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稚内にマイカーをデポしたので、両島内で過ごす身の回り品とリュックサックを持っての移動は、車人間の私達にはちょっと大荷物です。最小限にとどめたのですが、背中と両手に荷物になった。事前に香深港に問い合わせ済です。コインロッカーに預けてリュックサックだけで歩こうと思っている。さっ!恋い焦がれた礼文島は眼の前に迫りました。 |
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利尻島の見学が半日で終わり、その足でカーフェリーに乗って礼文島に渡る。「夢に見た」と何度も言ってしまいますが、その礼文島が目の前に見えてきました。
重たい雲がかかっているなぁ。。。と、心配しながら下船をした。
荷物は大きすぎて受付窓口に、ロッカーと同じ料金で預かってもらった。 |
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礼文島が見えた |
島の様子がはっきりと、でも雲 |
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桃岩展望台コースを歩くには、知床から入った方が楽であるという机上資料によりそうした。ただし、2時間に1本のバスが無いのである。待っているなら歩いたほうが早い。タクシーを使おうと決めたのも出かける前の計画です。 |
知床 スタート地点 売店、手洗がある |
知床口の標識 |
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タクシー会社では予約を受けない旨を事前の問い合わせで聞いていた。当日で大丈夫と言われたが、心配しつつ待合所に行く。カーフェリーが着くとタクシーが待っていてくれた。
知床までの10分間弱、行き届いサービスと案内、お花の説明が素晴らしい運転手さんの車に乗れた。 |
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エゾニュウ? |
知床を振り返る |
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『良いコースを選ばれましたね。』なんて言ってもらう。ツアーの団体さんとほぼ同じにスタートをした。ガイドさん付きで、いいなあ〜と思いました。オオタカネバラの説明をしている長い行列を追い越して、先に進む。なんだか暑い!汗がポタポタと落ちる。 |
少し登った感じ |
オオタカネバラ |
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礼文島って寒いんじゃなかった!? と、頭をひねりながら黙々とダラダラ道を登る。後ろを振り返ると、知床の町並みが眼下になって行った。
タクシーの運転手さんに、帰りの桃岩入口までの迎えを頼んだ。今夜泊まる船泊村の民宿海憧さんの送迎車が、カーフェリーの時間に合わせて17時30分に迎えに来てくれる。それまでには、香深港に到着しなくてはならない。のろのろ隊の脇見歩きと、写真を撮りながら歩き、時間が有って無いような歩きです。『3時間あればゆっくりですよ。』と運転手さんが言っていたので安心している。 |
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林道から山道らしく |
礼文島に咲くセリ科の植物20種=エゾニュー・オオハナウド・オオカサモチ・エゾノシシウド他
このセリ科の植物は見極めが出来ないです。でも綺麗です。 |
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元地灯台 |
チシマフウロ |
知床からのだらだらとした登りは、花は驚くほど無く、ここは本当に礼文島なの?と疑った。
ところが、ちょっと傾斜がきつくなり、元地灯台の頭が見えた辺りからは、目をパチパチ! 擦り! 最大に瞳を開けた。ひゃ〜ぁ!何・何・この景色 何なの! 夢の世界に突入です。膝丈位ある草むらには花が一杯です。進んでも進んでも一人通れるだけの山道に花いっぱい!です。 |
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オオハナウド?とイブキトラノオを見ながら今来た道を振り返る |
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レブンキンバイソウは
桃岩展望コース近辺だけに咲くそう |
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イブキトラノオ |
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レブンウスユキソウ |
エゾカンゾウ |
レブンシオガマ |
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海岸線が見えるところで、イブキトラノオがニョッキ ニョッキと伸び、風に揺れて隣の花と語らっている。
タクシーの運転手さんが、『このような素晴らしい天気にお出で頂いて最高です。初めての礼文島でこの天気は最高ですね。』 と言いました。風がさほど無い事。曇りは花撮影にはチャンスであること。霧がまくのは常の事で気温が丁度良い日は、そうそう無いと言われた。 |
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さっきまでの霧が水滴になってます。チシマアザミの蕾でしょうか? |
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少しもやっている海岸線 |
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元地の海岸線と漁港が見える。
このスポットは、どの案内にも出てくる場所ですね。後から思ったのですが、花をポイントに一枚撮れば良かったと後悔しました。
桃岩が見えたのは、この時だけでした。ちょっと霧が深くなったり、晴れたりで、確認しずらかったです。
「猫岩は見えていますか?」
ツアーのガイドさんにちゃっかり聞いている私です^^;
『今は見えていませんね。今日は無理かもしれません。』 |
元地方面 |
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カラフトハナシノブ |
前を行くツアー団体客 |
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素晴らしい眺め 長閑な散策 いいですね〜。 あっ!我隊もその一員です。 |
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↑隊長の写真です。そう!そうなんです。こういう写真を撮りたかったんだよ。
なに!!撮らなかったん?と、不思議に思われました。
私は小さい花、しゃがんでは撮って、立ち姿で撮っての繰り返し
良し♪と、思うと隊長は、どんどん先に行っちゃうでしょう^^; どちらかが撮っていればいいじゃん。 |
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こんなに大きなフウロソウの株は見たことがありません。条件が良いんでしょうね。そっ〜と!除けて、通りました。 |
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チシマフウロの大きな株 |
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これは何かな |
イブキトラノオの路 |
桃岩展望台 |
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元地灯台から桃岩展望台までの桃岩歩道は、夢見心地で歩いた。国立公園の特別保護地区に指定され、一分は北海道の天然記念になっています。標高0mから高山植物が咲き、一番高い桃岩展望台で244mです。花の山、花の丘でした。
ここからの桃岩は、霧の中で見えなかったです。 |
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桃岩入口 |
駐車場にあるWCと休憩ベンチ |
エゾカワラナデシコ |
先程乗せて頂いたタクシーに電話連絡をした。来てくださるまでの数分、余韻に浸り、うろうろ散策をしていると到着した。
『どうでしたか?』なんて聞かれて「大満足です。♪」と答えた。 ただ、エゾカワラナデシコを見なかったと話すと、『うそでしょ! ほら そこ そこに咲いてますよ。』
いやや。。。足元に一輪咲いてました。他にも珍しい花を2種教えて頂き、歩いて見に行く。花好きが伝わったんでしょうね。
親切にして頂いて、ありがとうございます。礼文島の花の本を教えて欲しいと、話すと、香深港の売店も紹介してくださいました。その本、今 こうやって記録を取っていながら大変役に立ってます。 |
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沢山見た花の中から |
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レブンキンバイソウとアヤメ |
レブンウスユキソウ |
シロウマアサツキ |
ヤマブキショウマ |
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センダイハギ |
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ギョウジャニンニク |
クルマバソウ?エゾキヌタソウ? |
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香深港に17時5分に到着をした。民宿海憧の送迎車は、もう来ていました。タクシーの運転手さんが、『あのマイクロがそうですよ。』という。皆さんその道の方で、その車が、どの宿の送迎車かを知っているんですね。心残りがありますが、タクシーの運転手さんと別れる。ご本人が書かれているブログのアドレスを教えていただいたりして”さようなら”をした
海憧のワゴン車に揺られながら、ゴマフアザラシが見たい話しをすると、宿の前の浜に来ますと言う。後二日間の滞在の間に見られる事を願った。 |
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