。悟るのが遅かった。我隊長は標識を見て、熟知し説明を受ける^^;
   林道にある滝 林道にある滝     
 15:05


 自宅に帰ってから地図を良く見ると、この穴地獄から先は草津白根山の芳ケ平へと続いている。温泉が流れる理由が分かった。  
  穴地獄
リンドウ  サムネイル表紙:クリックすると拡大します。 
  穴地獄のチャツボミゴケ
 ~



15:20
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  ちょっと残念だったのは、夏の暑さでコケが焼けてしまったことある。この苔を見ながら思い出したのは、鳥海山麓 獅子ケ鼻湿原
H22.7.24)の鳥海マリモであった。ここ穴地獄も季節を変えて、見学に来たら綺麗だろうなぁと思う。
  H24年3月に、日本鋼管(株)から無償譲渡で中之条町が引き受けて町指定天然記念物になったそう。チャツボミゴケは全国的にも希少で日本最大級だそうである。【参考:標識他中之条町観光協会
 思いもよらぬ苔を見学でき、まだまだ我県でも知らない所が沢山あると思った。
 ここ3回の山は、必ず雨に降られた。【一度あることは三度ある】これで終わりでしょう。次の計画はまだ無いが、秋晴れの山を歩けることを願う。


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