北海道大雪山自然探勝路・周遊コース
標高1,600m〜1680m

 
平成26年 7月 8日(火)
 東横INN旭川駅一条通 出発6:50→コンビニ→
 大雪山旭岳RW山麓駅 着8:46
自然探勝路と旭岳↑第一展望台より隊長:フォト

サムネイル標示
 旭岳山麓駅9:20姿見駅9:30 
 姿見駅9:30…第1展望台9:50 9:58…第2展望台10:13…第3展望台
 10:18 10:24…裾合平・姿見池分岐10:29…鏡池岸辺10:34…裾合平方面
 川を渡る10:38…チングルマ群生地10:42 11:07…川を渡る11:13…
 裾合平・姿見池分岐11:21…第4展望台11:33…噴気孔11:52 11:54…
 姿見展望台11:5912:29

 12:30…第5展望台…姿見展望台…小川12:47…姿見駅12:59
 姿見駅13:1013:20 山麓駅13:20
13:50
 大雪山旭岳RW駐車場13:52発→湯元湧駒荘駐車場13:5514:32
 →美瑛の丘 ケンとメリーの木15:05 15:20→セブンスターの木15:26他
 →北西の丘展望公園17:15 阿部俊一写真館→東横INN旭川駅一条通
 18:50(泊)
表示:   → 一般道  …歩き    

  大雪山の懐に入った大きな目的のもう一つは、旭岳裾合平のチングルマ群生を見る事である。ついに今日です。期待に胸が膨らみ目を覚ます。一路、旭岳ロープウエイ駅に向かう。予定では週後半でした。台風8号が発生し北上中である。予定通りだと天候が崩れてチングルマが見られない、北海道まで来た甲斐が無くなってしまいます。晴れマークの続く今、黒岳登山の翌日にしました。山に登って一日休みを入れ、また、山に登っての計画は変更です。
 チングルマ ・ チングルマ♪ 心せく私。 発車の時間を知らせるアナウンスを聞き、切符売り場に急ぐ。

   揺られること10分、姿見駅に到着した。 二人の山岳案内人さんがいらしゃる。それぞれの目的に会った説明をしてくださっていました。間を置いてから 直にお聞きする。「裾合平のチングルマ群生が見たいのですが、状況を教えてください。」
 旭岳ロープウエイ 山麓駅内サムネイル標示  ロープウエイ車内から
  『まだ 裾合平は咲いていません。固い蕾で一つも咲いていませんよ。』
 ええっ! がっが=ん! 頭の中は、早鐘が鳴り響いています。
 ショックで次の言葉が直ぐに出てきません。やはり……7月10日前では早過ぎるんだわ。。。
 

    気を取り直して、これこれ ああで…こうで…ああなんです。
 浅黒く日焼けした逞しい山岳男子の案内人さんは、『それなら ここ この 自然探勝路が満開です。今年は、とても花つきが良くて素晴らしいですよ。ここでゆっくり見学して楽しんでください。裾合平へ1時間30分かけて行かれて、往復で3時間かかってもチングルマは見られません。ならこの園地で、その時間を楽しまれることをお勧めします。』 『裾合平に向かう川向こうは、最高です。』と、おっしゃて頂いた。写真をみせて下さる。 
 そ の よ う に し よ う か ねぇ〜。
 姿見駅
 流れる雲はあるものの快晴! 見事な青空、12℃ 風速3mとの掲示板です。残雪の場所や気温、風速、天気等そして花の情報がしっかり書かれている紹介方法も黒岳と同じです。左回りにしようか、右回りにしようか考えている所に先程の案内人さんがお隣にいらっしゃった。メアカンキンバが咲いている。キンバイの違い、見分け方を教えてくださった 

姿見駅下のテラス 
 (↑)残雪があるものの雄大な山岳景色を正面に見る。旭岳が雲間から顔を出すか否かである
 右回り順当に第1展望台から回ることにして、テクテクと登る。暑い!です。
 第一展望台は大変混雑している。団体さんが到着されたようです。
第一展望台への登り 第一展望台の方位版
   
  旭岳が顔を出し、その優美な姿を見せてくれた。私の落ち込んだ気持ちを払拭してくれるかのようなチングルマの群生が眼の前に現れました。
 第一展望台直下から旭岳
 前を見ても横を見てもチングルマが沢山咲いてます。満開なんです。
 
 【神々の遊ぶ庭】素晴らしい例え方ですね。

   
 第1展望台から第2展望台へ向かう。
チングルマ越しに第1展望台を望む

 
手前 すり鉢池 、中間に鏡池
   
 第三展望台で、大砲のような大きなレンズを付けた二人組さんと話す。「何を撮っているのですか?」 【ギンザンマシコ】と言う鳥らしい。初めて知る鳥の名前で、もごもご言っていると、覚え方を教えてもらった。と同時に『来た!』と、機敏に動作を替えて連続シャッターを10枚位切った。 
 私のカメラでも撮りましたが、望遠能力がここまででした。ボケボケ^^; こちらを向いているのにピントが会わず
 第三展望台 ギンザンマシコ(雄)
   *ギンザンマシコとは?
 氷河期の証人とも呼ばれるギンザンマシコは、 北海道の高山帯でのみ繁殖が確認されており、もともとユーラシア〜北米大陸など高緯度の地域に生息していて、数万年前の氷河期に北海道へ渡ってきたと考えられています。その後、氷河期が終わり、徐々に低地が暖かくなり始めると、寒い環境を好むギンザンマシコは行き場を無くし、高山帯へ取り残されることになりました。このことから、過去に氷河期があったことを示す証人とも呼ばれています。
<旭岳RW→自然探勝路周遊コース→春〜初夏 HP紹介引用>

    第三展望台から下りて、裾合平方面・姿見池方面への分岐を、左、裾合平へと進む。  
   

ここまでに見た花

 
メアカンキンバイ コガネイチゴ キバナシャクナゲ エゾイソツツジ
ツガザクラ 白色を見ました
アオノツガザクラが正しいのでしょうね?
アオノツガザクラ(丸い) コエゾツガザクラ(花が壺形) イワブクロ
エゾノマルバシモツケ アオノツガザクラ(細長い) ツガザクラ ハクサンチドリ

 RW駐車場に到着した時、マイカーは案内人の指示に従って止めたのですが、その止め方に”なるほど。。。”と驚きました。奥から順番に止めるのですが、一台置きなんです。登山の人は、それなりの仕度をするので時間がかかりますし、スペースが必要です。それを考慮した止め方には驚きました。このような止め方を勧めた所に出会ったのは初めてでした。
 後から知ったのですが、ここは有料駐車場で¥500です。下の方に無料駐車場があったのでした^^;
 
  第三展望台分岐から少し下りこんで、憧れの裾合平方面へ向かいます。 つづきは次のページで紹介します。

7/7 大雪山 黒岳 北海道総集編 裾合平入口→第5展望台→姿見駅
つづく
 
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