新潟県燕市分水町の【おいらん道中】を見学するのが第一目的で出掛けた。時間があったら雪割草の見学をしようということで一日が始まり久し振りに関越道を北上した。
この季節は、日本海側の角田山・国上山・檜曾山等で雪割草の開花情報を多く耳にする。そして、山仲間の方達も出掛けた様子と情報を得ていた。今年こそは、角田山を五ケ峠から登ってみたいと思っていた。
今日も【花見隊】になるは必然の歩きです。 |
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関越トンネル手前から見る谷川岳双耳峰は、真っ白である。長いトンネルを抜けるとやはり残雪が残る景色であった。坂戸山においては雪が深そう。六万騎山もそうだ。魚沼市を通過、雪です。この位降るからあの美味しいコシヒカリ米が採れるのでしょう。 |
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谷川岳 |
坂戸山 |
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分水町おいらん道中見学 記録⇒ぶらりお出かけ 雪国植物園 |
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大崎【雪割草の里】へ行こうと思い分水町にてネット検索をした所、4月7日に閉園したそうだ。下調べがお粗末でした。再度検索と電話にて確認して雪国植物園に決定した。ここは初めてである。今日は初経験の二つ目だ。 |
東口駐車場から入場した園内 |
散策道が続く |
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ひゃぁ〜! 綺麗♪ 可愛い♪(↑)
(もう少し上品な言葉を発しないのでしょうかね)
言葉の数を知らない我、感嘆することひとしきり。園内に歩を進めるが、1時間位の散策と思って入園したもののこれは、
一日かけないと無理と思える広大さである。一目で気に入った植物園だ。
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椿の並木その向こうに桜 |
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眼下に水辺 |
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雪割草が見たかったので、そのコースと水辺の水芭蕉を見て、園内の1/5位のコースとした。受付では『雪割草は咲いていますが終盤です。』と言われた。その通りですがまだまだ咲いています。 |
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沼 オタマジャクシが沢山 |
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右手の芝の広場 |
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【水辺のデッキ】の所で作業員さん二人と、背広を着た老紳士が何やら楽しそうに話していた。その紳士が私達に気が付き話しかけて来てくれた。
『どちらから いらっしゃったのですか?』
「群馬県です(^^)」
私達が住むところには【赤城自然園】というのがあって非常に良く似ている話をさせてもらった。
『赤城自然園からもこの雪国植物園に視察に来ていますよ。』 |
水辺木道の真ん中 |
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話は、ますます和み 弾み 園内の概略をお話くださった。
●植物園の総面積は35haである。●東京ドーム約8ヶ分
●標高500m以下の植物を植えてある ●自然植生を大切にして構成する。外国の植物・園芸植物・海浜の植物は植栽しない。参考<雪国植物園HPに記載あり>
老紳士『その様な理念なんですよ。』
質問:この園内には、コシノコバイモは咲いているのですか?
老紳士:咲いてますよ。入口 入って直ぐの杉林です。 |
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水辺から登り上げた両脇に水芭蕉 |
数々のお話の中で益々この園に再訪しようという感情がひしひし「今度はお弁当を持って一日掛けて来ます。」とお伝えしました。
見ました!有りました!コシノコバイモ!係りの方が、『ここまで入っていいですよ。』と教えて頂き撮りましたが、(下↓の写真集)ぶれ無いよう息を止めて集中する。マスクをしているし暑くて、背中のリュックを道に下しても手振れで良く撮れていません。これならレンズを持ってくれば良かったと後悔しまくる。 |
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園内に咲いていた花たち |
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他にも咲いていた花は沢山ありました |
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コシノコバイモの隣に、「??この花は。。。。富山県に咲くと言っていた花が咲いている……」と呟く
と、隣の方が、『この花を見たさに東京から日帰りで飛んできたの この花は、日本海側だけに咲く花でアズマシロガネソウです。東京、関東じゃぁ 見られないのよ。』とおっしゃった。
ご想像ください。そこから花談義が始りました。
ご婦人:『スミレサイシンを見ましたか? ナガハシスミレは見ましたか?』
自分:はぃ♪ 見ました(^^)
花つながり、山つながりで話はつきない。見上げると大木の芽吹きの音が聴こえそうな梢、浅き色の衣をまとい始めている。いいなあ〜。
ところで、さっきの老紳士は、こちらの園長である大原久治氏(ご年齢84歳)でした。ありがとうございました |
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