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AM
9:10 |
ゴールデンウィーク恒例のお出掛けは、奈良県への旅となりました。
山は、大台ケ原山と決定。日本百名山の一つでありますが、百名山にこだわりはありません。そこにあるなら登ってみようと計画をした。ちょっと心配なのが参考資料によると9~10kmの歩行距離と言う事であった。 |
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大台ケ原ビジターセンター駐車場 |
9:12
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湯森温泉ホテル杉の湯で朝食を一番早い7時にしてもらう。約1時間程走ると大台ケ原ビジターセンターに到着をした。センターにて山の様子や登山道の状況を聞く、パンフレット等頂いたり購入もした。出発前にセンタへ電話をして様子を聞いてはあったが、念には念を入れる。雲一つない晴天、山日和の一日がスタートした。歩き出して直ぐに、大台荘前の日出ケ岳・尾鷲辻分岐になった。 |
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日出ケ岳 尾鷲辻分岐 |
10:10
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山道は整備が行届き、らくちん歩きが始まった。程なくするとT字路である。左手には日出ケ岳山頂が見える。前方には熊野灘が遠望出来る展望台がある。良い眺め!
登る事10分で、日出ケ岳山頂に到着。既に沢山の人が集う。ビジタセンターの駐車場は数台残すだけでほぼ満車状態であった。この人達の集まりかな?
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日出ケ岳 三角点
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10:25
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大台ケ原山は、日出ケ岳から正木峠→尾鷲辻→大蛇嵓→シオカラ谷→駐車場と一週できる。参考資料によると、このような右回りコースがほとんどであるものの左回りコースを歩く人もある。出掛ける前にコース選びに迷った。
ビジターセンターで聞くと4コースがある。ビジターセンターで説明を聞いて決まった。ノーマルなハイキングに等しい登山コースの右回りを選択をした。それは日出ケ岳・大蛇嵓・中道コースである。
スタートから中道を行き大蛇嵓までの往復コースは老若男女が楽しめる。 |
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日出ケ岳 山頂展望台 |
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昨日、奈良市見学時、長谷寺に寄る予定が時間が足らず割愛したので下山後、やはり通称牡丹寺という長谷寺の見学をしたい気持ちがあった。
日出ケ岳展望台は360度のパノラマ、晴天の為に山並みの眺望がきくが知らない山ばかりです。地元男性と思われる方が話しているのを横で聞きながら【ふむふむそうかあ~あれが釈迦ケ岳なんだ】と標示板をみる。。。。 |
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日出ケ岳への階段 |
10:44
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日出ケ岳を下山して正木峠へと向う。トウヒの立ち枯れが目立つ、整備された階段を登る両側はシロヤシオの群落であった。咲く頃に来てみたいと思ったが、ここはちょっと遠いので無理かな…??
そういえばこの山に入ってから花に一つもお目にかからない、寂しいものである。 |
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正木峠 |
10:46
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先を進む 立ち枯れを目の当たりにしたかと思うと、多雨地帯を想像させる山道に入る。それにしてもよく整備されている道が延々と続く。小学生低学年と思われる子供達が後に先に、階段をピョンピョンとかけていく。家族はいないのかな~と思った。 |
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正木峰 立ち枯れ |
自然に掘られた山道 |
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11:05
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枯れ木のオブジェをカメラに収めるが、あまりにも太陽の陽射しが強くて浮いてしまう。 写真を楽しんで、ハイキングを楽しんでいると正木ケ原に到着。小さな小さな湿原が見えた。が何にも花らしきものは見えない。 |
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正木ケ原 |
11:23
11:54 |
中道と大蛇嵓への三差路である尾鷲辻に到着、東屋にて早めの昼食をとる。
大人の親子3人とご一緒した。山に入ると皆が知人のような感じで何時とは無しに話が始まる。平城京跡の近くにお住まいの方でした。奈良市内の話やシオカラ谷の話、群馬の赤城山や谷川岳の話、そして九州の話と続く。 |
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尾鷲辻 |
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長袖一枚で充分の陽気であるが、日陰にいると少し寒くなる。
さてさて、話は尽きないがお別れして先に進む。
牛石ケ原はお弁当に丁度良い場所である。さっきの子供達が家族と食べていた。 |
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牛石ケ原 神武天皇像 |
牛石ケ原から大蛇嵓へ |
PM
12:16
12:25 |
大蛇嵓の分岐に来ました。ここは大台ケ原ビジターセンターからシオカラ谷に向って進む左回りコースとの分岐です。こちらから来る方は健脚の方のコースですね。標高差140m程が石の階段だそうだ。下って登った所がこの分岐である。その後が登って下って、又登って下りながらの繰り返しで、標高を上げて日出ケ岳に到着する。 |
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大蛇嵓分岐 |
大蛇嵓突端 |
12:35 |
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大蛇嵓 |
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大蛇嵓 足がすくむ様な突端は狭く順番です。絶景かな!絶景! 右手には蒸篭嵓が谷間からそそり立つ、ちょっとコワイかな? 前方は大峰山脈です。八経ガ岳には季節になるとオオヤマレンゲが咲くという。自然の山で咲くオオヤマレンゲを見たいと思う。季節ごとに花はホンシャクナゲ5月過ぎ、そしてシロヤオ(6月)が開花していくという。ここの大台ケ原山も同じである。 |
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1:21
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奇岩と遠望を楽しんで、大蛇嵓分岐に戻りお茶にする。そして、牛石ケ原から尾鷲辻へと進む。ヨチヨチ歩きの子供を連れた親子が休憩していた。その子はパパに抱っこされて寝ている。気持ち良さそうであった。中道を通って大蛇嵓までは、殆ど高低差が無い。今日もグループでオリエンテーリングが行われているようだ。案内標識をあっちこっちで目にした。 |
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尾鷲辻東屋 |
1:37
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明るい森や暗い森など変化に富んでいる。苔むす場所もある。地表から150cm位はネットが張られていて鹿の食害を防ぐようだ。柵、フェンスも所々見受ける。鳥の声も聞こえ鼻歌を歌いたくなる感じであるが…、歌っていません。 |
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苔むす森 |
1:42
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中道に入ると沢を何度か渡った。登山道に流れる水は平面を流れ、さわさわと気持ち良い。先に手を洗った隊長が『気持良いから』と言うので水の中に手を入れたなら冷たかった。バイケイソウが30cm程に育っている。元木谷、ヒバリ谷への流れる沢沿いにはバイケイソウが目立った。 |
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ヒバリ谷への支流 |
1:49
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大台ケ原山中には、表示板や案内板が沢山有る。木々の事、花の事、地形の出来た様子等。樹木の下枝の高さが揃っているのは、鹿が首をのばして枝葉を食べたブラウジングラインと言う現象。シロヤシオが見事に鹿の食害に合った様子が書かれており分かった。 |
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ツツジの案内板 |
2:07
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心配した8.8kmの長距離も難無く歩けて登山口であるビジターセンターに到着です。群馬から離れている為、コース設定やら色々と不安があったが、この山を選んでが良かった。
やはり百名山です。満足を得る山でありました。 |
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大台ケ原ビジターセンター |
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